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バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

充血と母とマイコー

2009年06月26日 | アメリカde健康管理
困ったことに右目が恐ろしく充血している。

数日前からなんか変ということは気がついていたが
なんといっても目を酷使する職業、こういうことはよくあることだしと
放っておいた。

ところが今日はもうぞっとするような充血の仕方だ。

全体が充血っていうわけではなく、
右目の耳に近い白目だけが赤いっていう感じ。

絵にかくとね、











まさにこれ。

あ。すんません。美化しています。
私の目、実際は鼻よりも小さいはずです。

疲れ目で充血してるというよりも、
どちらかというと、殴られて内出血してるような感じ。

冗談で、「警察に『夫に殴られた』と行ってったら
絶対にみんな信じるね。」と笑ってハニバニにいってみたところ、
彼は笑ってくれなかった。

それぐらい生々しいっつーことだ。

充血止めの目薬を使ってみたが、全く効果なしなので
眼科で看て貰うことにした。
今週の土曜日ね。

そういえば1年前にも同じことがあったのだよ。
全く同じ症状。

その時は「花粉ですね」って言われて、
ステロイドというとってもきつい目薬をもらったが
それがまた速攻で効いた。

数時間で白目がそうあるべきの白目に戻っちゃうんだから。

「長期間での使用は禁物だからね。治ったらさっさと捨ててよ。」

って言われたぐらいの驚くべき目薬。

今回もやっぱり同じ結果になるのだろう。
それにしても自分で言うのもなんだが、

私、とっても不気味だ。

実は面白いことに、
ちょうど同じ頃、母も「右目が痛くて病院に行ったけど
どっこも悪くないって言われるんよねー。どうしたんじゃろ。」
と、同じ右目の不調を訴えている。

内容は少し違うが、同じ右目ときた。

母と子っていつも何らかのカタチで繋がっているのね。

それにしても母の目は大丈夫だろうか。
後で電話してみよう。


*****************

それから夕飯を食べながら


Ham Dinner

ぶったまげた。

マイコーが死んじゃったよ。
ニュースキャスターが

「独自で手に入れた有力な情報ですが
マイケルジャクソンさん、たった今亡くなりました。」

って言って、ハニバニと何度も何度もそのコメントのところだけ
リプレイして、お互いが勘違いしてないかを確かめた。

だってその時あのCNNでも

「マイケルジャクソンが病院に搬送された」

としか報道してなかったぐらいだもの。
「誤報だよね?」っていろんなチャンネルをチェックしてみたけど
「死亡」とはっきり言ったのはその私たちが見てた局だけだったのよ。

時間が経つにつれてそれが正真正銘のニュースだとわかって
ビックリしたね。

こっちはもう大騒ぎだし、
マイコーが亡くなったUCLAの病院の周りには人が集まって
すごいことになってるよ。

マイコーってさ、いつになっても「ピーターパンシンドローム」って
感じだったから、彼が病気であっさり逝っちゃうなんて
想像もできなかった。

でもまあ

とりあえず今は自分の目の行方が気になるところだ。

明日はコンタクトじゃなくてメガネで出社しよう。

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そっちでもマイコーのニュース入ったでしょう?

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。

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ヴァルを支えるもの

2009年06月20日 | アメリカde健康管理



昨日、職場のトイレで話し込んだ。

お相手は、ヴァル。
セールスのマネージャーをしているやり手の黒人女性。

彼女とは直接仕事を一緒にしたことがなかったが、
私がマネッジメントレポートを作成しているので
その関係で顔見知りになった。

決定的にもっとお互いを知るチャンスが後に現れた。

それはハニバニと私がコレステロールの数値の検査で病院に行って
待合室にいるときに、偶然隣に彼女が座っていたことだった。

こんなとき、待ち時間が結構あってもいいなと思う。

彼女とはハニバニも含めて話が弾み、
今までまず知ることはなかっただろう、彼女のことを知ることができた。

彼女の年はなんと51歳。
その事実を知って、私は速攻で血圧が上がりそうだった。

なぜならば、彼女は私よりもちょっとだけ年上かなと思っていたから。
若さの秘訣は何なんだろう。

数年前に夫を亡くし、
しばらくは南アフリカに長期の旅行をしていたこと

大学を卒業した息子が、今度同じ会社で働くころになったこと

最近ポタシアムの数値が低かったので再検査で今日ここに来てること

を、元気に語ってくれたのだった。

さて、その彼女を最近ずっと見かけなくて
昨日とっても久しぶりに見かけたのがトイレだったというわけだ。

「何だか非常に久しぶりですが、また長期でバケーションでしたか。」
と笑って聞いたら、

「違うのよ。病んで手術して、やっと退院してきたのよー。脳腫瘍だって。」

いきなり笑えなくなった私を知ってか知らずか
彼女は続ける。

「ちょっと前からね腕、肩、顔にかけて痺れがあってね、
病院に行ってたんだけどどのドクターもこれといって病名がわからなくて
それでDr.Wangに担当してもらったら、脳神経科に紹介状書いてくれてね
それで調べてもらったら脳腫瘍だって。
でね、場所がすっごい悪いんだってさ。手術がとっても難しいんだって。
だからここでは本格的な手術ができないから、
いずれはバージニア大学病院で大手術になるんだけど、それまでは
薬治療をしてねー。髪がね抜けちゃったのよー。わかる?
ケイエス、大丈夫?」

まるで「こないだね豚インフルエンザにかかったのよー」って言わんばかりの
口調ですごいことを目の前で語るヴァルに、
私は阿呆のように口をぱかんと開けて、ただ聞いていただけだった。

