秋の味覚

　かたがた、いかがお過ごしか。
　ふかふかの毛布が好きなもとニャリでござる。

　さて、本日の作ったのは、姫リンゴとユズのふぃりんぐである。
　あとはパイ生地に挟んで焼くだけじゃ。

　殿、早う早うーー。

　さようならば、御免

肉じゃ肉じゃ

　かたがた、いかがおすごしか。
　もとニャリでござる。

　突然、秋が参ったな。
　風邪なっとひかんように、気をつけねばならんぞ。

　さて、普段は和食が好きなわしと殿であるが、まあ、肉が食いとうなることもあるわな。
　そういうわけで、B団で肉じゃ。
　お肉屋さんがやっておる焼き肉屋じゃで、まことに美味である。
　山口市の道場門前商店のコープのお向かいの酒屋の二階じゃ。
　ランチもあるでよう。

　おすすめじゃ。

　さようならば、御免

ユズに梨、それに名水

　かたがた、いかがお過ごしか。
　もとニャリでござる。
　暑い頃はちとワシによそよそしい殿が、最近はまことご寵愛じゃ。ふふん。

　さて、ワシと殿は本日、幕末維新の史跡「大田・絵堂の戦い」の時の奇兵隊の本陣、金麗社のすぐ近くにある道の駅に行って参った。
　殿はそこで、大けな新高梨と洋なしを買われた。




　それから、日本名水百選に選ばれた別府弁天池で水を汲み戻ってきたのじゃ。


　そうそう、長門ゆず吉も買うたで。帰ってからは「ゆずジャム」作りじゃ。


　家の中がユズのええ匂いである。

　さようならば、御免。

鳥獣戯画

　かたがた、いかがお過ごしか。
　もとニャリでござる。

　なんとまあ、いかい寒うなり申した。

　一気に秋よのう。

　殿は、昨日、九州国立博物館に鳥獣戯画を見においでじゃった。
　いかがでございましたかな？
　「……、……、二時間ならんで、二分見た。もう、ええな」
　それはまあ、えらいことでしたな。

　「博物館の外で一時間。中に入ってエスカレーターの下で三〇分。二階に上がって三〇分。展示会場に入って十五分。いちいち列を止めるで、すこしも進まぬ」

　「入り口すぐの所に鳥獣戯画が二巻ひろげてあってな。三〇人づつ入る。その部屋の隣から高山寺の仏宝が並んでおるが、そっちはがらがらじゃ。まずは仏宝、最後の部屋に鳥獣戯画を並べた方が待ち時間は少なくなると思うがなあ」

　渋滞の理論ですな。
　いちいち細かく列を止めるとどんどん列が長くなる。
　少しずつでも列を動かし続けるほうがよいと。

　「ああ、しかし。天神から乗った電車が柳川を宣伝する特別列車の「水都」であったぞ」

　それはようございましたな。

　さようならば、御免