もとニャリの日々コレゆるゆる

長州藩在住の猫野三毛左衛門もとニャリがゆるゆると参る

桜三昧

2018年03月29日 | 旅行
 かたがたいかがおすごしか。もとニャリでござる。

 さてさて、世の中に絶えて桜のなかりせば と申すが、わしと殿は桜三昧しておるよ。

 まずは長崎県大村市の玖島城の桜まつり。
 隠れキリシタンの旅じゃ。



 そして、熊本県八代市の八代城の桜。
 細川家筆頭家老の居城にして細川忠興殿の隠居場所でもあるな。


 さらに、24・25日と31日4月1日にのみ解放される、熊本城の御幸坂の桜。


 もちろん、わが山口城の桜。一の坂の桜などなど見ごろであるな。


 
 春の心はのどかである。

 左様ならば御免。

切磋琢磨の日々

2018年03月18日 | イベント
 かたがたいかがおすごしか、もとニャリでござる。
 さて、三寒四温。暑さ寒さも彼岸まで。
 本日は彼岸の入りであるな。

 ワシと殿は、心を磨く日々であるよ。
 きにょうは、クリエイティブスペース赤レンガなるところで、中世の楽器チェンバロと、バロック・ヴァイオリンのコンサートに行ってまいった。
 山口市は、大内義隆にサビエルがヨーロッパの楽器を献上したことを記念して、大内菱の家紋とサビエルの紋章を象嵌したチェンバロを所有しておるのよ。

  

 そして、本日はそのフランシスコ・シャビエルを記念した「サビエル記念聖堂」にてパイプオルガン・メディテーションのコンサートである。
 荘厳な音曲を聞きながら、ゆっくりと静かな聖堂でメディテーション(瞑想・祈り)をするというまことにぜいたくな時間であった。
  


 心というものは、意識して磨かねば、日々の生活の苦しみで曇ってしまうと、わしと殿は思うのじゃ。

 さようならば、御免

細川家の旅

2018年03月10日 | 旅行
 かたがたいかがおすごしか、もとニャリでござる。

 先週は殿と旅に出ておった。
 肥後熊本復興支援ツアーにて、細川家の菩提寺跡にお参りし、普段は非公開の茶室を拝見し、細川家の私邸で400年前より形を変えて居らぬ肥後古流でお茶をいただくという贅沢な旅じゃ。

 室礼も見事でござった。
 掛け物は、現細川家御当主の「蓬莱」の文字。
 花入れは、初代細川忠興三斎公の竹の花入れ。
 花瓶も細川家の次期当主様作というなんとももったいないお茶会であったよ。
 お茶菓子はむろん細川忠興公が愛した「加勢以多(カセイタ)」細川九曜紋入りである。
 お茶は小倉山。
 小倉といえば、小倉百人一首であるが、細川家の幽斎公は古今伝授を許された華人であられるからのう。

 なんとも、ミヤビであった。

 夜はホテルで九州の戦国大名をイメージしたフルコースじゃ。
 豪勢豪勢。
 じつに満喫いたした。

 さようならば、御免。