"あーてぃすと"
変換ミスでは、ありません。
(おっちょこちょいの私でも、カタカナへの変換くらいできます。(笑))
みゆきさんが、ご自分を茶化す時に、使われる"あーてぃすと"と言う言葉は、"アーティスト"でも"artist"でもないと思うのです。
例えば、『何たって"あーてぃすと"だからさ~』なんて、抑揚を付けて笑いながら言われる時は、ひらがなの"あーてぃすと"に聞こえるんですね。(笑)
そして私は、みゆきさんがご自分のことを、カタカナの"アーティスト"や英語の"artist"と聞こえるように言われるのを聞いたことがないんです。
これまた、私の勝手な妄想なんですけど、みゆきさんはご自身のことを"アーティスト(芸術家)"とは捉えてないのではないかと思うんです。
みゆきさんは、職業人としての自覚が強い人だと思います。
私には、芸術家と言うより、プロ意識が強い職人のイメージなんですね。
アーティストというより、マイスター。
芸術家気質よりも、職人気質。
そりゃあ、あれだけの曲を作り、歌いあげるんですから、ミューズに愛されてる方だと思います。
しかし、それに溺れることなく、自分を冷静に見ておられると思うんです。
故筑紫哲也氏との対談での『実用品』発言を聞いた時に、自分の商品価値を冷静にみている人だなと、やはり頭のいい方だと思いました。
また、15年前のインタビュー記事に、『しょせんはコンテンポラリー、日本語で言えば流行歌』、『それがわたしのスタンスですから。アイデンティティですから』と仰ってました。
その後で、『それを自分のスタンスとした上での、歌の言葉の可能性っていろいろあると思うんだ、、、』と話は続いていきます。
(『満月みゆき御殿』)
この記事は"夜会"の10年にあてて、『"夜会"というコンサートのこれから』というタイトルのインタビュー記事です。
上記のコンテンポラリー発言の後、"夜会"自体をコンテンポラリーにするという話をされているんですが、改めて読み返して、"夜会工場"の構想はこの頃にあったのかなと思いましたね。
他にも、職人芸と思ったのが、『誕生』(シングル、EAST ASIA )を作った時のエピソード。
(月刊カドカワ1992年11月号)
主題歌となった『奇跡の山―さよなら、名犬平治―』の映画と同時進行で作っていったそうです。
また、監督の注文は、エンディングのタイトル・ロールの時間に合わせて欲しいというのと、歌詞にインパクが欲しいくらいで、内容はおまかせだったと語っておられます。
これを読んだ時、"あの『誕生』を長さの制約を受けて作ったんだ、スゴイ! やっぱり、プロは違う!"とただただ感心しました。
現代の匠だと思いませんか?(^^;
今日もまた、妄想が暴走というか、爆走してしまいました。(笑)
こんなこと書きながら、『好きな女性アーティストは?』と質問されると、普通に"中島みゆき"と答えるんですがね、、、(--;)
呆れた方も多いと思いますが、お読みいただきありがとうございました。
(^^)
では、また(^-^)
変換ミスでは、ありません。
(おっちょこちょいの私でも、カタカナへの変換くらいできます。(笑))
みゆきさんが、ご自分を茶化す時に、使われる"あーてぃすと"と言う言葉は、"アーティスト"でも"artist"でもないと思うのです。
例えば、『何たって"あーてぃすと"だからさ~』なんて、抑揚を付けて笑いながら言われる時は、ひらがなの"あーてぃすと"に聞こえるんですね。(笑)
そして私は、みゆきさんがご自分のことを、カタカナの"アーティスト"や英語の"artist"と聞こえるように言われるのを聞いたことがないんです。
これまた、私の勝手な妄想なんですけど、みゆきさんはご自身のことを"アーティスト(芸術家)"とは捉えてないのではないかと思うんです。
みゆきさんは、職業人としての自覚が強い人だと思います。
私には、芸術家と言うより、プロ意識が強い職人のイメージなんですね。
アーティストというより、マイスター。
芸術家気質よりも、職人気質。
そりゃあ、あれだけの曲を作り、歌いあげるんですから、ミューズに愛されてる方だと思います。
しかし、それに溺れることなく、自分を冷静に見ておられると思うんです。
故筑紫哲也氏との対談での『実用品』発言を聞いた時に、自分の商品価値を冷静にみている人だなと、やはり頭のいい方だと思いました。
また、15年前のインタビュー記事に、『しょせんはコンテンポラリー、日本語で言えば流行歌』、『それがわたしのスタンスですから。アイデンティティですから』と仰ってました。
その後で、『それを自分のスタンスとした上での、歌の言葉の可能性っていろいろあると思うんだ、、、』と話は続いていきます。
(『満月みゆき御殿』)
この記事は"夜会"の10年にあてて、『"夜会"というコンサートのこれから』というタイトルのインタビュー記事です。
上記のコンテンポラリー発言の後、"夜会"自体をコンテンポラリーにするという話をされているんですが、改めて読み返して、"夜会工場"の構想はこの頃にあったのかなと思いましたね。
他にも、職人芸と思ったのが、『誕生』(シングル、EAST ASIA )を作った時のエピソード。
(月刊カドカワ1992年11月号)
主題歌となった『奇跡の山―さよなら、名犬平治―』の映画と同時進行で作っていったそうです。
また、監督の注文は、エンディングのタイトル・ロールの時間に合わせて欲しいというのと、歌詞にインパクが欲しいくらいで、内容はおまかせだったと語っておられます。
これを読んだ時、"あの『誕生』を長さの制約を受けて作ったんだ、スゴイ! やっぱり、プロは違う!"とただただ感心しました。
現代の匠だと思いませんか?(^^;
今日もまた、妄想が暴走というか、爆走してしまいました。(笑)
こんなこと書きながら、『好きな女性アーティストは?』と質問されると、普通に"中島みゆき"と答えるんですがね、、、(--;)
呆れた方も多いと思いますが、お読みいただきありがとうございました。
(^^)
では、また(^-^)