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バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

What Went Wrong? Wの悲劇

2011年01月25日 | 食べ物
先週といい、今週といい、
私は疲れている。


月曜日も今日も朝からNon-Stopであり、
ランチタイムなんてなかった。

お腹がすいて何か食べたければ、仕事しながら食べるしかない。

一日が24時間ではなく、48時間だったらななどと
ふざけた発想を真剣にしてしまうような、そんな忙しい日々が続いている。


そういやこないだ、ここの定番コメンテーターのSolo_Pinさんのブログに載ってた
彼女が朝食として召し上がったとかいうミスドの熊さんドーナツ。

疲れてるときって、ああいうものが欲しくて欲しくてしょうがなくなる。

しかもドーナツって、炭水化物の宝庫だ。

最近体重落としたくて、炭水化物も甘いものも量を減らしてるから
疲れがとれないんだろうか。


疲れてるって言っても、朝起きたときにはものすごく気分が良く、
仕事中も集中できるし、頭の回転も絶好調気味なのに、

家に帰ると急に気分が緩むのか、自分がどんなに疲れているかを実感してしまう。


私以外に、私がいかに日々疲れているかを実感している人間がいる。

言うまでもなくハニバニだが、
彼の情報によると、最近私のいびきが酷いらしく(私はそれでも彼が嘘を言っていると疑って止まない)、
さも忌々しそうに、

『昨夜のケイエスのいびき、大音響だったよ。
揺すっても揺すっても押し寄せる波みたいに止まることがないんよ。』


と言うのだ。

しかも、

『腹が立ってね。いつかきっとケイエスに恥ずかしい思いをさせてやろうと思ってる。
ビデオに撮って、YouTubeに投稿してやる。』


だと。


安眠を妨害されて、とてもご立腹だった様子。

やっと私が以前からハニバニに対して殺意を感じる瞬間を理解してくれたようだ。




さて、食べ物の話。

以前からケイエスが作る不味いものシリーズ
パスタのツナ和え、お魚や親子丼の話をしてきたが、

今日、また新たにそのシリーズに加わるに値する料理に局面した。

これが本日の夕飯。




Sloppy Joe
Baked Sweet Potato French Fries
Non-Mayo Cole Slaw

さて、この中で一体何が不味かったのでしょうか?

























正解は、Non-Mayo Cole Slawです。


これ、こないだPBR観に行く前に寄った、パーティーで出ていたコールスローで
あまりにも美味しかったものだから、適当に材料を聞いて覚えておいたのだが、

どこかで何かが狂ったらしい。

自分で作って味見してみて、『おぉ。これは!』と驚愕するほどの不味さであった。


こんなはずでは...と、メラメラと怒りが沸きあがりかけたところでハニバニが帰宅した。

「何?この臭いは。」

と怪訝そうな顔をする彼に、明らかに失敗といえる例のコールスローを差し出し、
とりあえず味見をして欲しいと嘆願する。

もしかしたら『失敗』と思うのは完ぺき主義者の(嘘だろ)私だけであって、
ハニバニは

『おぉ。これはデリシャスではないか!』

って言うかも知れない。



味見を終えた彼はこう言った。





『これは速攻で生ゴミ扱いになるレベルの一品だよ。』


そう言って、まるでこの世の終わりみたいな形相で顔をしわくちゃにしていた。


そんなに不味かったの、あのコールスロー?

そこまで言われると、そこまで悪かねーだろと思えてならない。

あまりに悔しいので、少し(ここがポイント)だけお皿に盛って、食べてやった。



そして、もう二度と作るまいと誓ったのであった。


What Went Wrong?
(何が悪かったの?)


************
こないだエリカ様がまた涙の記者会見をされたそうですね。
でも彼女のあの涙、誰が信じるんだろう?
後になって「あれは演技だったのです」とか言うのかしらね。女優さんはあれだから...(ぶつぶつ)



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ハムの祭典

2010年12月28日 | 食べ物


さて、前回のクリスマスディナーの主役を飾ったこのハム。





ご承知のとおり、このハムの塊りを食べるのは大人2人しかおらず、
大食いのハニバニ&ケイエスとは言え、一度で食べれる量もさすがに数スライス。
(そのスライスは厚切りとか言わない)


よって、クリスマスで食べきれなかった食べ残しが大量にあるわけで。



写真こそ撮ってないが、日曜の昼はハムサンドイッチ


夜はさすがに別物が食べたくなった。

よって、冷蔵庫にあったチキン胸肉と赤青ピーマンをふんだんに使ったチキンファヒタ



ハムの味がしないというだけで、格段に新鮮な香りだ。



月曜の夜は



ハムチャーハン

これは日本の焼き豚でチャーハンをしたみたいで結構美味しかった。
(でも所詮は残り物のハムである)


今夜はついこないだどこかで見たような(ぶっ)



クリスマスディナー再び。




あと数スライス分残っているのだが、
ここは
もうしっかり食べたけんね。許してね。

と言いながら、勇気を持って廃棄処分に。




と、思ったが、残りたったの数スライス、されど数スライスってなわけで
未だに冷蔵庫に鎮座している。


ほんまに貧乏性やね。




しかしさすがにハムの祭典、疲れてきたわ。

明日はカツ丼なんですよ。



でもハムの魅力ってね、一口サイズに切っておくと
ついつまんで食べちゃわない?あの手軽さっていうの?


「もうハムなんか嫌じゃもんね」


と言っているのは今のうちで、
明日、仕事から帰って来ると必ず残り物ハムを探して冷蔵庫を覗いちゃうんだな、きっと。


そういやハムとマヨって相性いいよね。












はっ。


こんなのんきなこと言ってつまみ食いばかりしてるから痩せないんだった(涙)


ダイエットは来年早々でいいよね?



************
今朝の夢。

どこかの研修に行っている。集団で。
するとスピーチをしてる偉そうなおっさんがズカズカと私の方目指してやってきて言うの。
「そんなやる気のない奴には応援なんてしてやらない。」
別にやる気がないわけじゃないんだけどなと思うと悔しくて、その屈辱感で嫌な思いをした。
そこで目が覚める。
目が覚めたら、フリスキーがもろ私の胸の上に乗っかって、私を見下ろしていた。
夢でそのおっさんをぶん殴らなくて良かった。


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賞味期限の話

2010年11月04日 | 食べ物
昨日無事に月末レポートを終え、気分がとっても良かったケイエス。

ちょうどハニバニが出張中だったため、
そんな日はナポリタン・ラブでお祝いするべし。



金曜日のランチにしようと半分とっておいた分も、
結局食べてしまった。

ナポリタン・ラブには私の心をコントロールできなくさせる何かがあるのね。
しかし美味かった...

