おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

たい焼き

2009年11月27日 | 日記・エッセイ・コラム
今週はずっといる
 
近くのスーパーの駐車場
たい焼きの屋台がずっとある
今日もあった
 
夜、チューハイ用の炭酸水と
氷が無かったんで、お買い物に
このスーパー
夜の7時を回ると出入り口が一箇所に
集約される
原付で行って、いつものように駐輪場に
正直に停めると、出入り口は反対側
 
(そうだった!)
 
が、メットもメットイン済み
仕方がない
反対側の入り口まで歩いていくことに
 

 
駐輪場から入り口までの
この道中の真ん中に、たい焼きの屋台がある
苦手だ
いたってこういう位置取りは苦手だ
 
断り下手と言うか、気が弱いというか
こういう状況で声を掛けられると
どうも、こうも
つい、買ってしまうことが多い
 
あと、反対に気の弱そうな人が
やってたりすると、これまたつい買ってしまう
この時は
 
(買ってあげたい!)
 
へんな正義感?が芽生えてしまうのだ
 
氷と炭酸水
氷と炭酸水
氷と炭酸水
 
まるで“初めてのおつかい”のように
買いに来たものを思わず復唱し
たい焼きは買わなくてもいいと
自分に言い聞かす
 
それほど気合を入れて屋台の前を通りすぎたが
親父はどうもトイレットタイムのようで
通り過ぎた時に、前から歩いてきた
 
(あぁ、よかった)
 
と、一瞬思ったが、次の瞬間
大事な事を思い出した 
 
(帰りもあの屋台の前を通りすぎる)
 
来た道を戻らないと、駐輪場には辿り着けない
次のトイレットタイムまで
待つと言う究極の選択も思いつくが
おそらく、そんな事を実行する人間は
この世に三人といないだろう
 
そこまですることもでないからね
 
で、買いに来たのは氷と炭酸水
すぐに買って、意を決して店を出る
原付がおいてあるところまで歩く
 
晩酌の途中
晩酌の途中
晩酌の途中
 
甘いものは駄目よ!と自分に言い聞かす
 
(一匹ぐらいなら・・・)
 
葛藤は続いたが、やっぱ、この時間から
餡子の詰まったたい焼きは・・・・
 
誘惑とおっさんの視線に打ち勝った
 
明日も居れば、買ってやろうか
 
 


コメント
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