もとニャリの日々コレゆるゆる

長州藩在住の猫野三毛左衛門もとニャリがゆるゆると参る

紅葉を見に行こうよう

2018年11月25日 | 大内
 かたがたいかがおすごしじゃ。もとニャリでござる。
 さて、大内殿の菩提寺龍福寺の紅葉もそろそろしまいじゃ。
 みごとな紅であるよ。
 これからどんどん寒うなるで、びたみんCをとるのじゃ。
 周防大島のミカンを食うておくれ。
 かの島は橋の水道管を異国の黒船に切られておおごとなのじゃ。
 よろしゅう、お頼の申し上げる。
 さようならば、御免

祇園さんの総踊りじゃな

2016年07月24日 | 大内
 かたがたいかがお過ごしか?
 もとニャリでござる。

 さて、本日は祇園さんの総踊りじゃ。

 「おおうちの~(ドドンコ)おとのさま~(ドドン)」ちゅうお囃子が流れる日であるな。

 曇っておるが、あまり蒸さんで、まあ浴衣でもえかろう。

 神輿が御旅所からもどるのは27日であるか。

 ことしは雨がふらんでえかったのう。

 さようならば、御免。

大内様のチェンバロ

2014年11月09日 | 大内
 かたがた、いかがお過ごしか。
 この土日はしゃっきりせん天気であった。

 ワシと殿は本日、クリエイティブスペース赤れんがなる場所で行われた、チェンバロのコンサートに行って参った。
 毎年、11月か12月に催されるコンサートである。
 大内様の時代にやって参ったシャビエルなる宣教師が、チェンバロの原型となる楽器を大内様に献上したのを縁に、山口市が数年前にシャビエルと大内菱の入ったフレンチ・スタイルのチェンバロを製作いたしたのよ。

 殿は、このチェンバロの「ピロピロした音を聞きながら、うとうとするのがええのじゃ」などと、罰当たりなことを申されつつコンサートを楽しんでおられた。

 昼飯は伊勢橋近くのベジタブル・カフェ「TOYTOY」殿でランチでござった。

 休みらしい休みで、ようござった。

 さようならば、御免。

柳の下水

2014年10月05日 | 大内
 かたがた、秋でござる。
 いかがお過ごしか。殿はじゃっかん「ノドが痛い」そうでござる。
 へそ出して寝るからじゃ。

 さて、大内氏の時代には、この鴻城には三名水なるものがござってな。
「藤の下水」「朧の清水」「柳の下水」じゃ。

「藤の下水」はすでに枯れて道場門前に石碑のみ立っておる。
「朧の清水」は最近、再びわき出したらしいが、市役所が整備に動かんらしく、水はくめぬ。
現在、唯一、大内殿の時代から絶えず湧きだし、汲むことができるのがこの「柳の下水」じゃ。
 市内、県庁の裏手の山の中腹にある。

 家の敷地内でな。
 ありがたいことに、手作りで道を整備なされて、管理してくださっておる。
 野村殿、山本殿には足を向けて寝られぬ。

 山から落ちた清水をそのまま飲める幸福をかみしめたいものよ。

 福島では、すでにできぬようになった幸福じゃ。

 判断次第では、我が藩でもできぬようになるかもしれぬ。

 山の清水を汲みに行った殿は、何度も「ありがたいのう、もとニャリ」と仰せであった。
 まことにさようじゃ。

 浴びるほど電気が使えても、水が飲めねば人は生きてゆかれぬ。
 江戸時代には電気はなかったが、人は生きておった。

 そういう、ことなのじゃ。

 左様ならば、御免。

商店街の中の史跡

2014年04月29日 | 大内
 かたがた、いかがお過ごしか。
 世間では黄金週間なるものであるような。

 殿は植物の植え替えやら、なにやらのんびりお過ごしである。
 「今年はどこにも行かんで、家で休みたい」とよ。
 ワシにとっては嬉しいことじゃな。
 殿に遊んでもらえるで。

 さて、先日参った大内氏のお城下の商店街の中にある由緒正しい寺、本圀寺である。
 大内弘世殿の建立であるぞ。
 ここの桜は毎年、見事でなあ。
 境内も広うて静かじゃで、殿のお気に入りじゃ。
 「隠れ家めいて良いではないか」とおおせである。

 さようならば、御免。