ハニバニはまず言ってくれないので、ここで自画自賛する。

ハニバニといえば、火曜日に出張に行く前に会社に寄ってくれて
一緒にランチでもしようと、ランチデートに連れて行ってくれたのよ。

バーガーキングだったけど。ぶっ

久々に食べると美味しいわ。




このフレンチフライが最高にクリスピーで良かった



話をナポリタン・ラブを作った日に戻す。

実は本当のことを言うと、カレーライスが食べたかったのよね。
でも家にあったカレーのルー、こないだたくさん処分してしまったの。


話の発端は、コメンテーターのりんちゃんが

「MC(りんちゃんの恋人)がずっと前にカレーのルーをたくさん買ってきて
ふと賞味期限をみたら数週間すぎていた。どうしよう。」


というような内容のメールを送ってきたことにある。

悩めるりんちゃんに対して私は、


「数週間の賞味期限切れなんて平気平気。私が今食べよるカレーのルーも
とっくに賞味期限は切れてて、日にち見てみたら
2009年4月になっとって、
でも私もハニバニも平気じゃし。大丈夫だって!」


と書いて送ったところ、

「それを聞いて安心して食べれるよ」

と返信されてきた。


こうやって思い起こせば、なにやらすごい会話である。


で、その私がずっと食べていたカレーのルー。
確かに賞味期限はずっと昔に切れているが、本当に大丈夫であった。
ハニバニも「お腹痛い」とか「下痢したけど」とか言ってこないし。

(あ、賞味期限の切れたカレーは彼には秘密なんよ。言わんとってね)

しかし、いくらなんでも賞味期限というものが「美味しくいただける期限」とは言え、
さすがに古くないか。

いまさらそう思うのも何だがね、そう思えてきたのよ。

今までラッキーだったど、それこそハニバニが「お腹痛い」とか「下痢したけど」って本当に言ってきたら
ちょっとやばいかな

って思い始めてきたの。


だから勇気を振り絞って残りのルーも処分してしまいました。

食物をああいうふうに捨てるのって嫌ね。


そういえばこないだ撮りおきしといた日本のニュースを見てて
賞味期限の見直しをしようとしているらしいことを知った。

そのニュースはここをクリックして見てね


思うに、

賞味期限=美味しく食べられる期間

っていうのがなんとなくグレーな感じがするのは私だけだろうか。

そういうグレーな感じだから私みたいな超勘違いな人間が

「賞味期限は美味しさを示すだけの数字だから、結構もつよ。1年とか2年でも平気かも。」

とアブナイ発想をしないだろうか。


それならいっその事、賞味期限というのを取り除いて、

摂取可能最終日

というのをつけてくれないだろうか。

その日にちの下ぐらいに、「最終的判断はお客様の責任でお願いします」とか
書かれてるとわかりやすくていいかも。


そうすると処分するにも潔く処分できるのに。



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食べ物ムダにするのって本当に嫌ですよね?

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** 前回記事への追加 **

2010年09月24日 | 食べ物

最近多忙だと前回触れたが、
前回の記事も急いで更新したので、UPした写真に全く料理の説明がなかった。

本人は分かっているので『ま、いっか。』ということにしておいたが、
こんな私の変なブログでもありがたいことに読者がいてくださり、
その方々からありがたいブーイングをいただいた。


『美味しそうだけど一体何食べたん?』


『料理の説明なし?』


申し訳ありませんでした。

りんちゃんの狂おしい気持ちが伝わってきたんよ


よって、簡単ではありますが説明を写真の下に入れときましたので
またお時間があればちらりと覗いてやってください。

そういえば説明分を入れながら改めて気がついたことだが、
レバノン料理って野菜がふんだんに使われていて、とてもヘルシーだ。

ここはお気に入りのインディアを抜いてトップの座を奪うかも...


じゃ、また。



ケイエス
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それは反則

2010年08月16日 | 食べ物

土曜日の夕暮れ時。

私とハニバニは、Nバージニアのとあるジャパニーズレストランにいた。

ここは自ら僕は大の寿司ファンと名乗るハニバニの元同僚に紹介されてやってきたレストランだ。

店内はいわゆる鉄板焼きのコーナーと、普通にお寿司を含む和食が食べられるテーブルに
分かれている。

店内で流れている音楽が、もしかしたら今日本で流行っているかもしれない
歌謡曲で、それがなんとも安っぽいイメージを植えつけた。

しかしメニューを見るからに純和風で、
この辺にありがちな和食とチャイニーズを混合させた食事ではないところに
少し安心感を抱く。

しかしウェートレスは全て東南アジア人だったけどね。

しかも寿司職人も東南アジア人だったけどね。


********


まず私たちはアペタイザーで、牛のネギマと餃子を注文した。





出てきた牛のネギマにふと

あれ。牛のネギマってこんなんだったっけ?

としばし日本で食べた牛のネギマへの記憶を呼び起こそうとする。

しかし私は食べ物を目の前にすると理性よりも本能が勝るので
食べてから考えることにする。

しかし

ひとつ口に入れて、なんだか大変なことが間違っていることに気がつく。


これ、違う。

日本で食べたやつとは、違う。

何で?

う。なんか変な味がする。まさか古い牛肉の臭い?味?

まさか、牛肉じゃなくてマトンとか、くっさい肉じゃないよね(涙)

どうしよどうしよどうしよどうしよどうしよどうしよ


と思っていたら既に嚥下完了していた。

嚥下した瞬間にわかったことがある。

この牛のネギマにはチーズが入っていること。

写真を見たら一目瞭然というか、溶けたチーズが流れとるし。


何故ゆえにネギマにチーズを (怒)


急にふくれっ面になった私にハニバニが言う。

「これってアメリカ人にはウケると思うけど。だめなん?」












だめよ












あまりに不機嫌な私に

「でも日本人だってピザのトッピングにイカとか鰹節とか使ったりするじゃん。
あれってアメリカ人にはNG。それと同じ。そんなに怒りんさんな。」

そう言われると反撃できないところが悔しい。

すっかりテンションダウンした私は
メインのお寿司も


ちなみにこれ、2人分。

こんな感じで、いつもの半分ぐらい。

ここはリピートなし。

不完全燃焼みたいな気分で帰宅して、
気分をぱっとさせたかったので、こないだりんちゃんに送ってもらった
ココナッツサブレをばりばり食べた。

食べながら

誕生日にDCのKUSHIで食べた豚バラ(関連記事はここ)を思い出した。

あれは高かったけど、上質の日本だったな...

