どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

色(COLOR―COLOUR)

2007年06月02日 | 日記
色にもイロイロあるけれど 色は匂えど散りぬるを

色を表現する和名はなかなか良いものだ

浅黄 茜色 鶯色 青丹 茄子紺 桃色 青竹 京紫 群青色 白緑

勿論英語にだってふんだんにあるが 和名の微妙さ加減と言葉の美しさは格別

カーキは元はヒンズー語で土を表すという

アフリカでは ライオン色とか 象色なんて言うのだろうか


昔 母が結婚して間もなくの頃 近くの肉屋にコロッケを買いに行った

キツネ色に揚げてと言ったら どんな色ですかと訊かれたそうだ

白いキツネだっているしなぁ~

そりゃぁ 肉屋のおじさんも悩むよねぇ~

それにしても 何故タヌキでは無いのだろうか


鼠は昔から日本人には馴染み深かったのだろうか

薄鼠 濃鼠 白鼠 銀鼠 青鼠 利休鼠 深川鼠
 

昔の色鉛筆には そんな色名が書いてあったような気がする

肌色というのもあった

最近の小学校では そうは言わないのだと聞いた

肌の色が人種によって違うからだそうだ

だけど見た目の色にかけては鼠のほうが一枚上手だね(どう上手なのか?)


そうか 言葉が生き物なのはわかっているけれど こんな名詞までもか

今に空色というと灰色を指す言葉になるかもしれない

可愛いピンクのマスタードが発売されたら 芥子色は桃色に

遺伝子操作で動物も植物もどんな色にも変幻自在ってなことになるのかも

そういえば 自分の肌の色が気に入らなくて真っ白にしちゃったマイケル君もいましたね~


だからこそ 色にはちゃんとした記号がふられているのだが

シアン マゼンタ イエロー クロ の4色のパーセンテージで示す事もある

色見本のほんの僅かなグラデーションが 各々の個性を主張している

似ているが違う

そして素材の違いでまた発色も変化する


色をつける 色眼鏡で見る 色に出る

無闇に色をつければ 脚色や偽りにも為りかねない

色事が大事という人も居るだろうが 自分の色は大切にしたいな

さ~てと 色々戯言をしゃべってないで 重い腰上げて私色を発色するとしますか

チョイ疲れているので ニュースの決まり文句風に言えば 難色を示す って感じなのですが 
コメント
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