そんなことがあったなんて、知らなかったし、
だいいち彼女はいつも人と目があったら笑顔を返すような人で
あのスバラシイ容姿なので、彼女の「髪」がウィッグだと言われても
全くわからない。

内面が美しくて輝いている人っていうのは
外見なんてたいして問題にはならないほど、内側の美が勝っていると思う。

「何がヴァルをそう強く支えてるんですか。」と聞かずにはいられない。

「こう見えても、Up&Downがあるよ。やっぱり怖いしね。
でもね、1日1日の大切さがすっごくよくわかるようになったよー。
1日が24時間なんっつーのがね、惜しくて惜しくて。
ケイエスもしっかり笑いなさいよ。楽しくしてるのは良いことだからね。
あ、ミーティングの時間だ。」

そしてつい先週まで入院していた人には思えない足取りで
バタバタとトイレから去ろうとしていた矢先、
くるりと踵を返してこう言った。

「ハニバニ君、コレステロールはどうなってる?彼によろしくね。」

彼女がいなくなったトイレ。
何か一瞬にしてすごいものが目の前を通り過ぎてった様な感覚があった。

今も頭の中に脳腫瘍という病魔を抱えて、
ヴァルは生活している。

今日も彼女を見かけたが、いつもどおりの彼女だった。

エネルギーにあふれてて、人には笑顔を振りまき、
自分のことはさておき、人の健康の心配をする。

彼女の強さはどこからくるんだろう。

彼女を支えているものって何なんだろう。

こういうことがないと、自分がどれだけ健康で恵まれているかを
確認できなくて、そんな自分を恥じた。

「Everyday is miracle(毎日が奇跡)」
という言葉を繰り返す。

彼女が病魔と闘っていけますように。

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今日も楽しく生きましょう。

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。



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ハニバニの快挙

2009年05月19日 | アメリカde健康管理
関連記事:ハニバニの再挑戦

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話は先週の金曜日。

こないだのハニバニのコレステロールの検査結果がやっとでた。

今回はやけに時間がかかってるなと思い、
それはそれで私はいつも果報は寝て待て的タイプであるが故、
のんびりと待ってはいたが

それでもやっぱり気にはなっていた。

だって本人、これまですっごい頑張ってきたもん。

① 去年の12月でタバコを止めた

② 運動の時間を週4日、1時間がっちり歩く

③ 食事で野菜を増やす、食べる全体の量を減らす

④ フィッシュオイル(錠剤)を飲み始めた

特に①なんて、とても辛かったと思う。
私はタバコは吸わないので、禁煙の経験がないが、相当な試練らしい。

で、その結果なんだけど

確かにまだまだ私の結果には足元にも及ばない(ちょっと自慢。腰に手を当てる) ぶっ
けれども、以前の数字に比べると
数字が明らかに変わっていた。

電話で、ドクターWangも喜んでいたそうだ。

私の数字ほどではないとは言え、(まだ自慢する)
これは彼の快挙といえよう。

ドクターWangは、今実行していることを今後も続けるようにと言い、
さらには、

『この数字なら薬は処方する必要ないわ。良かったね。』

と言ったそうだ。

私はなんとなく

少し大目の点数を掲げたテスト用紙を持って帰った息子に
「よくできました。」
と言って、彼の髪の毛をぐちゃぐちゃになるほど撫でてあげる
母のような気分だ。

でね、金曜日の夜からすっかり



こんなものを食べに行って、


Pizza & Buffalo Wing

土曜のブランチはこれ食べて、


French Toast & Bacon

夜も懲りずにこんなもん食べた。


Baked Pasta

さすがに日曜からは普段の質素な食事に戻し、
運動もシテマス。

それにしても

あきらめかけていただけに
彼の体のシステムが、まだ食事療法と運動でコントロールできると
わかっただけでも、かなり安心したし本人もやる気が出たと言う。

この先、数字がもちっとだけでも改善されたらな。

私の数字には及ばなくともね(だって私は優等生)。


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豚インフル、ついに日本に上陸しましたね。くれぐれも気をつけてください。

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。





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ハニバニの再挑戦

2009年05月03日 | アメリカde健康管理
うちの前庭の花が今年も満開です。





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コレステロール値で
私が優等生なら、ハニバニが劣等生だということを
今まで何回かここで書いてきた。(ここをクリック)

今年の1月の検診で彼の数値、とくに悪玉コレステロールの
数値がとっても悪くて、
ドクターWang(ホームドクター)からも
この辺で堪忍して薬を飲みなさいと言われていたにも拘わらず

自力で克服してみるのだ

と、薬でコントロールせずに
自然なやり方、たとえば食事療法とか、運動を増やすとかして
とりあえず自分の力で数値を変えようとしたハニバニ。

あれから彼は、食事では欠かさず飲んでいたペプシを緑茶に変え、
運動ももっと増やした。

それから4ヶ月。

今朝コレステロールの再検査をしに
彼と一緒にクリニックへ行ってきた。

再検査するのはもちろん彼で
私はスルー。

だって私は優等生

とても良い響きなので、もう1回言いたい。

だって私は優等生

しかし緊張していたのは私の方で、
本人はいたってのんきなもので

「数字が改善されてなかったら降参して薬を飲みましょう」

などと言う。

さて、その結果やいかに。

**********

検査後は、彼も私もとてもお腹がすいていて
その足で今日は、KFCにてランチ。

KFCって、最後に食べたのがわからないぐらい久々だ。

最近になってフライドチキンだけでなく
グリルドチキンも始めたようで、新しいものが好きな私は
さっそくそれを食べてみることにした。



KFCでグリルドチキンなんて変だねーって思ったけど
これがとっても美味しい!!!