と1年前のことのように急に懐かしく思えた。



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気をとりなおして今週もがんばろっと。


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その香りは罪

2010年07月27日 | 食べ物

みなさん、ランチには何を食べてらっしゃるのだろうか。

うちの会社には大きなカフェテリアがあって、
バラエティーもサラダバー、サンドイッチカウンター、スープバー
グリル、エントリーカウンター、ナチョスバー、ピザカウンターと
手ぶらで出勤してきても朝、昼は外食またはテイクアウトする必要がないので
便利だ。

しかしサラダバーとサンドイッチカウンター以外で言うと
カロリーを考慮した食べ物というのを見つけ難かったりするのが弱点。

しかも毎日カフェテリアだと飽きもくるしね。

結局ランチタイムになるとチャイニーズやファーストフードのテイクアウトに
なってしまうのだが、
今日は職場の大多数はチャイニーズのテイクアウトをしていた。



私は滅多なことではランチのテイクアウトはしない。

理由は3つ。


1.量が異常なほど多く、食べ終われば睡魔に襲われその午後は私を揺り起こしてくれる
人が必要になるから。


2.美味しそうだが、チャイニーズもファーストフードの一環だと思っている。
私とハニバニが羽目を外せる唯一の曜日は土曜日で、
平日はちゃんとしたディナースケジュールに合わせたい。
さもないと土曜日の「羽目外し」の意味がないではないか。


3.私はたいてい前の日の残り物をランチで食べることにしている。
今日も例外ではなく、昨夜作ったベイクドパスタの残り物だ。
ランチを準備しているのにそれを無視してジャンクに飛びつくなんて
プライドが許さん(←どんなプライドや)。




しかしね、




すぐ横のキューブではこんなこと言ったら余計なお世話じゃけどあんたらそんなの食べんほうがええんじゃない?
的な食場、じゃなかった職場のおっきな女の子らがものすごいいい香りを漂わせてるわけだ。

さすがのケイエスも香ばしいお料理の香りにはとことん弱い。

誘惑だわ、誘惑。

やっぱり一緒にオーダーすればよかったかも

と心が弱くなる一瞬だ。


でもその誘惑を断ち切ってこそ土曜日の楽しみが本物になるわけだからね。
(もう自分でそう言いながらちょっとわけわからんようになってきた)

それにしてもチャイニーズ、美味しそうだったな。




と、よく考えたら今夜は自分ちでも中華風焼きそばだったことを
帰宅してから気がついた。

チャイニーズのテイクアウトの中華風焼きそばは、私が今ずっと使ってるレシピ本によると
1000カロリーもあるレストランもあるらしい。

しかしこのレシピだとほんの400カロリーにすぎないと言う。

昼間の悔しさを紛らわそうじゃないの。

このレシピのために買ってきた材料をカウンターに用意する。
その材料のなかには「オイスターソース」がある。

これを購入するにあたって、ちょっとした戸惑いがあった。

私は今までこれを使って料理をしたことがない。
つまり、それが一体どんな味でどんな風味なのかを知らない。

こないだのナンプラーの件が蘇って(関連記事はこちら)思わずホラーな期待が脳裏をよぎる。

これも臭いだろうか。

しかし一抹のホラーな期待を裏切り、オイスターソースとは
魚介類の匂いはするものの、とてもマイルドで臭くなく
ナンプラーとは似つかない柔らかな香りであった。


中華風焼きそばなんて家で作るのは始めてだったので
チャイニーズのテイクアウトみたいに美味しくできるのかねと思いながらの完成品。



Chiken Lo Main


これがまた驚きの美味しさ。

ちょっと自画自賛したい。

気に入った点はチャイニーズテイクアウトに比べて油分をとても抑えることができることと
調味料は醤油大さじ1&オイスターソース大さじ1だけという
とても薄口でコクのある出来上がりになったこと。

決め手はニンニク、ショウガ、それからオイスターソースかなあ。

これはリピートしたい。



チャイニーズのテイクアウト、せんで良かったと思った。


明日は乳がん検診(マンモグラム)。嫌じゃー。


************
今日ウォーキングする時の外の気温は30℃だったんですが、あまりの涼しさに微笑んでしまいました。
本当なら30℃でも暑い夏なのにね。昨日は39℃、体感温度はほぼ50℃近く、
それを歩いていたので今日はまるで秋みたいでした。と思える自分らに笑える。



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’KUSHI’ 居酒屋へ行ってきた

2010年07月25日 | 食べ物

さて、昨日私は無事に誕生日を迎え堂々と大台に乗った。

29から30になったときは何やら複雑な感じすらしたが
39から40になったときは「単なる数字の変化」としか思えないから不思議だ。

その誕生日当日、前もって彼が予約しておいてくれた
DCにある日本料理屋へ行ってきた。

誕生日に欲しいものはと聞かれて「美味しいものが食べたい」と言って、
「食べ物でええん?」と言うハニバニに「食べ物がええんよ。」と言ってしまうのが
私らしいとつい思う。
物欲よりも食欲。




『Kushi Izakaya & Sushi』
ここをクリックすると参考写真が見れますよ♪ここ

DCに居酒屋は珍しい。

この店はDCの雑誌や新聞でも結構取り上げられているレストランで
ずっと前から気になっていた場所でもあり、私はとても興奮していた。





お店の中はとても広くモダンで、炉辺焼きセクション、生牡蠣セクション、そして
寿司カウンターセクションの3つに分かれていて私たちはその炉辺焼きのテーブルへと
案内された。






