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バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

賞味期限をめぐるジレンマ

2008年12月21日 | アメリカ生活
こないだ「賞味期限ってギャンブルだ」という記事を更新したら、案の定
母からメールがあり、

「そんなものは、すぐに捨てなさいよ!」

と言われてしまった。

それから例のK姐からもメールがきて、

「私も少しぐらい賞味期限切れてても食べると思う。」

と言ってくれた。やっぱり私が思っていたぐらいの人だ(←意味不明)。


賞味期限に関して、もう1つ忘れられないショッキングな出来事がある。

約8年前、私達はノースカロライナ州のとある町に住んでいた。

そこに一軒の小さなジャパニーズスーパーマーケット「M屋」があった。
私はそこでは主にインスタントラーメンを買ったり、
文庫本(中古)を購入したりして、他の食料品は母から送ってもらっていた。

ある日、日本の母から輸送してもらってばっかりなのも悪いし、
代用品ならそこで入手してもいいだろうと思い、
その日は確かサラダドレッシングを探していたと思う。

探していた物を見つけて、そのままレジへ行こうとしたときだった。

何気なく見た賞味期限が、ずいぶん前に切れていた。

今思えば、あの賞味期限切れは、日本のワイドショーなら飛びついて
スクープになっているような日付だった。

もう一度そのドレッシングを置いてある棚まで戻って
他のドレッシングの賞味期限も調べてみた。

どのドレッシングを手に取ってみても、全部賞味期限が切れている。
ドレッシングに限らず、ソースやカレーのルーや、漬物にまで至って
賞味期限がとうの昔に切れているものばかりだった。

レジに行き、そこのオーナー兼カウンター係のオバサンに
「賞味期限が切れてるものばかりですけど。」
と少しむっとして言ってみた。

するとそのオバサン(日本人)は、平気な顔してこう言った。

「賞味期限?大丈夫よ、切れてても。」

賞味期限が少し切れてても大丈夫なのはわかっているけど、
そのセリフは食料品を扱うお店のオーナーからは聞きたくないセリフだったので
私はなんだか無力になり、もちろんドレッシングは買わずに帰った。

買った時点で賞味期限が将来の日付を表してるものが、
いつの間にか過去の日付をさしてしまってるケースは、例のマヨネーズも
そうだったように、ありえる。

ただ、店の経営者がそうだとわかってて、高い値段で売ってるというのは
腹が立つ。

そのまま市役所に通報してやろうかと思ったぐらいだ。

しかし、その店が摘発されると、かろうじて賞味期限が切れてない
ラーメンや、私が楽しみにしている文庫本を手に入れる所を失ってしまう。

通報はできなかった。

あれからなんとなくあの店からは遠ざかった。

今でもあるんだろうか、あの店。

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そういえば、厚い雨雲が太陽を隠してもう1週間以上たつ。
ここバージニアでは毎日曇っていて、一日おきに雨が降っている。

職場でも「太陽はどこへいっちゃったんだろうね?」なんて
言ってる人が多い。

とにかく寒くて寒くて、寒がりな私にとっては嫌な天候だ。

そんな日はやっぱりお鍋よね!って思うが、
鍋料理は食材が揃わないのでできない。

そんな私を救ってくれるのは、簡単「鳥雑炊」。
昨日作って食べた。





中身はチキン、シイタケ、卵それから青ねぎだけ。
スープはほんだしと塩と醤油で整えるだけ。

冬には高い確率で食卓に上がる一品。

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さて、今日は土曜日で今夜は
OASISというイギリスのロックグループのコンサートに行ってくるよ。


OASIS

私じゃなくてハニバニが大ファンなの。


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