外の皮がパリパリしていて
中はとても柔らかくてジューシーだ。

フライドチキンにいたっては、私はちょっと塩味が強すぎて
たくさんは食べられないなって常々思っていたが、

このグリルドチキンは「もっと食べたい」と思わせる。
あっさりしていて、日本人好みかも。

あれはリピートしてしまいそうな味だなと思う。

って言うか、食べ終わった時点で私は
「うぅ。もっと食べたいのに...」などと思ってしまったほどだ。

日本のKFCにもあるのかな。
もし日本にも上陸することがあったら是非お試しを♪


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日本はGW真っ只中ですね。羨ましいです。

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。


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医療費

2009年01月10日 | アメリカde健康管理
忘れたころのなんとかと言うが
あの日の医療費の明細が届いた。


日本円にして、およそ120万円だって。


もちろん会社の医療保険が払ってくれたのだけど、
アメリカではこれ見よがしに明細書を送ってくる。

なんとありがたいことだろう。(棒読み)

彼の場合、テストにテストが重なった入院だったから
項目がすごい。

そういえば心電図をとるあのレントゲンね。
あれだけで約60万円だぞよ。

んでもって、項目の下の方、一番最後の行に

『以上の金額をあなたの医療保険会社に請求いたしました。』

そしてさらには、

『現時点で医療保険をお持ちでなければ下記へ連絡してください。
今後の支払方法を決めていただきます。』 

と、書かれている。

ハニバニに聞いてみた。

「もしうちらが保険なかったとするじゃん?
これってやっぱり払わんといけんのんかね?」←馬鹿炸裂

ハニバニ曰く

「当然じゃん!!!病院もありとあらゆる方法で
支払いをさせてくるよ。」

それにしても。

ローンを組んでこれから支払ってくとしても
なんと気が遠くなるような支払いになることか。

保険があって本当によかったと思う。

いつも思うが、こういう保険の明細が届くと
数枚の紙切れに

『保険会社が払ってくれるのよ。ありがたいと思いなさいよねっ。けっ!!!』

って言われてるような気になる。

日本の医療機関ってどうなんだろう?

アメリカって本当に最悪だと思う今日この頃だ。

アメリカで、健康維持を本気でしていかなくてはならないのも
背景でこういう高額な医療費があるからなんよね。

*****

さてさて、昨日破水したレベッカ。
予想したとおり、昨夜無事に子供を産んだ。It's a boy!

力んでいたが、分娩の途中で子供が
排泄をし始めために(そんなことってあるんじゃね)
急きょ帝王切開になったと言う。

彼女の願い、叶ったり。

明日お見舞いに行ってこようかな。

帝王切開でも3日で退院だって。アメリカってすごいよね。



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日本も明細書って送られてくるのかな。

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。良い週末を!


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コレステロール結果発表

2009年01月07日 | アメリカde健康管理
こないだのコレステロール検査の結果がでた。

時期が時期的に悪いときだったので
(だって暴食さらに暴食してたしね)
結果は絶対に悪いと思っていた。

だから仕事から帰って留守電に
「クリニックのアシュリーです。折り返しお電話してください。」
っていうメッセージを聞いて
「あ。Dr.Wangから『一体何があったのよ!』って絶対に言われるわ。」
って思った。

ところが結果は彼女が言うところの

「エクセレントです。」

だったから、はっきり言って拍子抜けした。

あんなに胃腸を酷使したのに。

私があんなでも、あんたたちは健気に健康を維持して
くれよったんじゃね。

と、なんだか自分の体が可愛くて仕方なくなった。

一方、私のように手をたたいて喜べない奴がいる。

ハニバニだ。

私が優等生なら、彼は

劣等生

とにかく、信じがたい数字を並べられて
彼はもろ落ち込んでいる。

しかも、悪玉コレステロールの数値なんて
とーっても悪い。

一瞬、私が管理する食生活が悪いのかと思った。
でも違うようだ。

それならば私も『失楽園』のごとく一緒に堕ちていくでしょう?

コレステロールは、食生活にも左右されるが
血筋というものもあるのだよ。

彼の父親がやっぱり高コレステロールで薬を飲んでるし、
彼の兄もやっぱりそうだ。

でもハニバニは薬を飲むのを拒んでいる。
やっぱり薬に頼らず自力で良い数字を生み出したいみたい。

こういうところって、まさに「優等生」なのにね。
私なら手っ取り早く、「薬ね、薬ちょうだい。楽だし。」って
感じだ。

彼は今出張でセントルイスにいるが
出張先からDr.Wangに電話していたようで
彼女の助手からうちに電話があった。

Dr.Wangも薬を飲んで様子をみるほうがいいと
言っているようだ。

なんつっても、ほれ。
もう20代30代の体じゃないんだしさ、
無駄な抵抗はやめて薬に頼らなければいけない年になったっつーことだ。

ハニバニは今もなんだか落ち込んでいる。

*****

それはそうと、ハニバニがいないと
私はスパゲッティーナポリタンで毎日を祝うようなところが
あるが、さすがに炭水化物系はカットしたほうが良いようだ。
それぐらい体重が増えたのよ。

今日はこれでスープでも作りましょうと思って
コールスローの素、要は千切りされたキャベツとニンジンを
買ってきたのに、家にチキンストックがなかった...(涙)

結局、たまたまあったホットドッグを細切れにして
スクランブルエッグも作って、コールスローと一緒に
野菜炒めみたいにしてみた。

匂いが広島風お好み焼きみたいだったので
思わず「オタフクソース」を少量入れてみた。



これがすっごい美味くてびっくりした。

っていうか、それだけ空腹だったっつーことか。



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普段の食生活にもどりましたか?

