バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

寝不足のわけ

2013年01月14日 | 猫の話

私が最近になって、本当に悲しいと思うのは
当の本人、ミディがきっと何も理解していないんじゃないかと思うこと。


彼女は今こそ1階のダイニングルームの椅子が定番の場所になっているが、
呼吸が困難になってきても平気でベッドの上にジャンプしてくるし、飛び降りるし
コンピューターのデスクにも飛び上がる。
#2の後は走りまわる。


その度に、軽くむせたり、体全体で呼吸をしてみたり
そういう彼女を見ている私にいつ心臓発作があってもおかしくないような状況にある。


彼女は彼女なりに、今まで普通にやっていたことをやっているのに
どうして体がだるいんだろう?って思っているかもしれない。


彼女はきっと本当にわかっていないんだろう。


昨夜も彼女は私を驚かせた。


月曜は私は早朝出勤なので、日曜の夜は早く寝る。


その夜も彼女を心配しながら眠ったわけだが
夜中、『ゴホッ!!』っていう咳払いで目が覚めた。


っつーか、ほとんど私、飛び起きた。
首の寝違えって、こういうところから来てたんじゃなかろうか。


ミディがベッドに上がってきたんだけど、うちのベッドは高さがあるので
ジャンプするのも今のミディには力が要ると思う。


飛び乗ってきて、そしてゼーゼー息を切らす。


暗がりの中私はとりあえず体でもなでようと起きて、彼女の背中をさすっていたが
そのうち今までゼーゼー言っていた彼女が突然静かになった。


体に耳を寄せても呼吸の音も、心臓の音も、わずかにしてか聞こえなくて
何度も何度も彼女の体に耳を寄せて、彼女の無事を確認しようとした。


へたしたら私の心臓のバクバクいってる音で、何も他の音が聞こえないぐらい。


そうしたら今まで私の隣で寝ていたフリスキーがベッドから降りて、
それを聞いたミディが同じくガバッと起きて(正直これは安心した)
ベッドから飛び降りる。


Oh...


やめてくれないかなあ。
そういうのって体に悪いのに...


時計を見たら午前1時だった。


ハニバニは何があったかも全く知らず、ぐーぐー寝ていた。


お腹がすいたというのなら仕方ない、と思い
お嬢らの後に従って、キッチンへ。


そこで何やらひそひそ会議をやっていて








きっと『エサをもらえる作戦がうまくいったね』とでも言っていたのかな。


それにしても今はミディの食欲はほとんど心配していないが
最近本当に彼女の呼吸が心配になってきた。


1週間前よりははるかに早くて、浅い。


限られた範囲で自分なりに呼吸を整えてるんだと思うと胸が痛む。


一生懸命に呼吸を整えようとしているミディを見たら
やっぱりもう楽にさせてあげなければと思って涙がでる。


だけど、早まった決断はもちろんしたくないし、かと言って、
まだ大丈夫だ、まだ大丈夫だとこっちの勝手で待ちすぎて
結果的に苦痛を与えることがあっても絶対にいけない。


この葛藤はちょっと言葉に表わすことができない。




ハニバニに、「今日もカレンダーはGでいいのかな。」って聞いたら彼はこう言った。


「ご飯も普通に食べて、トイレも行って、歩き回るんだから悪い日じゃないでしょう。
本当に悪い日っていうのはそういうバランスが崩れてきたときなんじゃないかな。」


そうだね。全くそうだねと言って、今日もGをつけた。



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彼女のタフさからつい忘れてしまう彼女の年齢。
私も将来あんなタフな老婆にならなければ。


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