写真がボケてすまんね


まず最初に注文したのが焼き鳥(ネギマ、豚バラ、鳥胸肉のわさびのせ)だったのだが
つい日本の感覚で、2本組で合計6本が出てくると思っていたからこうやって





出てきたときは、2人で顔を合わせて『????これだけ?』と言う感じであった。

納得いかんのはその1本だけの値段で、1本が$4~$5っての、どうよ?
居酒屋にいながらまるで銀座の高級割烹にいる気分だ。

2人でゲラゲラ笑い始めて、真ん中の豚バラを2人で分けて食べてびっくりした。

これがまた最高に最高に最高に!美味しいのだ。
噂には聞いていたが、これならまだ10本ぐらい食べれそう。

口の中でとろけそう。値段は高いが良しとする。

ネギマも日本で食べる焼き鳥と全く一緒で美味しかった。

それから2人は寿司セットを注文して


ハニバニも同じものを注文


それでもまだ食べ足りなかったので、
先ほどの焼き鳥3本をまた追加で注文した。
豚バラが最高に美味しい。(←まだ言っている)
まじで延々と食べ続けたいぐらいの美味しさなんよ。

私がお手洗いで席を立った間にハニバニがこっそり注文しておいてくれたのが
このデザート。


モチアイス & ワイルドベリー

色合いが和風というか、地味なので1本のローソクを見た瞬間なんとなく

お盆のお供え物

というイメージが浮かんだが、なかなかシンプルだ。

ローソクを消すときに「願いをこめて消してね」というハニバニの言葉に
「やっぱり世界の平和でしょう。」と言って笑ったが、
火を消すときには
「楽しい日々が続きますように」と祈った。
でもハニバニの前で世界平和を誓った手前、これは内緒にしておこう。


「やっぱり何かプレゼントを用意してあげるべきだったよ。」と言うハニバニだったが
会計を見ると妻にプレゼントするにはふさわしい値段になっていたので
これで十分だと思う。

それにしてもDCで食事するのは楽しくてゴージャスだが
どうしてこんなにも高いのだろう。
東京でもそうかも知れないが、レストランも家賃を払う。
高価な家賃を払うためにはどうしても食事にかかる費用を高くするしかないのであろう。
お店の雰囲気にもお金を使っているレストランと見た。

豚バラを食べるためならまたリピートしたいと思うが、
お寿司はNバージニアで食べるいつもの寿司屋の方がずっと美味しいと思った。

まあそれはそれで楽しい時間を過ごすことが出来て、私は嬉しい。


金曜日も猛暑で、しかもラッシュ時を避けるためにさっさとDCを脱出しようとしたが
DCという街はいつどこでどんなアクシデントやイベントにぶち当たるか
予想ができない街だ。

その日は思いもよらず、中国人の抗議デモにぶち当たり
ストリートをそのデモの行列で塞がれて立ち往生した。
ワシントニアン(DCにいる人)は知っていたのだろうか。





っつーか、交通を妨げて練り歩くデモの行進、警察はどこや~と思ったら
デモの脇でさりげなく事を見守っていたりする。

DCっつー所はほんまにエネルギッシュやねえ。

とりあえずラッシュ時を避けるため家路に急いだ。

40の私の誕生日は:

猛暑だった
そしてDCでありえない値段の焼き鳥を食べた
中国人がデモ行進していた
たくさんの人に祝ってもらえた素敵な日だった

と覚えておこう。



********************


今日は土曜日。
40代になった自覚も全くないまま、いつものようにランチしに
外出し、チポトレーでタコスを食べる。



見えにくいけどバスケットの中にはハードシェルタコスが3つ


今日も猛暑でヤボ用を終えたら速攻で涼しい家に帰宅し、
掃除洗濯を済ませてのんびりした。

庭をみたら、うちのお嬢が見て喜ぶ小鳥のために用意しておいた
パンの細切れとお水の場所で、リスが一心不乱でそのパンを食べていた。




あんたのためじゃないのにーと思ったが、やっぱり動物は可愛い。
お水も飲んでいきなさいねと心で思う。


それにしても芝生がもうリスと同系色なのが悲しい...
雨よ降れ。


************
誕生日には沢山のお祝いのメッセージを頂きました。
本当にありがとうございました。
誕生日っつーても年が増えるだけで嫌じゃーって思ってましたが
無事に年を重ねていってるんだと思えるようにもなりました。
誕生日ってそんなに悪くない(笑)



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ナンプラーはある意味凶器だ

2010年06月07日 | 食べ物

前回のフリスキーの件ですが
薬が効いてるようで、『ぐったりした別人の彼女』ではなく、
すでに女王様として君臨するまでに回復しました。

心配してくれて本当にありがとう。

**********************

さてさて。

6月に入ってからというもの
フリスキーの件と、月末レポートに新たに加えられたプロジェクトで
私は心身共にとても疲労していた。

だいたいいつものんきに、ストレスとはほとんど無縁みたいな生活をしているので
たまにこんなハードボイルドな状態になると簡単に打ちのめされるケイエス。

それでも食欲は減るわけでもなく、

時間が経てば、食欲のおかげで徐々に元気を取り戻すことができる。


こないだからカロリーを落としながら見栄えもするレシピ本を買って
新しいことに挑戦している私だが
先日土曜日にハニバニ、そして私共々体脂肪率が減少していることが発覚した。

ということは、このレシピ本、本当に役に立っているということらしい。


土曜日はちょっと今まで作ったことがない『タイ料理』に挑戦してみた。

英語名は「タイ風ステーキのレタス巻き」というシンプルなものではありながら
材料を見てみると、今まで買ったことがない物で目が止まった。

Fish Sauce

私はケーブルテレビの『Food Network』チャンネルを一日中観てもあきないぐらい
視聴しているので今まで聞いたことはあったが、
実際に自分で買った事も味わったこともなかった。

材料の中に入っていた「ホットソース」も家になかったので
一緒に購入する。



みなさんはどうか知らないが、
私は新しい食品に出会うととりあえず嗅いでみたくなる性格だ。

さっそくこの「Fish Sauce」を嗅いでみる。











オゥ...