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。

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コレステロール検査

2009年01月04日 | アメリカde健康管理
今日はハニバニと一緒にコレステロールの
検査に行って来た。

コレステロールの検査で何が嫌かって
前の晩12時を過ぎたら検査が終わるまで
何も食べてはいけないこと。

水の摂取も限られてるし。

すっごい空腹でクリニックに行って来た。

名前を呼ばれて一緒にラボ(検査室)に行くと
看護婦が、

「仲良くご夫婦で検査にいらっしゃる人って多いんですよ。」

と言い、特に興味もなさそうに私が「そうなんですか。」と言うと

「針を刺されてお互いの痛みを覗き見するのが面白い、とか言ってますよ。」

だと。

その言葉には興味を持った。結構いえてるかも。 ぶっ


針が刺されると、自然に血液がビュンビュンとシリンダーに
入ってゆく。

私はずっと昔、何かの予防注射か検査かなんかで
注射の針を血管に刺されて、看護婦が何かの拍子に
その針を抜いてしまったのだけど、その針が抜けた血管から
血が噴水みたいにビュビュビュビュッと噴出したのを思い出した。

「すごい勢いで血液って出ていくんですね。」と言ったら、

「そうじゃないの。最近は針とシリンダーの間に
吸引機が入っているから血液がすごい速さで抜けるの。」

と説明してくれた。

そういえば針を刺されたときに、何か『カチッ』と音がしたと思った。

医療機器も、どんどんハイテクになってくね。


仕上げにスヌーピーのバンドエイドしてくれたよ


結果は来週には出るらしい。

コレステロール値、上がってるような気がする。

最近ホリデー続きで運動してないし、すっごい食べてるし
しかもあんまり食べちゃいけないようなものばっかり食べてるし。

なんだか受験の合格発表を待つ気分だ。


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お正月、みんな結構食べたでしょう?

↓  ↓  ↓

いつもありがとう。


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今度はハニバニダウン

2008年10月22日 | アメリカde健康管理
月曜日は私は朝6時出勤で、デスクに到着すると
ハニバニにモーニング・コールをする。

「グッモーニン。起きる時間です。ハバナイスデー」

彼は責任の強い、いっぱしの大人なので

「はいはいはい。電話どうもありがとう。」

と、そのままちゃんと起床する。
もしうっかり彼が寝過ごしても、それはもはや私の責任ではない。

電話で起こしてから10分後、電話があった。
ハニバニだった。

「ちょっとねー、起きたらとても気分が悪いんだけど。
昨夜何か変なもん食べたっけ?」

『変なもん』とは失礼な。
昨夜の夕食は私が作ったポークチョップで、私の胃腸はすこぶるOKだ。

彼はその朝まではとても元気だった。
もしかして、いつかのティム菌が私を経由し
ついに彼にまで感染したか。

いや、それはないと思う。
だって私の風邪はもうすっかり完治していたのだし、
彼の訴える症状は風邪とは何だか違ってる。

ハニバニも私もそうだが、よっぽどのことが無い限り
会社を休むことはない。

そんな彼が「今日は休んで家にいようと思う。」と言ったとき
それはよっぽど体調が悪いのだなと思い、ちょっと心配になった。

昼休憩に家に帰ると、顔色の悪い白人がソファーでデロンとしていた。
そんな感じの彼を見るのはとても悲しかった。

Campbellのチキンスープを飲ませ、
例のピンクのおクスリを飲ませ、「お大事に」と言って、私は職場に戻った。

その夜、少しだけ体調が楽になった彼と、
一体どうして彼の体がそんなになっちまったのか考えた。
(ほら、私の職業がアナリストだからいろいろ分析してしまうわけよ)

いろいろ例を挙げたが、医者ではない二人が結果に達するわけでもなく、
ただ彼が元気になることを祈った。

なのに、今日。

顔色の悪い白人は、それでも普通に出勤した。
8時前になって彼から電話があった。

「今から家に帰るよ。職場のみんなが僕が持ってる菌を
恐れて家に帰ってしっかり治せって言うから。」

悪いが笑ってしまった。

私の職場にはティム菌が、彼の職場にはハニバニ菌が!

わははは。

って笑っとる場合じゃないな。

そして再び昼休憩に家に帰ったら、なんと
思ったよりも元気そうな彼がいた。

「家に帰って、寒くてベッドで丸まって、3時間ぐらい寝た。
目が覚めて起き上がったら、何もなかったみたいに元気になってたよ。」


アメリカで生活する人ならご存知だと思うが、
アメリカには24 Hour Flu
という名前の病気がある。

要は、日本で言うたちの悪い感冒が胃腸にくるやつだ。

だいたい1日そこらで、何もなかったように元気になるので
24時間とか呼ばれているのだと思う。
ただそれにかかると、インフルエンザみたいに症状がとても酷いので
Flu(フルー)って呼ばれるのかも知れない。

彼が患ったのもこれじゃなかったかと。
とりあえず今の彼は元気だ。

やれやれ...と思ったが、回復した彼の顔を見るのは
うれしい。


体調が戻ってよかったね



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突然のハニバニ出現にビックリした人、クリック(笑)
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いつもありがとう。






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病む予感

2008年09月26日 | アメリカde健康管理
この先、まだ何日間か「インディアンサマー」と
呼ばれるような夏日が戻ってくることはわかっていても、
今日はとても寒い1日で、フリースジャケットが登場した。

季節がこんなに急に変わると風邪引きが増えるのだけど、
今職場ではまさに風邪が大流行している。

うちの会社はお互いのデスクが背の高い仕切りで仕切られてるので
一日中風邪をひいてる同僚と顔を合わすことはないのだけど、
それでもあんなに激しく咳き込まれたり、
まるでスプレー噴射のようなくしゃみをされると
健康な人の脳裏にちらほらするのが

