おりいぶ おいる

　かたがた、どえらい雨でござったが、ご無事かのう。
　朝も早うから、かみなりさんが、ドンガラドンガラ言うちょったで、やかましゅうて寝ちょられんかった。

　なにやら、毛皮もぴりぴりしたでのう。
　やれ、難儀じゃった。

　さて、写真は「おりいぶ　おいる　そむりえ」がやっておる、カフェ・キアッケラなる所じゃ。
　ランチもあるでよう。
　なかには、おりいぶ・おいる　販売こおなあもある。
　殿は「おりいぶ・おいるは体にええんじゃぞ」とおっしゃっておったが、たしかに毛並みがつやつやになりそうじゃ。

　さようならば、御免。

祇園さんじゃ

　わっしょい！わっしょい！わっしょい！
　殿～、祭り好きネコの血が騒ぎまする。

　本日から一週間、大内殿のお城下は祇園祭りじゃ。
　本日は八坂さんから御旅所へ御神輿がお出ましになった。
　日本最古の鷺舞や住吉の舞が奉納されたでよう。
　本日はまことに暑い日じゃったが、夕方からは浴衣のかわええお子たちが繰り出して、屋台で楽しんでおる。
　よきかな、よきかな。
　明日はこの日の本の運命を決める入れ札の日とか。
　殿「ワシはもう期日前投票をすませたがな」
　さすが、殿！
　やることやってから、祭りを楽しみませんとなあ。

　さようならば、御免。

あわさんご

　かたがた、いかい恐ろしげな夕立がござったなあ。
　雷さんがごろごろ言うちょった。
　たまげたなあ。

　さて、長州藩の東にある金魚のカタチの周防大島。
　幕末の第二次長州征伐（四境戦争）では、大島口の戦いの舞台となり、幕府群に占領されて四日後に世良修蔵殿率いる第二奇兵隊や真武隊が取り戻した所じゃ。
　現在は高齢化の島、ハワイ移民の島、ミカンの島としてリゾート化されちょるが、ダイビングなるものも盛んでなあ。
　波が穏やかで海が綺麗じゃで、魚釣りにもダイビングにもええ。
　温泉もあるしなあ。
　
　その周防大島には日本唯一の「にほんあさわんご」の群生地がござる。

　http://www.suouoshima.com/turi/awasango.html

　どうじゃ、きれえじゃろ？

　殿が「もとニャリよ。おんしは直（ちょく）にアワサンゴを見に行けんで、これでも見ちょれ」と、きれえなペーパーウェイトを買（こ）うてきてくださった。
　ガラス製でな、枕にするとひんやりして気持ちがええのよ。

　さようならば、御免。

にゃんこサイズ

　かたがた、蒸すのう。
　梅雨明けはいつじゃろうか。
　もとニャリでござる。

　さて、殿。これはなんでござろうか。
　ははあ。黒田藩士なにがし殿からの頂戴物で「おかりな」と申す楽器とな。
　殿「ネコサイズじゃ。ちょうどえかろう。」
　ワシ、練習いたしまする！

　ぴーー。ぷうーー。
　先は長そうじゃ…

　左様ならば、御免。