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どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

三つ子の口

2021年01月11日 | 日記

鏡開き

だが 我が家に鏡(餅)無し

いつからか我が家でもパックのものになったが 昔はお米屋さんにのし餅と一緒に鏡餅を頼んでいた 

あのむき出しの鏡餅は 日が経って乾燥してくると段々とひび割れてくる

あれを油で揚げて ぷくっと膨れたところにお醤油をかけるとジュっと音がして 今頃の最高のおやつだった

磯辺巻きも きな粉も 大根おろしも みんなみんな好きだったが やっぱりあの揚げたお餅は格別だった

 

鏡餅といえば 昔はちゃんと三方だかに乗せて イセエビ(もちろん本物ではない)を付けたり 昆布が敷いてあったりしたが ある時 私と姉は あの昆布がおいしいことを知ってしまった

姉の知恵だろうか 後ろの方から少し取っては 美味しいねと言いながらこっそり二人でしゃぶっていた

母は知っていたのだろうか 何か言われただろうか それともわかっていて何も言わなかったのか 今となってはもうそれはすっかり記憶にない

時は流れて今 つまみ用の昆布ではなく ダシを取るための昆布を買って それをポリポリと食べている

これが やめられない 止まらない なのだ

あまりに良質過ぎると肉厚で食べにくいし あまりに安いものだと味に問題があるので ほどほどのところを買うのが最近のマイブームになっている

およそ海藻はなんでも好きなのだが 三つ子の魂 いや 三つ子の口ってことなのかなあ