空気感染

という言葉だ。

咳き込みながら、そのまま倒れていくんじゃないかと
いうような不安な咳をするおばさんがいる。

みんな心配になるのだが、このおばさんもちょっとイケナイ。

彼女、咳き込むときも、くしゃみをするときも
全く口を覆わないのだ。

彼女のデスクを通りすがりにちらと見たことがあるが、
もろにキーボードに覆いかぶさるように咳こんでいた。

しかも、さらなる「イケナイ」行動に
彼女、どういう訳か、鼻をかんで、その使用済みのティッシュを
大切そうにデスクにずらずらと並べているのだ。

ま、彼女だけでなく、自らの病原体を撒き散らしている人って
多いのだけど、昨日同僚マリーの堪忍袋の緒が切れた。

彼女、大声で

ちょっと、あんたたちそんなに病気で何でここにいるのよ。
次に私が病気になったらどうするのよ!
それとね、他の人のことも考えなさいよね!

と、名指しはしなかったものの、ちゃんと彼らに聞こえるように
怒鳴った。

ひえーっと思ったが、それは彼女が言う「他の人」が言いたくても
言い辛かったことなので、彼女はきっと見えない喝采を浴びたと思う。

そしたら言い返す女がいた。

「この会社は病気で休むと査定で減点になるのよ!
クビになったら困るから病気でも来るんじゃないの!」

確かにうちの会社は羽振りはいいが、
無断に欠席(それは病欠も含まれる)すると
減点となり、昇給にかなりひびくのと、ヘタすると
クビにもなる、厳しい会社なのだ。

この論争、まだこれから続きそうだけど、
みんな口々に言っている。

「次は私が病むころよ。感染が広がってるしね。」

みなさんも、冬を待たずに
頻繁に手洗いとうがいはしておいた方が身のためですよー。


**********

さて、今日はミディの抜歯の後のフォローアップ検診があって
病院に連れて行った。
順調に治癒しているとのこと。
簡単な検査でも、分けのわからないミディにとっては恐怖以外の
何物でもなくて、目が真ん丸になってたのが可哀想だった。

家に帰ってからは、なんだか夕食を作る気になれず、
ハニバニに外食を提案すると、
1年ぐらい前にオープンしたチャイニーズレストランがあって、
そこにはまだ行った事がないのでそこにしようということになり
さっそく行ってきた。


Wonton Soup



Egg Roll



中国風焼きそば (さて誰のオーダーでしょうか? 笑)



海老のロブスターソース


写真まで撮っといてこんなこと言うのもなんだが、
こんなに不味いチャイニーズを食べたのは何年ぶりだろうと
言うほどの、稀に見る不味さであった。

「一体誰がこんな不味いチャイニーズを作りよるんかね?」

と、こそこそと二人で言っていたら
厨房から何人かの、シェフの風貌をしたメキシカンの男達が出てきた。

私達が今夜食べたものは、エキゾチックチャイニーズだったか...。

とにかく、そこへ行くことはこの先ないだろう。





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血液型判明 その後

2008年07月26日 | アメリカde健康管理
『昭和の女の子は「あのちょっとかっこいい彼は
血液型何かな?星座はなにかしらん?」て心ときめいたものでしたね。
アメリカの女の子はそんなことヒソヒソするのでしょうか?』

これはコットさんからのコメントの一部で、
実は私は血液型に関して、もう少し書きたいことがある。


すでに知っている人は知っているが、血液型性格判断や相性判断というものは
日本だけのようだ。

昨日ナースから電話を受け取った後、私はかなり動揺していたので
何だ何だといろんなデスクから同僚が顔を覗かせた。

「あのね、血液型が違っとったよ。A型だと思ったらO型だったよ。ワナワナ

と言ったら、やっぱりこうかえってきた。

「それって、輸血かなんかに関わる大切なことなの?」

話はかなり昔、ハニバニと出会う以前に初めてカリフォルニアで
ホームステイをしたときも、ホストファミリーに
「みんなの血液型は何?」と聞いた私の質問に対し、

「これから献血にでも行くの?」

って言われた。

そう、アメリカには日本のそういう血液型性格判断が存在しない。

私が昨日、どれだけ日本が恋しかったことかみなさんにわかるだろうか?
日本は血液型をテーマにして論争すらできる国で、
酒の肴として、みんなで盛り上がることができる楽しいトピックスであるわけだ。

でもアメリカでは、「血液型=献血、輸血」でしかないのよ。

これは非常に面白くない。

昨日私はできることなら、メガホンを持って、
「私の血液型、間違っておりました!」と全日本に報せたい気分だったよ。

それから、コットさんの別のコメントの一部で、

『ハ二バニ氏との血液型による相性はいかがでしょうか?』

と質問があった。

16年も一緒にいるのだから、相性は良いのだろうけど、
血液型による相性を基準にすると、わからないのだ。

だって、ほれ、私はおとといまで自分がA型だと思っていたでしょう?
小娘な頃から、恋心が訪れて、自分の恋の行方を占うときは全て
『獅子座のA型』だったわけだから。

A型でもないのにA型の占い結果にしたがって、青春を送ってきた私。
私のそんな過去の日々は一体何だったのだろう。

思い込みってすごいよね。

そういえば、昨日妹との電話の会話で、

「昨日は私の誕生日だったけど、はっきり言って
一夜明けた今日、私は改めて生まれ変わった気分がするよ。」

と真剣に言ったが、彼女はその場でゲラゲラと笑いまくっていた。

うー。まだしっくりこないな、O型の私。

これから「獅子座のO型」として、彼との相性なんぞ
調べてみようかな。

ちなみにハニバニは典型的なA型なのだけど、
一緒に生活をしながら、何かが自分と違ってるような気はしていた。

彼が怒ったり深く考えるところで、私はただのほほんとしていて、
彼の怒りや考えに対して「そんなに神経すり減らすようなもんかね?」
などと考えていたのだから。

O型の気配はすでにそこにあったようだ。

*********************

余談:コメントにK姐が初登場してきた。(びっくりするじゃんか!)
彼女は祖母と同様、私のB型説に長いこと同意してきた人の一人だ。
...っていうか、私の家族親族全部がB型説に同意だったわけだけど。
彼女の驚き様も大変なものだったろう。K姐、あなたの顔が見たかったわ。

