どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

熊野は「くまの」じゃなくて「ゆや」なの?

2024年06月09日 | 日記

髪を切りに行こうか迷ったが 明日に延期

図書館から借りている本をやっつけなくちゃ

 

それにしても俳句に使われる漢字のめんどうなことといったら

読めても書けない文字はもちろん 中には読めない漢字さえある(振り仮名がなければ漢字から調べるところだ)

文字が小さくてよくわかないから パソコンで単漢字として調べる

一度も あるいは数回しか書いたことのない漢字は 厩・鮠・朧・躑躅・囀・燦・藪・雛・蝌蚪・巒

 

俳号にしても かなり有名な人の名前は知っているけれど どう読むのかがわからない人もいる

だいたいが「子」がついているからといって 女性であることは少ないし

が そう思っていると「星野立子」は高浜虚子の娘で女性だし 「夜半」は「よは(わ)」かと思うと「やはん」 「烏頭子」は「うとうし」

小さく いらっとする

 

今日なんか熊野供養を何故「ゆやくよう」と読むのか そもそもこれが何かもわからず 調べると「くまの」のほうが出てきてしまい たどりつくのに時間がかかってしまった

能の演目にもあり(哀しくも美しい話) 湯谷とも書く

静岡県磐田市の行興寺に「熊野」(主人公の女性)のお墓があり 「熊野の長フジ」は国の天然記念物だそうで 毎年「熊野の長藤まつり」が行われるそうだ

それを詠んだ句は「おくつきにとどきし藤や熊野供養」(百合山羽公)

 

「おくつき」って・・・何?

奥津城とも書く

調べたら 神道のお墓のこととあった

奥都城と書くこともあるようで 平仮名にしたのはそのためか あるいは藤と熊野供養を目立たせるためだったのだろうか 私は後者のように思う

たった一句の中に 私の全く知らない情報がてんこ盛りで すべてわかってやっとこの句を飲み込めた

時間はかかるけれど こんな発見も面白い

コメント (2)
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