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身の程知らずの独り言

音楽的にも文学的にもダメダメな♀が、身の程もわきまえず、好き勝手な戯言(主に、中島みゆきさん)を記しております。

あーてぃすと

2014-03-19 07:22:46 | 独り言&みゆきさん
"あーてぃすと"

変換ミスでは、ありません。
(おっちょこちょいの私でも、カタカナへの変換くらいできます。(笑))

みゆきさんが、ご自分を茶化す時に、使われる"あーてぃすと"と言う言葉は、"アーティスト"でも"artist"でもないと思うのです。

例えば、『何たって"あーてぃすと"だからさ~』なんて、抑揚を付けて笑いながら言われる時は、ひらがなの"あーてぃすと"に聞こえるんですね。(笑)

そして私は、みゆきさんがご自分のことを、カタカナの"アーティスト"や英語の"artist"と聞こえるように言われるのを聞いたことがないんです。

これまた、私の勝手な妄想なんですけど、みゆきさんはご自身のことを"アーティスト(芸術家)"とは捉えてないのではないかと思うんです。

みゆきさんは、職業人としての自覚が強い人だと思います。

私には、芸術家と言うより、プロ意識が強い職人のイメージなんですね。

アーティストというより、マイスター。

芸術家気質よりも、職人気質。

そりゃあ、あれだけの曲を作り、歌いあげるんですから、ミューズに愛されてる方だと思います。

しかし、それに溺れることなく、自分を冷静に見ておられると思うんです。

故筑紫哲也氏との対談での『実用品』発言を聞いた時に、自分の商品価値を冷静にみている人だなと、やはり頭のいい方だと思いました。

また、15年前のインタビュー記事に、『しょせんはコンテンポラリー、日本語で言えば流行歌』、『それがわたしのスタンスですから。アイデンティティですから』と仰ってました。
その後で、『それを自分のスタンスとした上での、歌の言葉の可能性っていろいろあると思うんだ、、、』と話は続いていきます。
(『満月みゆき御殿』)

この記事は"夜会"の10年にあてて、『"夜会"というコンサートのこれから』というタイトルのインタビュー記事です。

上記のコンテンポラリー発言の後、"夜会"自体をコンテンポラリーにするという話をされているんですが、改めて読み返して、"夜会工場"の構想はこの頃にあったのかなと思いましたね。

他にも、職人芸と思ったのが、『誕生』(シングル、EAST ASIA )を作った時のエピソード。
(月刊カドカワ1992年11月号)

主題歌となった『奇跡の山―さよなら、名犬平治―』の映画と同時進行で作っていったそうです。
また、監督の注文は、エンディングのタイトル・ロールの時間に合わせて欲しいというのと、歌詞にインパクが欲しいくらいで、内容はおまかせだったと語っておられます。

これを読んだ時、"あの『誕生』を長さの制約を受けて作ったんだ、スゴイ! やっぱり、プロは違う!"とただただ感心しました。

現代の匠だと思いませんか?(^^;

今日もまた、妄想が暴走というか、爆走してしまいました。(笑)

こんなこと書きながら、『好きな女性アーティストは?』と質問されると、普通に"中島みゆき"と答えるんですがね、、、(--;)

呆れた方も多いと思いますが、お読みいただきありがとうございました。
(^^)

では、また(^-^)





コメント
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