それに加えて、もう一人の西九条さんも、「ケイエスさんはA型じゃない」と
確信されていたようだ。しかも年までなんとなくわかっていたらしく...。
西九条さん、あなたはするどいです。

*********************

気分がすっとしないので、うちのCATSにも血液型をつけてみた。(意味はない)


                        Zzzzzzzzzzzz...

そっか、あんたたちアメリカ人だもんね。興味ないか...。



************
読んだよって証にクリックしてね。
It makes me smile!

いつもありがとう。




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知りたかったこと (もうひとつの検査)

2008年07月25日 | アメリカde健康管理




二日前に子宮ガン検診に行って来たが、実は子宮ガン検診意外で
任意で是非とも調べてもらいたかったことがあった。


私は自分の血液型を知らない。

親も私の血液型に関しては「よくわからんのよ」と言うばかりであった。
母はA型で、妹もA型。ならば私もだいたいA型だろうと思うが、
キーを握る父親の血液型を全く知らないでいた。

母は再婚組なので、前の夫の血液型なんて知らなくても普通かも知れない。

で、私は物心ついたころから自然に自称A型で過ごしてきた。

注: ここから先は血液型に対して、昭和生まれの偏見が炸裂します。
そういうのがダメな方、今日はスルーしてください。

最近日本では血液型性格判断というのに対してかなり
否定的になってきたらしいが、私は昭和生まれで、血液型性格判断が
ある意味、全盛期だったかも知れない。

就職活動の面接でも血液型はどこでも聞かれたし、
それはそれで普通だとも思っていた。

私は自称A型ですごしてきたが、同じA型の妹とは性格が全く違う。
彼女は認定されたA型で、どこの本でもそう記されているように、とても几帳面だ。
原田宗典という作家の言葉で言い表すなら、
「A地点からB地点に定規をあてて、シャッと一直線に線を引くような人」
なのだ。

私は、それこそこれも自称「几帳面」だと思うが、彼女と比較して、
そこまで徹底してないかもと思うことがたびたびあった。

今は亡き祖母が自信満々に言い続けていたことがある。
それは「ケイエスちゃんは、ぜったいにB型よ!間違いない。」ということだ。
彼女自身がB型で、彼女と私の生き方が類似していることから
そう言っていたのだ。

そう言われると、B型のような気もしてくる。

私の性格を大きく分類すると、

思ったことをずばずばと口に出す(でも後でしまった!と思う)。
些細なことが全く気にならない。
でも汚い汚れはかなり気になる。
他人が何と言おうと、自分の気分次第で行動を起す。
ちょっと変わってるねと言われたことがたびたびある。

自分自身、正直言ってA,B,OそれからABの全ての分類に当てはまるような
気がして、いつかはちゃんと調べてもらおうと思っていた。

そして、チャンス到来。

Dr.Wang 「うん、調べてあげるけど、このテストは保険きかないけど?」
KS 「え。いくらかかるの?」
Dr.Wang 「えっとねー(ちょっと調べる...)75ドルだって。
      献血すればただで調べてくれるじゃん。お金浮かしなよー。」
KS 「オゥ、ノゥ。だって針がパイプみたいに太いもん。」
Dr.Wang 「(ぶっ!)で、どうする?ケイエスしだいよ。」

というやり取りがあって、では白黒つけましょうという気になり、
「75ドル、払いましょう。」ということになった。

いよいよ長年の自称A型本物のA型に認定されるのだ。

なんだかとてもドラマティックではないか。

でもねー、たかがテストで75ドルよ!高いわよ。
彼女が言うとおり、献血すればただで調べてくれるし、おまけに
ジュースまでくれるのよ。でも、あの針見た瞬間、顔がムンクの叫びみたいに
なったわよ。本当に太くて、パイプみたいなんだもん。


そして今日、その結果の電話が職場にかかってきた。

長くなってきたので結果はここで一旦切って、
次回にお知らせしようと思ったが、じらす気はさらさらないので
頑張って読んでもらおう。


さて、その結果は!

...。

私、電話をかけてきたナースが報告してきた結果に対して、
「うそでしょう?」と言ってしまいました。



『ケイエスさん、あなたの血液型はオーポジティブでしたよ。』



そう、アメリカでは血液型にポジティブ(+)ネガティブ(-)がつく。
が、そんなことは今どうでもよい。

「A型じゃないんですか?」の私の質問に対し、
「テスト結果はそうじゃないと言ってます。」ときっぱりと言われた...。

私、生まれてからずーっとO型だったのだ。

わははははは!何だか笑える。
それにしても何だ、このドラマの展開は。

今さっき妹から電話がタイムリーにあり、
さっそくこの話を聞かせたら、地面がどどどっと動くかと思うほどの
声で驚かれてしまった。

「うそでしょう?」って、そりゃ私のセリフだよ。



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子宮ガン検診

2008年07月23日 | アメリカde健康管理
今日、子宮ガン検診に行ってきた。

毎年恒例の行事みたいなもんだ。

検査って、今まではどうってことなかったけど、
去年乳がん検診 再検査などがあってから、それがトラウマになり、
まるで入学試験並みに緊張してしまうようになった。

だからといって、怠るわけにもいかない。


狭い検査室でDr. Wangを待つ


ヒマなので道具の写真など撮ってみた

1年ぶりに会う彼女は元気そうで、「今年のサマーはどう?」なんて
聞いてくる。

子宮ガン検診と一緒に、乳がん検診の「触診」も行う。
乳がんは手で触れただけでわかることが多い。
とりあえずその検査はクリア。

子宮ガン検診って、あの乳がん検診でマンモグラフ撮るような
痛みはないものの、子宮内の壁の細胞かなんかを、綿棒みたいな
もので採取するのだけど、これも結構痛い。
しかも膀胱あたりをぎゅうぎゅうと上から押すのだ。