激臭








なんなんだこの臭いは。

なんかこう

人に「ちょっとこれ臭ってごらん」とか言って相手に嗅がせて
その相手が『うっ』っと不快な顔をしたその瞬間に

傷害罪

が成り立つような、そんな攻撃的な臭いである。

こんなの嗅ぎ続けると、脳に障害を及ぼしそうだ。

どうやら日本ではナンプラーとか呼ばれ親しまれているようだが
この臭い、嗅いだだけで闘争心すら奪われるようだ。

こんなくっさい液体を使って料理などしていいものか。

攻撃するつもりはなかったが、興味本位でハニバニに
「気絶するかもよ」と前置きして嗅がせてみた。

すると彼の反応はどうだろう

「ケイエス。あんたが騒ぐほどの臭さじゃないじゃんか。大げさじゃね。」

とケロリとしているのだ。

そういえばハニバニはホットドッグを食べるとき
アメリカで生活したことがあってホットドッグを食べたことがある人ならわかると思うが
あの「サワークラウト」と呼ばれるキャベツの千切りの臭い煮物をホットドッグに
のっけて食べる人だ。

臭いのには慣れているのだろうか。

何度もこのステーキのレタス巻きなどやめて
今夜は外出しようかと何度もあきらめかけていたが
とりあえず1回は何でも試してみようという気持ちも捨てきれない。

あまりの臭いにクラクラしながら出来たものがこれ。



ソースは、例のフィッシュソース、ホットソース、ライムジュースを程よく煮たものを
スライスされたステーキの上に流しかけ、
他の野菜と一緒にレタスに巻いて食べるだけのシンプルなものだ。



私はもはや食べる気力などとっくに失せていて
ハニバニに味見というか、毒見をさせる。

「臭くないって。マジで臭わんよ。食べてみぃ?」

本当にそうなのかねと思いながら、一口食べてみた。

これがまさに目からウロコっつーのかね。

美味しいの。

しかもホットソースが入っているにもかかわらず
全く辛くない。

以前タイレストランで食べた、美味しいなと思った何かのサラダと
まったく同じ風味であった。

ソースだけだとあんなに攻撃的で臭いのに
他の材料と混ざるとこんなにまろやかになるものなのか。

臭い臭いと悪口言ってごめんよ...

と言う感じである。

あ。

そういえば思い出した。

こないだインド料理屋で食べたアペタイザー。



いっちゃん左の肉巻きみたいなやつ、
あれ、ラム肉と知らずに食べてやっぱり悶絶。

ケイエス、ラム肉もダメで
「口には入れたくない食品」の一つなんよね。

臭かった。

あまりに臭くて、その後食べたカレーも美味しかったのか不味かったのか
わからなくなるぐらいであった。

**********************

今夜はアジアン風チキンサラダのセサミドレッシング和え。



サラダの決め手は炒ったアーモンドスライス、コリアンダー
それからミカンの甘酸っぱさだった。美味しかったよ。

そういえばサラダに果物入れると嫌がる日本人って沢山いるが
ケイエス母もその一人。

みなさんはどうだろう?

************
やっぱり炭水化物を減らすと体重を落とす近道になるようですよ。
でもそろそろご飯が食べたい。


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不思議な食卓

2010年05月20日 | 食べ物

ハニバニはとにかく出張が多い。
今も出張してて明日帰ってくるが、5月は出張が本当に多かった。

彼が出張すると私の食生活はがらりと変わる。

『手抜き』で有名な私の留守番料理。

最近はハニバニが家にいてもサラダが多かったり、
しかもそのサラダもよそのレストランから買ってきたりと
手抜きに磨きがかかるが、

サラダを食べるようになってから体にちょっとした変化を感じるようになった。

もちろん体重が減ったこと。

しかし


サラダを食べると痩せる


という定義はうちにはない。

なぜかというと、サラダっつーてもその野菜サラダの上には
グリルドチキンやら胸肉のフライドチキンとかがのってるからね。

どうして痩せたかというと

サラダを食べるときは炭水化物を摂取しないからだと思う。

炭水化物って、要はお米、パン、穀類ね。

私とハニバニは大の炭水化物ファンで、ご飯もパンもパスタも大好き。
大量の炭水化物を毎日摂れば痩せ難い体になるのは当然だ。

普段の炭水化物摂取量が先週は半分ぐらいカットされていたと思う。

他の変化といえば、なんとなく去勢された犬みたいに
心身共々、本当になんとなく勢いが大人しくなるというか、静かになるというか。


そういえば昨日。

私はランニングマシーンにのって走ること30分。

爽快な汗をかいたらお腹もすく。
だけど料理をするのが面倒くさい。

ちょうど熟れたアボカドがあったので、それと少しのサルサソースを混ぜて
アボカドディップを作り、チップスと一緒に食べようと思ったら
これではたんぱく質がないじゃんということに気がつき、
急遽、冷凍室から小分けにしておいた牛肉ミンチを発見。

それでちゃちゃっと素早く、ミニハンバーグを作って食べた。


アボカド丸ごと一個使ったディップ、チップス、ミニハンバーグのトマト添え、ダークチョコレート

なんとなくバランス取れてない?

電話でハニバニにその夕飯の説明をして、どれだけ美味しかったか伝えたが
帰ってきた言葉は意外にも

「僕はそんな夕食、嫌だ。」

でも美味しかったんですよ。

今日はさすがにご飯が食べたくなった。
こないだご飯を食べたのはいつだったろう。
それぐらいご飯を食べていなかったことになる。

作ったのはハヤシライス。

ハヤシライスは玉ねぎ、マッシュルーム、牛肉スライス少しで
簡単に出来て美味しくてうれしいが、欠点は色合いが悪いということだと思う。

グリーンピースを散らす人もいるらしいが、
私はグリーンピースが大嫌いだ。

冷蔵庫をあさったら、ブロッコリーがあったので
それを適当に投入してみる。



...なんだかハヤシライスにブロッコリーは邪道っぽいね(ぎゃははっ)。

日本の田舎の学校にいきなり青い目の外国人が転校してきて
お互いにどう対処していいのかわからず目を見詰め合ったまま放心状態

そんな感じのするハヤシライスであった。

これも美味しかったけどね。

そういえば、私が作ってブログでアップする写真を全て見てきた妹がこう言う。

「お姉ちゃんの作る料理って日本の家庭ではちょっと許されんかもしれんけど
それでいて栄養のバランスは考えられとるってのもあるよね。」

と、けなしているのか賞賛しているのかわからぬ意見を言ってくれる。

その後必ず「に」って笑うのだが、
その笑いの後で

『でもやっぱり変。』

って思ってる感がにじみ出ているのがあからさまにわかるが
それをあえて口にしない優しい妹。

でも、いいのだ。

見た目に不思議そうでも悪そうでも、
「バランスのとれた食生活」を心がける気持ちがあるからね。


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カップラーメンばっかり食べるよりはましでしょう?
ね?そうでしょう?



