20sep2016 Michiyo Kamei
来月、父の7回忌をむかえる。
父とは、ずっと離れて暮らしていたので
亡くなっても生活が変わるわけでもなく
ただただ、病院や葬儀に関する怒濤の事務的作業が押し寄せ
それをこなすのに必死だったことを思い出す。
それでも、幼い頃の京都の思い出には
必ず父の影がある。
今、7年経って、
本当にこの世にはいないんだと実感し
今日みたいな涼しい雨の日には
何だか泣きたくなってしまう。
父は、亡くなる直前、私たち家族を
「ずっと見守るから」ときっと思ったに違いない。
ばかのようだが、時々それが支えになっている
すべては私の夢想でしかないというのに。
時に夢想が「思い込み」と呼ばれると、まるで鬼の首をとったように
「それはあなたの思い込みだ!!」などと手ひどく否定される。
だが死者に対する、こんなささやかな夢想ならば
許してもらえるだろうか
来月は京都に会いに行く。
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