バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

ケイエスの負傷

2011年02月21日 | アメリカ生活


タイトルがストレートなので、最初っから言っておきますが、
私は大丈夫です。

(こうやってのんきにブログの更新なんぞしてるし)



<負傷その1>

数日前、確かミディを獣医に連れて行った日の夜、フリスキーと夜の階段でふざけあっていた際
階段をさささっとすばやく上ったまではよかったが、上りきった
と思った階段はまだ終わっておらず、余段があった。

思いがけぬ段差につまずき、右足首を強く打撲。

みるみるうちに腫れてゆく右足首。
つまづいた際、『げっ』と大声で悲鳴(これは悲鳴?)
を上げたのでハニバニが飛んできた。

腫れた足首を見て、





















『これは、いつもの大きさじゃないの?』












その一言にあまりにも腹が立ち、痛みが瞬く間に遠のいた。

とりあえず歩けるので骨折はしていないものと判断。

そういえば私はとても単純簡潔、というか、外傷があった場合、歩ければ骨折およびヒビもないものと見なし、
内科的な問題も、食べられれば問題なしという結果に落ち着く。

私みたいなのが『あなた手遅れですですよ』とか医者に言われそうなタイプであることは間違いないだろう。



足首の話に戻す。

とにかく、次の朝、ナマコみたいな打身の色が出ているだろうと思ったら
何も起こっていなかった。痛みも全くなかった。

怒りは痛みをも消し去るのね。

『階段を下りるときに怪我をする人は多いけど
上りで負傷する人ってケイエスが初めてかもよ。』


と笑うデリカシーのないハニバニ。

笑ってくれ、思う存分にな。





<負傷その2>


今日の話。


仕事が終わって駐車場を歩いていると、いきなりバランスを崩して転倒。

それがとても不可解であった。


平地をゆっくり歩いていて、いきなり後ろからどつかれたみたいにつんのめるっての?

前にどんどん倒れてく自分をコントロールできないっつーか
顔で着地しないように両手を顔の前に持って行くことにフォーカスするので必死だったわけだ。

やっと着地したときには周りを歩いていた同じ会社の人がぶわ~~~っと集まってきて
手を差し伸べてくれた。

恥ずかしさに窒息しそうになりながら、

『あはは。バランスを失ってしまいました。』と言うと、
ある女性は何を思ったか

















『私、クラッカーを持ってるの。食べる?』






私があまりの空腹で気絶したかと思ったのだろうか。
それにしても彼女のあまりもの優しさに胸を打たれてぐっとなりかけた瞬間、自分の持っていたカバンが
信じられない場所に落下しているのが滑稽で、その場でゲラゲラ笑い出しそうだったが
それをすると『かわいそうに。彼女頭を打ったらしいわ。』と思われてはいけないので
出来るだけクールに立ち上がり、お礼を言って、ASAPでその場を立ち去ることで頭がいっぱいであった。



膝をひどく打ったようで、あまりもの痛さに膝の皿が割れたかと思った。
とりあえず歩けるので、ちょっと安心。

家に帰って、ハニバニに駐車場でこけたんよと話すると、

『え!もう路上が凍結するほど寒くなっとるん?』

(北バーニアは今夜から明日、雪の予報がでています)

と言うので、事情を説明したら

『え?平地でなんでこけるん。
平地ですっ飛んで負傷するなんてケイエスが初めてかもよ。』


そういってまた体を折り曲げてゲラゲラ笑うのだ。

(人の不幸を笑っちゃいけんのんよ)



時間が経つと膝が腫れてきた。


見たいでしょう?(「見たくない」と言う人の意見無視)










写真はたいしたことないが、
実はこの負傷で、仕事着のおされなパンツとハイヒールがダメになった。

2つとも擦り切れちゃってね(涙)
私のために犠牲になったと思って感謝してサヨナラしよう。

あれが夏の暑い日で、膝丈のパンツでサンダルなんか履いてたら
怪我も酷かったと思われる。

それこそ流血騒ぎだね。



膝があんなことになりながらも
私は「歩ける≒大丈夫」の定義を頭にぶち込み、せっせと夕飯の準備をする。


今日は




簡単にチキンパニーニサンドイッチ。


痛くても「美味し~」と思えるあたり、やっぱり大丈夫だ。



その後、いつものウォーキングに出かけた。
最初の10分は、歩き始めたことを後悔するほど痛かったが、
それに慣れてくると、痛みも和らいでくることがわかった。

プチマゾの気があるんだろうか。



明日はそれこそナマコか茄子みたいな打身になるんだろうな。





まあ、ミディも私も大丈夫です。

ミディに至っては、食欲もありますし、おしっこも普通の色と量と回数です。

ご心配をおかけしましたが、たくさんの温かいお言葉をかけていただきました。
ありがとう!


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ずっと昔広島市内でチャリに乗ってて転倒したことがありました。
そのときは流血事故だったのに誰も近寄って声をかけてくれませんでした。
今回すばやく私に駆け寄ってくれて助けを差し伸べてくれたことがとても嬉しくて、
単純にも『アメリカの市民権取ろうかな』など一瞬思ったぐらいです。


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