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やる気のない夕飯

2010年05月12日 | 食べ物


ロメインレタス
キュウリ
グレープトマト
赤オニオン
ゆで卵スライス
サウスイースタンシュリンプ

サウスイースタンコーンスープ

ピエトロドレッシング(味噌胡麻)



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これが今夜の夕飯だったわけだが、最近こんなんが多い。

2人とも本気で体重を落としたいがゆえの夕飯とはわかっていても
自分で作りながらすでにやる気がないのがわかる。

今日はウィークデーの2日目。

なんとなくジャンクフードをがっつり食べたい。

でもそんなことをすると週末の外食のお楽しみも減るし、
なんといってもダイエットしてる意味がない。

だけどね、

少しでも退屈なサラダを楽しくしようとして
いろんなトッピング(っていうのだろうか)してみても
所詮食べるものは野菜ばっかり。

ちょっと想像してみて欲しい。

大の大人が2人、黙々とレタスを齧る風景を。

無表情でレタスをばりばりばりばりばりばりばりばりといわせて食べるのは
まるでウサギにでもなったような気分になる。

あんまり、こう、お互いの目を見詰め合って暖かく

『美味しいねえ』

など言う雰囲気にはなれないのだ。

ハニバニがどう思っているのかは知らない(というかどうでもいい)が、
夕食にサラダなんてつまんない。

上にも書いたように、本当はジャンくフードが食べたくてしょうがない。

悶々とした気持ちで相変わらずレタスをばりばりやっていたら思い出したことがある。



子供のころ、今日はこってりした肉料理が食べたい!と思った日の夕食に限って
母の作る夕食のおかずは魚の煮付けだったりする。

子供心に、すごいショックなわけだ。

食べたくもない魚の煮付けを食べながら、
グレてやるなどと決心さえついてしまうぐらいだから
食が及ぼす精神状態というものは侮れない。

私は大人で、サラダ続きだからといってグレテヤルとはさすがにもう思わないが
なんとなく今週末は弾けそう。

そういえば先週の週末、外食できなかったその反動というのもある。
(母の日の週末が重なって道路の渋滞がすごかったため)

サラダな夕飯が終わって、ハニバニと散歩にでかけたから
今もうかなりの空腹状態で、私はちょっと機嫌が悪い。

所詮ケイエスにダイエットなんて向いてないのだろうか。



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ちなみにたった今食べたくてしょうがないのがフレンチフライです。

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真似る楽しさ

2010年04月16日 | 食べ物

こないだDCに行ったときにランチしてきたCLYDE’S。

考えれば考えるほどまた行きたい。
しかしそうすれば、反対に飽きてしまうのではないかという懸念が沸く。

ずっと思っていたんだが、ハニバニの食べたあのエビと春野菜のリングイーニ。
どうやら私はアレに心を奪われてしまったようだ。

この狂わしい想いを落ち着かせるにはどうすれば良いか。

ふと妹のことを思い出した。

彼女は外食に行って気に入った食べ物を、自宅に戻り自分で見よう見真似で
作ってみる。

帰国してみんなで家で食事をするときも、母がいつも
「あの子が料理するといつも新しいものが出てきてね、しかも美味しいんよ。」
と言う。

彼女は料理を真似るのが得意らしい。
いや、真似るだけでなく、料理がとても上手だ。

同じ姉妹でも私はそうはいかない。

お腹をすかして帰ってくる息子、じゃなかった、夫がいるので毎日調理はするが、
料理が出来るのと料理をするのは必ずしも同じではないと思う。

こんな毎朝毎晩、シリアルでOKみたいな私でも、自分が食べたいものがあると
即席に意欲が沸くものだ。

今日はそのいい例。

あの日、私は自分のオーダーしたエッグプラントパルメザンに一生懸命になっていて
その彼のリングイーニを一口しか食べていなかったが、
かすかな記憶を頼りにやってみた。


さて、これがCLYDE’Sのリングイーニ。(写真ボケててすまんね)


材料: エビ、シイタケ、マッシュルーム、ほうれん草、ガーリック(大量)、リングイーニ、パルメザンチーズ 


そしてこれがケイエスのリングイーニ。


材料: 上と同じ (たぶん) 

あえて違うところといえば、ガーリックの使用量がやや少なめというところか。

CLYDE’Sのはまるでピーナツ感覚で齧って楽しんで下さいみたいな感じに
ガーリックが大量投与されており、思わずハニバニも
「惚れているのはわかるが、今日はキスせんほうがいいよ。忠告まで。」と言う。

味の違いは、私がしっかり食べていないので良くわからない。

当のハニバニは「おぉ。これは美味しい。これこれ。そっくり。」などと絶賛してくれたが、これが実に怪しい。

なんつっても彼は鶏肉、豚肉、牛肉が時としてわからないときがあるからだ。

ま、美味しいのならいっか。

外食って楽しいが、後で家で真似てみるという違う楽しみ方もある。

(私のリングイーニの場合、成功なのかそうでないのかわからず、不完全燃焼的)

料理が好きな人は是非やってみてね。


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今朝は寒く、はく息が白かったぐらいなんですよ。初夏は何処へ?