今日はトイレを我慢していたから、膀胱押されて大変だった。

検査自体は簡単に終わる。

彼女がいろんなことをカルテに書き込んでるときも
彼女は会話をやめない。

今日はアイメイクのことで盛り上がった。

「ケイエス、どうしたらそんなにしっかりとした
目元のメイクができるの?私がやるとね、流れて
パンダみたいになっちゃうのよ。」

「しっかりとしたメイク=厚いメイク」なのだろうかと、
聞きながら苦笑いしたりして。

彼女が医学生だったころ、アメリカ人のあのクルリとした
睫毛に憧れて、付け睫毛を付けてみたが、付けた感じの
違和感がダメで、ひっきりなしに目を擦っていたそうだ。

その名残があるのか、今でも目に手をやって擦ってしまうとか。

「だからパンダみたいになっちゃうんだよー。
私は朝、アイメイクをし終えたら、メイクを落とすまで
絶対に触らないようにしてるよ。」

と言うと、あまりにも熱心に聞くものだから、
私は一体何をしにここに来たんだろう?とか思うと笑えた。

彼女とそんななんでもない会話をするのは楽しい。

そんな彼女も、いつもの簡単な質問を忘れない。

仕事は楽しい?ちゃんと食べてる?ちゃんと寝てる?運動は?
お通じはどう?頭痛や腹痛はない?呼吸は普通に出来てる?
などなど。

そして最後に必ず「幸せ?」って聞いてくれる。

そう聞かれるとなんだか安心するのはどうしてだろう。


とりあえず結果がネガティブでありますように...

(みなさんもお年頃な人(←?)は子宮ガン検診受けた方がいいですよ)






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コレステロール

2008年07月10日 | アメリカde健康管理
今日のタイトルとは全く関係ないけど、これ見て。



私、もうダメかも。→関連記事

敗北へのカウントダウンだ。くそー。

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今日、仕事を終え帰宅すると、留守電にメッセージがあった。
さっそく聞いてみると、それはDr.Wangのオフィスからの電話だった。

『Dr.Wangのオフィスです。折り返し電話してください。』

夫にかかってきたのだけれども、メッセージが淡々としてるわりには
ぴしゃりとしていて、なにか特別なことを言いたそうな感じが伝わったので
私が代わりに電話した。

彼は今海外で家にいないことを伝えると、ナースのアシュリーは
少し困った様子で、こう言ってきた。

「こないだのハニバニ(夫)さんのコレステロールの件なんですが。
Dr.Wangができるだけすぐにコレステロールを下げる薬を
飲むようにと言っているんです。」

先週、彼はコレステロールの検査を受けた。
年に一度の定期的なやつと、今回はちょっと特別に込み入った分析を
入れた検査もしてもらったようだ。

彼のコレステロールは全体値で見ると、全く悪くないが、
実はLDLの数値がとっても高い。
(*LDLとは悪いコレステロールのこと)

かつて昔、中学・高校などでは俗に言う「ツッパリ」(←死語)を
簡単に見つけることができた。
彼のコレステロールの場合、学校の全体の図を見るとその
ツッパリがいない、一見穏やかな感じがする学校に
心の底でとてつもない悪事をたくらんでる生徒がいて、
今回それが発覚した、という感じだ。

彼のLDL、本当に凄いのだ。

あまりに恐ろしい数字なので公表するのも憚る。

どうしてこんなにイケナイ数値なのか。
一番最初に思いつくのは食生活だ。
食の生活を管理しているのは、何を隠そう、この私なので
一瞬すごい罪悪感を感じたが、
すぐにその思いは消し去られた。

だって、彼とほとんど同じようなものを10数年も食べているのに、
私のコレステロールは最高に良い。

LDLはとっても低いし、HDL(良性のコレステロール)なんて
Dr.Wangが今まで看てきた患者の中で最も優れていると
お墨付きを頂いている。


ともあれ、時間を見計らって国際電話した。

「あのねー、Dr.Wangがさ、あんた薬が必要だってよ。」

「はいはい了解。今から出勤だから。またね。ハバグッデイ。」


アメリカ人の死因の1位は心臓病だ。
コレステロール検査なんて、2歳で受けさせるように国が推進している。

昔コレステロールって、成人病だったよね?

