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身の程知らずの独り言

音楽的にも文学的にもダメダメな♀が、身の程もわきまえず、好き勝手な戯言(主に、中島みゆきさん)を記しております。

みゆきさんの声、その6"Tell Me, Sister "

2014-03-29 01:36:20 | 中島みゆきさん(声)
みゆきさんの声シリーズ、何故かまだ続きます。(笑)

自分でもこんなに"声フェチ"だと思ってなかったので、驚いてます。(^^;

「Tell Me, Sister 」(短編集)。

何故か、無性に聴きたくなる曲です。

そう、"何故か?"なんです。

今までに曲名を出した曲は、結構ハッキリとした理由付けができる曲なんですが、この曲は抜きん出た理由がないんですが、好きなんです。

どうしても一番好きな曲を選べと言われれば、最後まで迷う曲の1曲と言ってもいいほど、好きなのに。

で、よくよく考えてみました。

結論は、メロディーも好きですが、やはり"声"です。

この曲、歌声と歌い方にストーリーに合わせた「起承転結」があるんです。
(いつもながら、この曲の事は周知の事実として話は進みます(笑))

歌い出しの子供の頃の回想(?)。

「♪自分が嫌いだった ~ ♪」

は、幼声(いわゆるアニメ声)に近い歌声と歌い方。

次に、彼女との出会い。

「♪時は流れ ある日突然 全て備えた彼女に会った ~ ♪」

歌声も、歌い方も少し大人になった。

そして、サビ。

「♪Tell Me, Sister 真似させておくれよ ~ ♪」

少しドスの利いた節回で、切ない歌声。

2番は彼女と出会った後から始まるので、

「♪全ての男は彼女に夢中だった ~ ♪」

彼女と出会った少し大人の歌声。

彼女への羨望の気持ちは、

「♪悪口を言われない運命って ~ ♪」

幼声に近づけて、少し拗ねたように歌う。

次に、

「♪時は流れ ある日突然 この世にいない彼女を知った ~ ♪」

切なさと、優しさの混じった歌声。

そして、サビ。
 
「♪Tell Me, Sister 教えておくれよ ~ 「そのままでいいのに」と微笑みだけが残った♪」

切なく、徐々に激しく、力強く、ドスの利いた節回しで、後悔の念が滲み出る歌声。

そして、一番最後の

「♪残った♪」

一番の優しさを込めた歌声。

こんな細かな分析は、野暮だと思います。
(本当は、もっと細かく書きたいのですが、さすがにこれ以上歌詞を載せるのは問題があるだろうと自主規制しました)

しかし、みゆきさんの声の凄さをわかってほしくて、野暮を承知で書きました。

また、自分自身の"何故か"にも答えが出せた気がします。

さりげない歌声や歌い方の変化で、歌の表情をくっきり浮かびあがらせているから、明るめのメロディでサラリと聴けるわりに、強く魅かれたんだと思います。

何より、私が好きなみゆきさんの歌声が、全て入っていますしね。
(^^)

他にも表情豊かな曲はいっぱいあります。

でも、だいたい劇的なんです。

幼声から切なく劇的に歌うあげていく
「お月さまほしい」(ララバイ SINGER)
のような曲とか。

しかし、「Tell Me, Sister 」のさりげなさが凄いと思うんですね。

まあ、私の思い入れ、思い込みかもしれませんが(笑)。

この曲もコンサートでは歌われていないんですよ。

是非とも聴きたいのに、、、(>_<)

やはり、私の好みって、天邪鬼なのかもしれませんね。

「過ぎゆく夏」(短編集)を"縁会"で聴けた時には、感動しました。
(「♪清(すが)しきものよ」が好きなの)

あの感動を
「カーニバルだったね」(心守歌)と
「Tell Me, Sister 」(短編集)
でも味わいたいんですが、無理でしょうかね。
(-_-;)

また、妄想で遊んでしまいました。(笑)

読んでいただき、ありがとうございました。(^^)

では、また(^-^)


















コメント (2)
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