もとニャリの日々コレゆるゆる

長州藩在住の猫野三毛左衛門もとニャリがゆるゆると参る

関ヶ原?

2016年12月28日 | 衣食住、言葉
 かたがたいかがおすごしか。もとニャリでござる。

 さて、クリスマスの飾りを片付けて、お正月の室礼になったのじゃが。
 殿…関ヶ原でございますか???
   

 殿「島津と毛利の家紋が入った陣盾のUSBを買うたで、飾ってみた」

 なんでしょうな。
 めでたいというより、殺伐としたものをかんじるのじゃが…

 さようならば、御免

地蔵盆

2015年08月26日 | 衣食住、言葉
 かたがた、台風一過でござる。
 ご無事であろうか。

 ワシも殿も、何事ものう過ごしておるで、ご放念くだされ。
 庭木が若干折れ申したが、まあ、たいがい大風ちゅうのは、だいしょう被害はあるものである。
 無事が一番。

 さて、先日は「すえなが」殿の和菓子を紹介したが、その商店街には「西向き地蔵」ちゅう、お地蔵さんがあって、8月の末には地蔵盆を近所の方々がなさる。

 お参りすると於接待で、饅頭とお茶をいただける。
 なんとまあ、ありがたい。おたえがたい事じゃ。
 その地蔵盆用の饅頭も「すえなが」殿の特別製でのう。
 通常は「山口まんじゅう」として売っておるが、こたびはお地蔵さんの焼き印がおしてあるのよ。
       

 みなさん、にこにこしながら、「ようお参りでした」ゆうてくれてなあ。
 なあ、皆の衆。
 人類はこねえに優しい、ええ行動ができるのに、なんで、ときに狂ったように互いの血を流すことに熱中してしまうのかのう。

 ワシと殿は、最近、神仏に祈るときは、おのれの事ではのうて、「みなが幸せになれますように」と祈ることにしておる。

 ちと愚痴になった。

 さようならば、御免。

 
 

おすすめ和菓子

2015年08月22日 | 衣食住、言葉
 かたがたいかがお過ごしか。
 暑さにも揺り戻しがあるのかいな。ちと、暑い。

 さて、本日はおすすめの和菓子屋「すえなが」殿を紹介いたそう。

 山口市の道場門前商店街のコープやまぐちのお向かいにある。間口一間ほどのちいさな和菓子屋である。
 ここの和菓子は、庶民的な団子やら饅頭やらであるが、なんちゅうても、あんこと餅が旨いことゆうたら、ほっぺたがおちるほどじゃ。

      

 写真は、麩まんじゅうと、枝豆大福と黒豆大福である。

 夕方6時からは、なんと「たいむせーる」なるもので、このうまうまの和菓子が一個70円ほどでかえてしまうのである。
 むろん、元値も財布に優しい一個100円から90円ほどじゃで、お持たせにもおすすめじゃ。

 ワシ、大ファンなんじゃ。

 山口市に行かれることがあれば、一度、食してごろうじ。

 さようならば、御免。

ぶちええ

2014年09月21日 | 衣食住、言葉
 かたがた、日々風が冷とう感じるもとニャリでござる。
 風邪など召しておらんかな。

 さて、写真は残念ながら放映は終了してしもうたが、ご当地きゃらの「ぶちエージャー」である。
 ぶち=すごく ええ=良い じゃー=~であるなあ
 すなわち、長州弁で「ぶちえーじゃー=すごくいいなあ」という意味となる。

 ちなみに、悪役の名は「わやスラー」で、部下の名前は「テレンコ」と「パレンコ」じゃ。
 わや=むちゃくちゃ スラー=するなあ

 「テレンコ ぱれんこ」とは、「ぶらぶらして、何事もまじめにやらない。怠けている」という時に使用する言葉じゃ。「テレンコぱれんこせんで、まじめにやらんにゃあ」という使い方をする。

 なかなか秀逸なネーミングである。
 ちなみに、ぶちエージャーは中心商店街の愛と平和を守ってござる。

 さて、長州の中でも山口弁は、大内氏がわざわざ京童を一町に一人住まわせて、その言葉を定着させたという由来から、室町期の京都弁が数多く残っておる。
 「忌み言葉」も多いなあ。
 たとえば、物を使い切ってなくなった時。「なくなる」の反対の言葉で、「みてる(満ちる)」と言う。
 「こないだ、買(こ)うた醤油が、はぁ、みてた」ちゅうわけじゃ。
 山間地に行くと、万葉の言葉まで残っておる。
 万葉集の巻の1の第一歌「こもよ みこもち ふくしもよ みぶくしもち…」の「ふくし」とは、山菜などを採るときの、竹のへら(今のシャベルのようなもの)じゃが、山間地ではいまでも「ふくし」と言う。

 言葉の変遷はおもしろいと思うのである。

 さようならば、御免。

 

 

 

あんぺいふ の話

2013年10月13日 | 衣食住、言葉
 かたがた、まっこと天晴れな秋晴れじゃ。
 空気がすがすがしいのう。

 さて、殿。難しい顔してどねいなされた。
殿「もとニャリも儂もええ年じゃで、これからは食い物にも気をつけねばなるまい。ほいじゃて、マクロビちゅうもんをやってみようと思うたんじゃが、なにかしら専門的な食い物を買わにゃあならんみたいで、面倒でのう」
ワシ「そりゃあ、グルテンなんちゃらゆうもんでござりましょう。そねえなもん買わんでも、我が長州藩しゃあ、安平麩がござろう」
殿「ああ。まことやあ。さようであったな。あれなら、スーパーでも売っちょるし、値段もやすいしなあ」
 安平麩は煮物、焼き物にも旨いし、今時じゃあ、ばたーとじゃむでも食うらしい。
 万能じゃな。

 先頃、秘密のなんとやら言うテレビ番組でも紹介されたげな。長州の郷土食じゃ。
 くわしゅうは、こちらをご覧じ。

 http://www.takesyoku.com/fu/

 店長殿の長州弁も味があるよのう。

 食欲の秋じゃが、太らんようにせんとのう。
 お互い「しにあ」じゃで。

 さようならば、御免。