もとニャリの日々コレゆるゆる

長州藩在住の猫野三毛左衛門もとニャリがゆるゆると参る

商店街の中の史跡

2014年04月29日 | 大内
 かたがた、いかがお過ごしか。
 世間では黄金週間なるものであるような。

 殿は植物の植え替えやら、なにやらのんびりお過ごしである。
 「今年はどこにも行かんで、家で休みたい」とよ。
 ワシにとっては嬉しいことじゃな。
 殿に遊んでもらえるで。

 さて、先日参った大内氏のお城下の商店街の中にある由緒正しい寺、本圀寺である。
 大内弘世殿の建立であるぞ。
 ここの桜は毎年、見事でなあ。
 境内も広うて静かじゃで、殿のお気に入りじゃ。
 「隠れ家めいて良いではないか」とおおせである。

 さようならば、御免。
 

紫木蓮咲く

2014年04月20日 | 日記
 かたがた、いかがお過ごしか。
 もとニャリでござる。

 さて、時として初夏の風を感じる今日この頃、ほてほてと散歩しちょったら、そりゃあ見事な紫木蓮がござった。
 よきかな、よきかな。
 桜は散ったが、季節は移ろうておるなあ。
 
 さようならば、御免。

鶯の鳴く徳利

2014年04月06日 | 日記
 かたがたいかがお過ごしか。

 本日はえらいたまげた。
 朝、一天にわかに、かき曇ったかと思うたら、なんと雹がばらばらと降り出してのう。
 「春とは思えんのう、もとニャリ」と殿も嘆いてござった。

 ちょうど殿は楽市楽座(フリマ)にご出陣でしばーらくテントの下で雨宿りをしておられたが、「こりゃあ、だめじゃな」と濡れながらお帰りになった。
 「しかし、おもしろいモンを手に入れたぞ、もとニャリ。酒をつぐと鶯が鳴く徳利じゃ」と、殿が見せてくだすったのが、写真の徳利じゃ。
 徳利の中が二つに仕切られておって、鶯の腹に笛穴があってのう、酒をつぐと笛が鳴るちゅう細工じゃ。
 大人の遊びであるな。

 殿「これで葉桜の下、ぬる燗でやりたいものよのう」
 ようございまするなあ。

 春の嵐も早うおさまってほしいものじゃ。

 さようならば、御免。