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どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

寝坊って嫌い

2018年03月27日 | 日記
今日はレンジフードの掃除日

ほぼ二週に一度はやるように心がけている

取扱い説明書やお掃除サインでは一か月から二か月に一度となっているけれど 掃除は汚れる前にやるのが正解

そろそろ冬物の洗濯やクリーニングなどもしなくちゃなあ(モフモフはどうする?)

でも こういうのって嫌いじゃない

自分のために 自分のペースで 自分のやりたいようにやる限りにおいては 家事の全ては嫌いでは無い

今日は4時半に目が覚めたのだが 昨夜は珍しく深夜近くまで起きていたものだから やはり起きられなくて結果6時半になってしまった

そのおかげで全てが押せ押せで・・・

だから寝坊って嫌い


このところのバスタイム本は 母と同い年の津村節子の『桜遍路』

短いエッセイをまとめたもので 書かれた時期は主に夫であった吉村昭の死の前後となる

津村節子の名こそ知れ 私は今までに一冊も読んだことがなく 吉村昭でさえ数年前に初めて読んだのだが 大変おこがましくも私はなぜか自分の両親とだぶってしまうのだ

津村氏は今もご存命ではあるし 吉村氏は父よりも4歳若く 東京での空襲を知ってはいても戦地に赴いてはいない

ただ 吉村氏の人の死や葬儀に関する姿勢やら父と同じく結核のための胸部成形手術をしていること 勿論私の両親がお二人のような文学というフィールドにいたわけでは無かったが 青春時代に知り合い 時に戦友のように 同僚のように また良き協力者と同時にライバルでもありながら夫婦であり続けたというその雰囲気に親近感を抱き また夫が先か妻が先か 我が両親とは逆ではあるけれど 淡々と語る津村氏の静かな喪失感に感情移入してしまう

エッセイを読んでいると人柄がわかってくるもので 素敵だと感じると小説も読んでみたくなる

私にとっての順番は どうやらそういうことみたい