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2人はそれを我慢できない

2010年01月18日 | 食べ物
金曜日の話。


その日は暇だったのか、ハニバニが正午に電話してきて
「あと、3時間半で帰れますよ。」
と、わざわざ残り時間を知らせてくれた。

1時になるとまた電話してきて
「あと2時間半ですよ。」
などと言う。

「今度は2時に電話してきて『あと1時間半ですよ』」って言うつもりでしょう?」
とうんざりして言うと、「たぶんね」と愉快そうに言う。

そして2時。

また電話が鳴ったので、またあの馬鹿めがと思い、受話器をとって

「あと1時間半ですよ!!!わかってるよ、そんなこと」と先に言ってやった。

すると







「..................ボブだけど。(←部長)」






長い沈黙の後で、ボブから笑い出してくれたからよかったものの、
あのときは思わず呼吸が「はっ」って止まったままだった。

穴があったら入りたい金曜日の午後だった。


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さて、私とハニバニは今も平日の小食、およびチキンダイエットを
続行しているが、とにかくお腹がすいてすいてしょうがない。

世界的にも肥満が多い国アメリカで、ダイエットを始めても
長続きしない人が多い理由がとてもよくわかる。

ダイエットはお腹がすくし、参考記事
なんと言っても、あれは食べてはいけないのだと決めてから
それを食べたいと思う気持ちがどんどん膨らんで精神的にもつらい。

私は日本には美味しい食べ物が多いといつも思うが、
それと同様、アメリカにも美味しいものがたくさんあると思う。

とにかく甘い誘惑が多い国だ。

チキンダイエットの最終日となる金曜日の夜。
我が家では、「タイ風チキン」となるものを作ってみた。





チキンの胸肉を使用し、ソースにはカレー粉、醤油、ハチミツそしてガーリックを入れ
胡麻油で味を調える。

美味しいといえば美味しいが、
カレーっぽいのか、チキンの中華風炒め物なのか、
なんともエキゾチックな味がした。

これなら最初からチキンカレーを作れば良かったと思った。

ちょっと不完全燃焼的な金曜のディナー。
ここら辺でダイエットは忘れて、ちょっとジャンクフードでも食べたいところだ。

土曜日に例のビザレストランでピザとホワイトチョコレート&マカデミアンナッツサンデー
でもがっつりと食べてこようと思い、いざ出発。

到着したら、どうやら一番乗りなのか、駐車場が空。
これはなんだか怪しい。

すぐさま目に飛び込んできたのが、ドアに張られた一枚の紙。

『当店は閉店となりました。ご愛顧ありがとうございました。』

実はこういうのって数年前から頻繁に起こってる。
不況で経営不振に陥り、閉店に追いやられるレストランやお店の数々が
後を絶たない。

近所のショッピングセンターにあった12店舗のうち
去年だけで9店舗が閉店になった。

次から次へと。

ここのショッピングセンターでこれだから
市内で閉店した店舗の数はいかなるものだろう。

ハニバニと私は、まさかそのピザレストランが閉店になるとは
夢にも思っていなかったので、お互いの顎が地面にどーんと落ちるほど落胆して
その場を去った。

ピザが食べたかったが、仕方なくハンバーガーを食べることにし
その近所のレッドロビンというレストランへと移動した。



左: ハニバニのスパイシーバーガー   右: 私の普通のチーズバーガー
上: いつものように写真撮影をきちんと待つハニバニ


もともとハンバーガーが食べたかったわけではなかったが
非常に美味しいハンバーガーで、2人は大喜び。

しかもここのフレンチフライ(ポテト)がこれまた美味しい!
なくなればいくらでも無料で追加してくれちゃう。
もちろん喜んで追加をお願いしましたわ。  (おぃ、ダイエットはどうした)

美味しいものを目の前にすると、ダイエットのダの字すら頭にない2人。
どうしても土曜日はそのダの字も忘れる傾向にある。

予定外だったけど、結局来てよかったねえと
久しぶりに食べる牛肉に非常に満足して家に帰った。


家に帰ったら帰ったで、美味しそうなお菓子もたくさんある。



どどーん


こないだ妹から届いた日本の美味しい食品の数々。

Jagabeeには感動した。
あれってまさに本当にフライドポテトみたいじゃん。
ってか、本物のジャガイモって書いてある!

日本は食品を加工するのが上手ね。

こういうのをアメリカで売ったりすれば
すごい売れると思うな。

ふー(ため息)。

こんなだからダイエットなんてしてるようで
全くしてないようなものなのだ。

ちなみに

3kg落としたい目標のうち、やっとこさ1kg落とした。

それっきり。

それからは全く落ちない。
落とせない(涙)

全て食べ物のせいなんよ。





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どうしてダイエット食品はジャンクフードみたいに魅力的ではないんでしょう?

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一応これだけはね

2009年12月26日 | 食べ物
さて、今日はクリスマス。


こちらはあいにくの雨。
でも雪よりはずっといいかもなんて思いながら朝から全く普通の休日が始まり、
普通にランチをして、ランチがすんだら家族全員で各々のカウチでお昼寝をした。

私は3時から今夜のクリスマスディナーの支度があったので
3時までのんびりと昼寝を楽しもうと思ったが、
私のカウチにはフリスキーが足元にだらしなく伸びて寝ており、
しかもそのカウチには厚手の毛布までかかっているもんだから
すごく暑い。

猫がいる家庭ならご存知だと思うが、
猫の体温はとても高い。人間だと「高熱が!」って大騒ぎする体温。
でも冬はそんな猫を抱えて寝るのがとても楽しみ。
その時たまたまとても暑かっただけだろう。

暑いからといってもそもそと動くと、カウチの上の方でやっぱりだらしなく
伸びて寝ているミディが「ご飯の時間ね」ととぼけて起きる傾向にあり、
むやみやたらと彼女を起こして興奮させたくないため、
私は身動きができないままでいた。

苦しぃ。

それでも3時になり、やっと起き上がって彼女らに餌をやり
私はクリスマスディナーの準備を始める。

今年は家にクリスマスらしいものがないが、
ディナーだけは一応やっておこうと思った。





今年も去年と全く同じハムディナー。
ちょっと違うところといえば、ハニバニが選んで買ってきたこのハムの
クオリティーの低さで異様に不味かったことぐらいか。

大雪の週末にクリスマスディナーの買出しにハニバニを行かせたのがまずかった。

「だって雪で道路がぐっちゃぐちゃだから近所のウォールマートで
買ってきたハムなんじゃもん。どうりで安いと思ったよ。」

来年は槍が降っても何があっても私が買いに行こう。

そしてデザートはお決まりの





りんご丸ごとダンプリング。

ここまで食べ終わると「もう一生何も食べたくない」と思うほどの満腹感を感じる。

いつもいつも空腹を訴える私が言うのもなんだが、
もう二度と何も食べたくないと思ってしまうほど今夜は食べた。

こんな食べ方をしてはいけませんよ。

そんなこんなで、今夜はクリスマスのDVDでも観ながら
今年も超普通なクリスマスを終えようと思う。

季節季節のイベントは好きだが、
どちらかというと、私は普通にすごせる、ごく一般の日のが好きだな。

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レギュラーコメンテーターのやまちゃんさんに言われて気がつきましたが
あと一週間で今年も終わりですよ!!!はや!



