刮目せよ

　かたがたいかがおすごしか。
　朝夕の風が秋の気配。もとニャリでござる。

　さて、ワシの朋輩カズサノスケ殿のそっくりさんを見つけた。

　刮目せよ。

　どっちが本物のカズサノスケ殿であるか？

　　　　　

　　　　　






　答えは、下である。

　さようならば、御免。

　

地蔵盆

　かたがた、台風一過でござる。
　ご無事であろうか。

　ワシも殿も、何事ものう過ごしておるで、ご放念くだされ。
　庭木が若干折れ申したが、まあ、たいがい大風ちゅうのは、だいしょう被害はあるものである。
　無事が一番。

　さて、先日は「すえなが」殿の和菓子を紹介したが、その商店街には「西向き地蔵」ちゅう、お地蔵さんがあって、8月の末には地蔵盆を近所の方々がなさる。

　お参りすると於接待で、饅頭とお茶をいただける。
　なんとまあ、ありがたい。おたえがたい事じゃ。
　その地蔵盆用の饅頭も「すえなが」殿の特別製でのう。
　通常は「山口まんじゅう」として売っておるが、こたびはお地蔵さんの焼き印がおしてあるのよ。
　　　　　　　

　みなさん、にこにこしながら、「ようお参りでした」ゆうてくれてなあ。
　なあ、皆の衆。
　人類はこねえに優しい、ええ行動ができるのに、なんで、ときに狂ったように互いの血を流すことに熱中してしまうのかのう。

　ワシと殿は、最近、神仏に祈るときは、おのれの事ではのうて、「みなが幸せになれますように」と祈ることにしておる。

　ちと愚痴になった。

　さようならば、御免。

　
　

おすすめ和菓子

　かたがたいかがお過ごしか。
　暑さにも揺り戻しがあるのかいな。ちと、暑い。

　さて、本日はおすすめの和菓子屋「すえなが」殿を紹介いたそう。

　山口市の道場門前商店街のコープやまぐちのお向かいにある。間口一間ほどのちいさな和菓子屋である。
　ここの和菓子は、庶民的な団子やら饅頭やらであるが、なんちゅうても、あんこと餅が旨いことゆうたら、ほっぺたがおちるほどじゃ。

　　　　　　

　写真は、麩まんじゅうと、枝豆大福と黒豆大福である。

　夕方６時からは、なんと「たいむせーる」なるもので、このうまうまの和菓子が一個70円ほどでかえてしまうのである。
　むろん、元値も財布に優しい一個100円から90円ほどじゃで、お持たせにもおすすめじゃ。

　ワシ、大ファンなんじゃ。

　山口市に行かれることがあれば、一度、食してごろうじ。

　さようならば、御免。

長府藩長屋門

　かたがた、いかがお過ごしか。
　夕方の雲が少うし秋の気配じゃ。

　大河ドラマの舞台は現在の山口市に移った。
　舞台の近くに現在も、残っておるのが、長州藩の支藩の一つ、長府藩の長屋門じゃ。
　今でも住人が住んでおられる。

　歴史が近くにあることに、どれだけの人が気づいておるかな。

　さようならば、御免。

70年目

　かたがた、猛暑日である。
　ご無事であろうか。もとニャリでござる。

　さて、本日は隣の安芸の国に原爆が人類で初めて落とされた日である。
　殿が一言「『ふたりのイーダ』ちゅう絵本を読んで欲しいのう」と。
　殿はこの本をしょうがくせいなる時代に読んで、いたく心に残られたようじゃ。

　安らかに眠ってください　過ちは繰り返しませぬから

　原爆の碑にはそう、刻まれておるよ。

　では、祈ろうではないか。

　人類が、真に聡明に、なりますように。

　猫族からの願いじゃ。

　さようならば、御免。