もとニャリの日々コレゆるゆる

長州藩在住の猫野三毛左衛門もとニャリがゆるゆると参る

ど根性じゃな

2012年06月30日 | 日記
 かたがた、いかがお過ごしか。梅雨も本番じゃのう。

 散歩に出られんで、ワシちっとくさくさしとる。
 ほしたら、家の近所で見つけたで。
 根性のあるオキザリス殿じゃ。
 こねえな、狭いところからすっくと伸びておらるるわ。
 ワシも腐っとる場合じゃあないのう。

 照る日もありゃあ、降る日もあるでの。

 さようならば、御免。

ん~!美味じゃ!

2012年06月25日 | 日記
 かたがた、梅雨じゃのう。
 からりっと晴れた日に干したふくふくの布団でゴロニャンしたいもんじゃ。

 さて、ごろうじ。
 ビワじゃ、ビワじゃ。ようけ、あるのう。
 ワシ、ビワ大好きじゃで、こねえにあると嬉しゅうなる。
 この種を植えたら実がなるかのう。
 いやいや。ビワは庭木にしちゃあ、いけんちゅうて、昔からゆうからのう。
 ビワの葉の茶は薬にもなるが、それゆえにビワを庭木にすると病人が増えるゆうて、忌んだものじゃ。
 ビワの木は木刀にするには、ええ木なんじゃがな。

 さて、いただこうかの。

 さようならば、御免。

彩雲かのう?

2012年06月23日 | 日記
 かたがた、いかがお過ごしか?
 夏至も終わったのう。

 夕方の散歩に出たら、きれえな雲が出ちょった。
 彩雲かのう?
 吉兆であればよいのう。

 かたがたの幸いを祈っちょったでな。

 さようならば、御免。

ビワ茶じゃ

2012年06月19日 | 幕末
 かたがた、大風は大丈夫でござったかいのう。

 こちらは、ちと雨が降ったくらいで大事ないでな。

 さて、この時期は梅雨じゃが、140年前幕府と長州が戦ったのはちょうどこの時期であった。
 梅雨時で蒸し暑うてな。
 で、幕(ばく)の軍はな、まだ火縄銃じゃったりしてな。
 こっちは雷管式の銃じゃで雨は関係ない。
 遠目に見るとのう。火縄と雷管式は肩にかつぐ左右が違うんじゃ。
 一目でわかる。
 ほいで、幕(ばく)の将は戦国時代のごとくある大鎧なんぞ着ておってなあ。
 いまでいう、熱中症じゃ。雨でぬかるんだ道を行軍するのに、30キロも40キロもある大鎧着ておってどねいになろうかい。戦(いくさ)になりゃあせん。
 こっちは、筒袖にダンブクロじゃ。ひょいひょい、ぬかるみを飛び越えて、木陰や岩陰からミニエーで狙撃するわ。匍匐前進で忍び寄るは。そうじゃ、「長州の寝撃ち」ゆうのは村田蔵六殿のお仕込みよ。
 散兵戦術ちゅうてなあ。
 
 で、無事に幕の軍を撃退したら、萩の毛利の大殿様から褒美に暑気あたり避けのビワ茶を兵にくだされてな。しかも将には奥方様手縫いの袋にビワ茶がつめちゃあってな。
 ワシの前世の殿は押し頂いておられたわ。

 ありがたいことよのう。

 さようならば、御免。