雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

頼まれごとが断れない。

2011-08-12 21:11:09 | works
今日も通勤電車が思ったほど空いていないので、皆さまもお仕事なのかと思いながら電車に揺られて通勤しました。ワタクシは本社にお小言を頂戴しに出かけるために、9:30ぐらいに再び大江戸線に乗ったのですが、その時は、さすがにいつもと比べると空いているなと感じました。大江戸線のおかげでそれほど外を歩かずに済むようになりましたが、それでも10:00前だというのにあの暑さは一体何?と思ってしまいました。西新宿の高層ビル群はヒートアイランド東京の元凶のような場所です。お小言をいただきに本社に参上するだけでもいい加減にげんなりするのに、尋常ではないアスファルトの照り返しで、げんなり感がものすごい勢いで増幅されます。本社もお盆どころではない人々が必死にPCを睨んでおり、お小言を右から左に流しながら、辛いのは自分だけじゃないとミョーな連帯意識を持ちました。

西新宿あたりで暖められた空気が都内の北西部に向かうために、ワタクシの住んでいる区はいつも23区内の最高気温を記録するのだと聞きます。とりあえず本社の上役さまに丁重に頭を下げ、お盆過ぎに事務所内の方針を固めて持ってくる旨を申し述べ、逃げるように事務所に戻りました。最寄り駅から事務所まで徒歩10分弱なのですが、暑くて行き倒れるんじゃないかと思いつつ、ヨレヨレになって事務所にたどり着いた次第。あまりの暑さに脳が溶けており、事務所に着く頃には本社でどういうお小言をいただいたのかも忘れてしまいました。ひとまず謝ってきたのはいいけれど、どうやって事務所内の意見を調整するかを考えたら、行き倒れたほうがマシだったと思い始めました。要するに仕事の押し付け合いになるのは目に見えているので、永遠にお盆休みが続けばいいのにと現実逃避を始める始末。

南の島でも温泉でもシティホテルでも何でもいいので、数字と人間関係が追いかけてこないところはないものかと真剣に検討をしている間にも、ワタクシに向かって「来週の何日はいますよね」という言葉が何度か浴びせられた気がします。ワタクシの夏休みは一体いつになるのか全く不明のまま、気がつけば卓上カレンダーの来週の一列には予定がびっしり埋まっておりました。頼まれごとを断れないワタクシの自業自得ではあるのですが。