もとニャリの日々コレゆるゆる

長州藩在住の猫野三毛左衛門もとニャリがゆるゆると参る

くんくん

2014年11月30日 | グルメ
 かたがた、おはようござる。
 もとニャリじゃ。いかがおすごしか。

 げんざい、殿のお屋敷内はなんともええ匂いがしておる。
 殿「捨て値で売られておった姫リンゴをようけ買(こ)うてきたで、ジャムを作ろうと思うてのう。煮込んでおるのじゃ」
 なにやら、真っ黒でございますな。
 殿「琉球の黒砂糖で煮込んでおるよ。ミネラルなるものが豊富じゃそうな」
 ほほう。
 して、もうひとつ香ばしい匂いが…。
 殿「米粉のパンを焼いたのじゃ。これにジャムをつけてしょくすと幸せになれるであろう」
 まことに、左様でございますな。

 このもとニャリ、お毒味つかまつりまする。

 さようならば、御免。

えびす祭りと御神幸祭

2014年11月23日 | イベント
 かたがた、いかがおすごしか。
 長野の方々はご無事でござろうか。お見舞い申し上げる。もとニャリでござる。

 さて、本日は大内様の御城下の天神様の祭り、そして、商店街のえびす祭りである。
 古式ゆかしい謡いとともに、おなごの着物をを召した男衆が、店に福を掃きこんでおったわ。
 たいそうええ声の謡いでござった。
 鴻城の御城下には、天神様が太宰府にお越しの途中にお立ち寄りに成られたちゅう伝説があって、そのゆかりの祭りも多々ある。
 八月の「福部童子祭り」や9月の「もりさま祭り」やら。
 古式であるなあ。
 よきかな、よきかな。

 さて、余震もおこっておるようじゃ。
 かたがた、どうかご無事であられよ。
 ご大切に、ご大切にのう。

 さようならば、御免。

冬将軍到来

2014年11月16日 | 日記
 かたがた、いかがお過ごしか。
 ここ二・三日、突然の冬将軍のお出ましで風邪など引いてはおられぬか。

 ワシは殿が、座布団サイズの温布団(ほっとかーぺっと)なるものを出してくださったで、その上でぬくぬくとしておる。
 殿もワシに負けず劣らず寒いのはお嫌いじゃで、屋敷の中でなにやら作っておらるる。
 内職ですかな?
殿「100均のプラパンなるもので、おもしろげな根付けができると聞いたで、試作じゃ」
 殿は、細かい作業がお好きですからなあ。
 そんで、あとで「肩が凝った」と騒ぎなさるのじゃ。
 学ばれたらよろしかろう。

 さようならば、御免。

大内様のチェンバロ

2014年11月09日 | 大内
 かたがた、いかがお過ごしか。
 この土日はしゃっきりせん天気であった。

 ワシと殿は本日、クリエイティブスペース赤れんがなる場所で行われた、チェンバロのコンサートに行って参った。
 毎年、11月か12月に催されるコンサートである。
 大内様の時代にやって参ったシャビエルなる宣教師が、チェンバロの原型となる楽器を大内様に献上したのを縁に、山口市が数年前にシャビエルと大内菱の入ったフレンチ・スタイルのチェンバロを製作いたしたのよ。

 殿は、このチェンバロの「ピロピロした音を聞きながら、うとうとするのがええのじゃ」などと、罰当たりなことを申されつつコンサートを楽しんでおられた。

 昼飯は伊勢橋近くのベジタブル・カフェ「TOYTOY」殿でランチでござった。

 休みらしい休みで、ようござった。

 さようならば、御免。

せときららのパン

2014年11月08日 | グルメ
 かたがた、いかがお過ごしか。
 今年の冬は出足が早いノウ。まことに風が冷たい。

 さて、しかしながら我が屋敷には、焼きたてパンのええにおいがたちこめちょる。
 さよう、過日、殿が入手なされた山口県産小麦「せときらら」でパンを焼いてござる。
 
 殿曰く「釜のびは今ひとつじゃが、甘味とコシのあるええ小麦じゃ」とのこと。
 まだ、店では販売されちょらん小麦じゃで貴重品じゃ。

 幕末の萩には「ブレード」なるパンのレシピが残っちょる。酒だねで発酵させた甘いパンじゃ。
 博物館殿が再現為されてなあ。
 来年は大河ドラマで萩が舞台になるで、売り出せばええのにのう。

 さて、商売下手の萩の方々のお手並み拝見じゃ。

 さようならば、御免。