だんだん年をとってくると、心配の種がもっと増えるよ。
ヤだねー。




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回復する人間と猫

2008年06月24日 | アメリカde健康管理
そういえば先週月曜日の夕方に迂闊にも火傷をしてしまったが、
それもすっかり治ってしまった。

痛みが失せたということで、火傷のあとは今でも残っている。
焼けた皮膚のところがちょうどチョコレートでつけたシミみたいで
なんだか汚らしい。

が、痛みがないことだけでもありがたく思う。

回復したといえば、ずーっと前に私が乳がん検診について
書いた3月に、職場の同僚が乳がんの摘出手術をしたのだけど、
彼女なんと4週間、メディカル休暇をとった後、普通に仕事に復帰して、
仕事をしながらも、放射線治療に毎日通っていた。

うっかりすると彼女が癌の手術を受けたことなど忘れてしまうほど
彼女が「普通に」仕事するものだから、周りがかえって心配してしまう。

痛くないのと聞けば、「腕を動かすとどうしても痛い」というが、
彼女からは決して痛みを訴えることはなかった。

放射線治療も、経験者に聞くところによると、辛いのは、
あの後の疲れだという。だるさというよりも、「眠気」らしい。

それでも彼女は、自分のやるべき仕事は必ずこなしてから
家に帰る。多少あくびは出るが、彼女が他の若い子のように
「うわー!眠い!疲れた!もう家に帰りたい」などと言うことはない。

そういう彼女を見て、すごいなーと思う。

彼女の精神力の強さ。
それから彼女の回復力。

彼女から見習うことは一杯ある。

検査では、がん細胞は全てなくなったとのことだから、
彼女はこれからもっと回復してゆくだろう。

同僚として、友達として、本当にうれしい。

私は思う。

人間の回復力って侮れないなと。

一見ひ弱に見える人間の体でも、「治ろう」という力は
体の中から起こってるのだな、と。

あとは、精神力がそれをどう引き出していくかが先に影響してくるのかな。

すごいぞ、治癒力のメカニズム!と改めて感動してしまうこのごろ...。

やっぱり自分の体は大切にしなきゃね。


あ、そういえば。

火傷をしたついでにうちのフリスキーの猫ニキビのことも書いた。

あれからPetSmartに行って、猫用の消毒剤を買ってきて
それを浸した脱脂綿で彼女のニキビの周りを毎日拭いてあげていた。


ほとんど無臭なので、フリスキーも暴れなかったし



これが先週の月曜日の彼女とニキビ。

そして今日の写真。



寝てるところを起して写真撮ったもんだから
ちょっと怒っているらしい。

あはははは!
それにしてもぶさいくだな、この顔!思わず、あんた誰?と聞きたくなるわ。

わかりにくいかも知れないが、月曜日あったニキビ特有のあの
出っ張りというか、腫れはもう全くなくなった。

ぽちっと跡があるだけかな。

これももうすぐなくなるね。

回復が目に見えてわかるって、とってもうれしい。


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良い医者の条件

2008年03月25日 | アメリカde健康管理
                  
              暦の上では春。見てくれも春らしくなってきたが、ひたすら寒いNorthernバージニアだ。


前回、「こんなん、持ってるから(後半)」で、
『アメリカのお医者さんって病院以外でも対応してくれるんですね。
電話できる関係がいいなと思いました。』と、
727さんからコメントを頂いた。

今回はDr.Wangについて書いとこうと思う。

彼女は中国系アメリカ人で、年は私よりも3つだけ上だ。

アメリカでは、病気になると、まず最初に
Primary Care Doctorといって、
最初の初期状況で、この先専門家に見てもらったらいいのか、
それとも、クスリや注射程度で応対ができるのかを
見定める医者に見てもらう。

その担当医がDr.Wangだ。

私は幸いなことに、病気とはこれまで、無縁できている。
だから彼女に会うのは、年に一回の、
健康診断&子宮ガン検査&乳がん検査(触診のみ)がある
6月のみだ。

彼女とは、同じアジア系ということと、年が近い、ということから
メディカルに関係ないことも、話をする。

髪型のこととか、食べもののこととかね。

健康診断をするときに、彼女はたくさんの質問をしてくる。

最近体に変わったところはない?
ちゃんと食べてる?
しっかり寝てる?
仕事は順調?
ストレスためてない?
お通じもオッケー?
毎日楽しく過ごしてる?
幸せ?
ハニバニ君は元気?(彼女は彼の担当医でもあるのだ)

...などなど。

彼女は言う。

『そういう些細なことでも聞いとくと、
あなたが病気になったときに、何かをキャッチする
のに役にたつんだから。だから、ちゃんと答えてね。』

と、いたずらっぽく笑うのだ。

いつも笑ってしまうのが、
診察台に横になって、彼女が私のお腹のあたりを
チェックするときに、

『あ、ケイエス。今日はまだNo.2行ってないでしょう?』
(No.2、それはうんこ)

「え!どうして分かるの?!」

『ケイエスみたいな体系の、細身な人がね、横になると
腸の存在感がはっきりするからなの。』

彼女から学ぶ、ちょっとしたことっておもしろい。


とても信頼が出来る医者だが、それを本当に実感したのが、
あの乳がん検診での出来事だった。

最初に電話したのが、4時ぐらいで、病院が終わるのが
4時半だったので、多分彼女は、折り返し電話できないと思って
いた。

5時も過ぎたころから、「絶対に電話はしてきてくれない」
という確信に変わっていった。

それからは、インターネットで、乳がんのことをいろいろ
自分なりに調べては、ため息ばかりをついていたのだけど、
彼女から電話があったのが、8時過ぎていたので、
本当にびっくりした。

「Dr.Wang、もうとっくに帰ったと思ったけど?」

「病院は閉まってもね、それから一人で
やることもたくさんあるからねー。
...で、一体どうしたの?」

心が弱くなってる患者に、
彼女みたいな医者は、はっきり言って、神様に近い。

私は神様ってたまにしか頭に登場させないので
どうのこうの言えないが、
とにかく彼女が神々しく思えてならなかった。

彼女みたいな医者が増えると、
弱った気持ちが病気になる前に
助けられる患者も、増えるんじゃないだろうか。

患者はいつだって、しっかりと話を聞いてくれる
医者を必要としている。


今年も6月の検診で彼女に会いに行く。

診察が済んで、彼女は必ず言う。

『何もなければ来年また会いましょう。
Have a great Summer.(良い夏を)』




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