8月29日未明。ものすごい豪雨を体験した。
激しい雷鳴とわが愛犬のおびえる鳴声で目が覚め、ふだんとは違う雨音から、激しいたたきつけるような雨が降っていることを悟った。
前日から、東三河で大雨と洪水の情報があったので、ここもその余波を受けている程度のことと思い、わんこをなだめつつ夜明けが来るのを待った。
朝、テレビは隣街「岡崎」の豪雨と洪水のニュースであふれていた。
全域に避難勧告。家が水没し自宅内で亡くなった方。家の中にいて流され行方不明になった方…。信じられないようなニュースが流れている。
鉄道も寸断され通勤は不能。
いや、今日は先週の日曜の代休でだった。どうも相変わらず悪運はいいらしい…。(-_-;)
ネットでアメダスを確認したところ、岡崎の最大時間雨量は午前2時の146.5mm。日降水量は263.5mm。もちろん岡崎の観測史上1位の数値であった。
でもこれは、観測地点での数値。観測地点以外ではどれだけの雨が降ったのか…。
もちろんこのあたりも、相当の豪雨であったが、ここまで降ったように思えないし、周辺の観測地点でもここまでの数値は記録していない…。
地形的な要件もあるだろうが、矢作川の右岸・左岸でこうも状況が違うものかと、何よりそれが驚きだった。
気象解説では、何夏の終わりに年にかに1度訪れる「豪雨」で、平成13年の「東海豪雨」と同じメカニズムのものとのこと。
今回の豪雨も東海豪雨にしても確かに同じ「メカニズム」かも知れないが、これまでにこれほど激しく降り続くことが、頻発したのだろうか。
今回の豪雨やここのところのゲリラ豪雨、そして猛暑。異常な気象が続いている。
間違いなく地球の気象環境が崩れ始めているように思えてならない。その原因は、もちろん私たちの生活にあるように…。
昨日、橋の上から見た矢作川の流れはは荒れ狂っていた。そして消防署員が橋の上からその川の流れを見つめていた…。
今朝、豪雨で流され亡くなった方が、三河湾の離島で見つかったというニュースが流れている。
今回の豪雨でなくなった方々のご冥福を祈りたい…。