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怪しい寿司ネタ

2009年12月17日 | 食べ物
数日前、近所にあるどこかのアジアンが経営するレストランが和食を始めた。

そのレストランはもともと朝食をメインに営業するレストランで
味がどうこういうよりも、早くて安いことから私の努める会社でも
朝からオーダーする職場が後を絶たないぐらいだった。

そういう繁盛しているレストランは、繁盛しているままの状態で
経営を続けるべきだと私は思うが、商売というものは同じことの繰り返しでは
時代の波に乗り遅れるのだろうか、たいてい他のビジネスにも手を伸ばす。

結論が『和食』ということだったのか。

早々と郵便のチラシにメニューが入っていた。

私たちの行きつけの寿司屋は決まっているので、
わざわざよそから和食のデリバリーを頼むのもどうかと思ったが、
ちょっと便利かもしれない。

何がオーダーできるのか何気なくメニューに目を通していたときだった。





カリフォルニアロールではない「にぎり寿司」のメニューで、
私の目を釘付けにしたものがある。





ドルフィン。

ってイルカですよ。
イルカって哺乳類ですよ。
シーフードではないですよ。

ってか、

いつからイルカが寿司ネタに?!

私は昭和生まれなので、クジラこそ食べたことはあるが
イルカは食べたことがない。

イルカを食べたことがある人も知らない。

ただでさえ日本は捕鯨で世界中から(特にシーシェパードね)バッシングされているのに
イルカも捕って食べちゃうなんて、何て酷い国なのジャパンは!
ってことになりかねないではないか。

本当にイルカ肉なんだろうか。

想像するだに不愉快だ。
日本の寿司屋には100%イルカなんてないぞ。

抗議の電話っつーか、ドルフィンの正体がどんなもんか聞いてみたい気がする。


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さてさて、今日ハニバニが年収めというか
出張第三弾を無事終了して帰宅した。

晩御飯を食べて、散歩に出かけたのだけど、
今日は近所のちょっとしたクリスマスのデコレーションを紹介したい。




ブレブレで悪いが、実際はとてもシックな感じの一色でまとめられた
デコレーション。




これもブレブレで悪いが、いろんな色を用いたデコレーション。
実際はとてももっと明るくて、鮮やかで、まるで遊園地みたいなんだな。


<<おまけ>>



どこかで飼われているシャムネコにほぼ毎回出会う。
ハニバニのことがお気に入りらしく、彼を見つけると
すたたたたっとやってきて、彼の体に体当たりして喜ぶ。

ハニバニいわく

「うちにいる馬鹿猫フリスキーよりもかわいいね。フリスキー追い出すからうちの子になる?」

よその飼い猫相手に「うちの子になる?」はないだろう。
それは誘拐未遂ですよ?

本当に悲しいぐらいこのシャムちゃん、
フリスキーよりもハニバニになついてます(笑)


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世界の松井が今度は赤いユニフォームですって。なんかしっくりこないぞ。

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至福の時 <宴はインディアにて>

2009年10月30日 | 食べ物
今日、有給をとっていたので、朝からのんびりした時間をすごしていた。

人さまが働いているときに自分はのんびりと、
しかも有給でぼけーっとしていられるなんて最高だ。

軽く掃除をしてから、録画してあったTV番組を見たり
ゆっくりとランチしたりして、ゆるりとした午後を過ごした。

時は2時半。

ハニバニが思わぬ時間に帰ってきた。

「今日は基地に寄る用があって、予想外に早く用事がすんでしまったから
そのまま帰ってきた。」

そしてこう続けた。


「今から今日の運動を済ませたら、カレーでも食べに行く?」


後者で私の瞳孔が開いたのは言うまでもない。

どうやら2回にもわたってカレーを食べ損ねた可哀想な妻を見かねたからなのか
理由はどうであれ、なんと優しい夫だろう。 カレーカレーとうるさい妻の口封じとか言わない


さっさと本日の運動をすませ、
2人はインディアンレストランへ。

レストランへ入るなり、気が遠くなりそうなほどの香り高いスパイスの匂いがする。

私はすかさず、そこでいつも注文していた大好きなものを注文する。

まず前菜でやってきたものは




Vegetable Samosa



ベジタブルサモサと呼ばれ、
マッシュポテトをカレー風味のスパイスと混ぜて
それを春巻きの皮のようなものにくるんで揚げたもの。

これを2種類のソースでいただく。

ハニバニはコリアンダーソース(緑のやつ)で、
私は茶色のソースが好き。茶色のソースはなんだかほんのり甘い
ウスターソースみたいだ。

普段は1つずつ食べるが、今回は特別に2個ずつにした。

ほとんど食べ終わろうとしたときに急に

『中身はどんななの?』

って思う人がいるかもと思い、急遽断面図を写真に撮ってみた。
よって、美しくないがどうぞ。




一心不乱で食べているのがお分かりいただけるだろうか




カレーの風味が口に広がると、
もうなんとも言えない満足感がこみ上げる。

モリモリと食べながら唇の両端が自然に持ち上がる。

ハニバニにこう聞かれた。
「今すっごい幸せでしょう。」

そしてこう答えた。
「今すっごい幸せです。」

しばらくして、メインコースが運ばれてきた。









ハニバニはバターチキンカレーと呼ばれるものを、
私はチキンヴァンダルーと呼ばれるカレーを注文した。

バスケットの中にはアルーパラタと呼ばれる、
ナンというパンのなかにカレー風味のマッシュポテトとグリーンピースが
つまったもの。これをカレーと一緒に食べるのが美味しいのだ。


さて、2年ぶりの再会。
いっただきま~す!!!












感   無   量

嬉しくて額ぶちに入れちゃったわ

カレーってこんなに美味しいものだったの?
このカレーはビネガーとか生姜が入っていて、風味が良いだけでなく
こってりしているのに後味がとてもさっぱりしている。

ハニバニのカレーはほんのりバターの風味がしてマイルド。
なのに辛さをHOTにしたせいか、とても辛い。

ハニバニと、しばし至福の時間をすごした。

矯正、頑張ってきてよかった~(涙)


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今夜はぐっすり眠れそうです。皆さんの暖かい励まし、ありがとう!

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いつもありがとう。
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