バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

回復する人間と猫

2008年06月24日 | アメリカde健康管理
そういえば先週月曜日の夕方に迂闊にも火傷をしてしまったが、
それもすっかり治ってしまった。

痛みが失せたということで、火傷のあとは今でも残っている。
焼けた皮膚のところがちょうどチョコレートでつけたシミみたいで
なんだか汚らしい。

が、痛みがないことだけでもありがたく思う。

回復したといえば、ずーっと前に私が乳がん検診について
書いた3月に、職場の同僚が乳がんの摘出手術をしたのだけど、
彼女なんと4週間、メディカル休暇をとった後、普通に仕事に復帰して、
仕事をしながらも、放射線治療に毎日通っていた。

うっかりすると彼女が癌の手術を受けたことなど忘れてしまうほど
彼女が「普通に」仕事するものだから、周りがかえって心配してしまう。

痛くないのと聞けば、「腕を動かすとどうしても痛い」というが、
彼女からは決して痛みを訴えることはなかった。

放射線治療も、経験者に聞くところによると、辛いのは、
あの後の疲れだという。だるさというよりも、「眠気」らしい。

それでも彼女は、自分のやるべき仕事は必ずこなしてから
家に帰る。多少あくびは出るが、彼女が他の若い子のように
「うわー!眠い!疲れた!もう家に帰りたい」などと言うことはない。

そういう彼女を見て、すごいなーと思う。

彼女の精神力の強さ。
それから彼女の回復力。

彼女から見習うことは一杯ある。

検査では、がん細胞は全てなくなったとのことだから、
彼女はこれからもっと回復してゆくだろう。

同僚として、友達として、本当にうれしい。

私は思う。

人間の回復力って侮れないなと。

一見ひ弱に見える人間の体でも、「治ろう」という力は
体の中から起こってるのだな、と。

あとは、精神力がそれをどう引き出していくかが先に影響してくるのかな。

すごいぞ、治癒力のメカニズム!と改めて感動してしまうこのごろ...。

やっぱり自分の体は大切にしなきゃね。


あ、そういえば。

火傷をしたついでにうちのフリスキーの猫ニキビのことも書いた。

あれからPetSmartに行って、猫用の消毒剤を買ってきて
それを浸した脱脂綿で彼女のニキビの周りを毎日拭いてあげていた。


ほとんど無臭なので、フリスキーも暴れなかったし



これが先週の月曜日の彼女とニキビ。

そして今日の写真。



寝てるところを起して写真撮ったもんだから
ちょっと怒っているらしい。

あはははは!
それにしてもぶさいくだな、この顔!思わず、あんた誰?と聞きたくなるわ。

わかりにくいかも知れないが、月曜日あったニキビ特有のあの
出っ張りというか、腫れはもう全くなくなった。

ぽちっと跡があるだけかな。

これももうすぐなくなるね。

回復が目に見えてわかるって、とってもうれしい。



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4 コメント

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アイロンの (コット)
2008-06-25 09:39:00
火傷、落ち着いてこられてよかったです。

私も昨夏ウェルダンに焼いてしまいました。
アイロンの向うにある物を取りたくて、
心がそちらに集中していたので、
「じゅわ~」ってなっていても物をつかもうとしていました。

ひどかったので外科の医者に行きましたが、
「もう、嫁に行ってるから跡は残るけど
大丈夫だよね?」って言いますかね、普通、お医者さん(…シクシク)

さて、回復する力…
私はかる~くメンタルな病に陥ったことがあるのですが、その状態の時「普通じゃないぞ、今の自分。元に戻りたい!」って思いました。

友達も今、そんなはまり具合なのですが
「治りたいって思うことが治り始めているって事なんだよ~」って言ったら、すごく喜んでくれました。

あせりは禁物だけど、
ケイエスさんのおっしゃるように
身体から湧いてくる治癒しようとする声を聞いていると、医療とかけ合せていい結果が出ると実感!です。

フリスキーちゃんはお利口さんですね。
しっかり治療してきれいになりましたね。
うちの猫は「いいー!ニキビのままでいいー!薬、いらない、ヤダヤダ!」って大騒ぎです。

長くなってすみません。
いつも楽しく拝読させていただいています。ではまた。
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コットさんへ (ケイエス)
2008-06-26 01:03:40
うわ~!アイロンでウェルダンですか。考えただけで痛そ~!やっぱり跡は残りましたか?それにしてもお医者さんの言葉...私も思わずシクシクしてしまいました。ヨメに行ってなかったらどう治療してくれたんでしょうね?私ならその場でその医者に聞いてたかも(つっこみはその場でね!笑)。

そうそう、体って時として自分の精神状態よりも気丈だったりするんですよ。ずっと前、こっちのTV番組でERに運ばれてくる患者のドキュメンタリーみたいなのがあって、交通事故に遭って瀕死状態の人が意識朦朧としたなかで「私もう死んじゃうんでしょう?」と医師に聞いたところ、「いや、まだまだ。これぐらいならあなた絶対に回復するから、頑張れ」って言ったんですよ。ナレーションでは臓器が潰されているから10%の回復の見通しだったんですけどね。でもその患者意識がはっきりしてからの回復がとっても早くて、医師もびっくりするぐらいだったんです。患者は「一度はダメだと思ったのに体が回復してるのをみると自分が諦めちゃいけないんだなと思った。それが支えになった」とか言ってたのを見てえらく感動したんです。
だから私は体に鞭打って、とかいう「無理」はしないことにしてます(だから手抜きが上手なんだよね笑)。

コメントありがとう!
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回復おめでとうございます。 (goobear)
2008-06-26 22:37:39
火傷の方もフリスキーちゃんのにきびも直ってきて良かったですね。そちらには猫ちゃん様のいい薬があるのですね。
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goobearさんへ (ケイエス)
2008-06-26 23:40:34
まあ二人ともそんなに大げさなことではなかったのですが、おかげさまで回復いたしました。どうもありがとう!
心配だったのはやっぱり言葉を話さないフリスキーの方で、ネットでリサーチする限りでは、ニキビだと放っておいてそれが悪化した、見るに恐ろしい結果をもたらしたのがあったので、薬を調達したしだいでございますよ。人間のニキビでも、どうってことないのから、けっこう痛みがあるのまでありますからね。アメリカはペットを大切にする国のひとつで、こういうちょっとした薬がペット用品店で買えるので助かります。しかもとっても猫に優しい消毒剤でした。
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