バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

「可愛い」を手に入れた代償

2021年08月28日 | 猫の話

フリちゃん、今日は朝からキリリとしておりました。


金曜日の夜恒例、ハニバニは夜更かしで
私も少しだけ遅くまで起きていました。


と言っても12時には眠たくて、ベッドへ向かいました。


週末はハニバニが寝る午前3時ぐらいまで、私は寝室のベッドでフリちゃんの様子を見ながらウトウトし、
それからハニバニと交代して1階へ下りて行くのです。


こないだは、フリちゃんは同じベッドでも
私からはちょっと離れた場所で寝ていたけど
昨夜はじっと私の顔を見ながら近づいてきて
そっと左わき腹へ横たわってくれました。


それがとても嬉しくて、涙がまたボロボロ出てきて、こうやって泣いてるとまた彼女は嫌がってよそへ
行っちゃうんだろうなと思ったら、彼女は右手をそっと私の左腕に添えてくれて、その瞬間何て言うか
このまま彼女を抱えて一緒に消えてしまいたいって思いました。


こんなに愛おしくて可愛らしいものが、そのうち目の前からいなくなるなんてと思いながら、
昨夜は次の日絶対に顔が別人レベルになってるんじゃないかと思うほど泣きました。


午前3時ぐらいにハニバニが寝室に入って来て目が覚めたら、フリちゃんはまだ腕の中にいて、
私の顔は乾いた涙でガリガリになっていました。


目を覚ましたフリちゃんはそのままハニバニがいる方へ行ってしまったけど、私は下に下りながら
彼女の温かさが残る左腕をさすりながら、なんだかすっきりした気分でした。


どこかのネットで読んだことがあります。


愛する生き物と過ごす時間がわずかになって悲しみと直面するのは、『可愛い』を手に入れた代償


そうだよなーと、しみじみ。


しかもその『可愛い』を手に入れて一緒に過ごした時間が長ければ長いほど、その代償は大きいわけで。


今日は私は何もせず、ただフリちゃんのいる寝室で過ごしました。





静かに裏庭を見つめる彼女、を見つめる私。


全然退屈じゃなかったな。


時間がたつと彼女もうとうとしてきて
体を崩してそこへ横たわるのだけど





そのまま爆睡しちゃうので、
それを知らずにふいに部屋に入って来てこの様子を見るとけっこうびっくりするのです。


息、してんのかな...と。





すごく気持ち良さそうに眠っているから
このまま自然に息を引き取ったとしても
私もハニバニも悔いはないだろうな、と思っちゃいます。


でも耳を澄まして聞いてみると、
ぐーぐー言ってたりするんですよ:)


それがもう最高に可愛くて。


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