Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

マスクをはずすと

2020年12月08日 09時42分39秒 | 日記

いつもの帰り道
自宅が見えてきたらマスクを少しずらすことにしている。
一気に空気を吸い込むと複雑な匂いが体中に広がる感じ
街路樹の湿った匂いや、排気ガスっぽい匂いやら
まるで「世界の匂いを嗅ぐ」
匂いが感じられるって幸せだ

画像はレンブラントの「トゥルプ先生の解剖講義」1632年
右下に見える大型の書物はヴェサリウスの「ファブリカ」だと言われている。
こんなふうに「ルネサンス探訪」のスライドレクチャーの準備をしていると
人生100年なんてあっという間だなぁとしみじみ思う。
また、西洋史をザックリ見ていくと
要所要所に現れる人物の思考回路には何か共通したものを感じる。
最終回を来週に控えて、自分なりに伝えたいことをまとめている。


そして、

これは医科歯科大学の旧解剖実習室で実習に参加する30代の私。
写真を撮ってくれた人が居ました。
今回は自己紹介もする。
解剖学教室での体験も含めて話したい、その方が説得力があると思うからです。

この頃は、とにかく1冊でもいいから本に貢献して、実習に参加させていただいた経験を返したいと
そればかりを考えていた。
今は作品に変換して、美術の世界に貢献するのが願いだ。
それは自分でもびっくりするほど強い願い。

そんなことも含めて話します。
◎スライドレクチャー最終回12月17日(木)残り3席
詳細はこちら↓
ルネサンス探訪・解剖図を生んだもう一つの美術史
おまちしております。

🌼🌼

亀井三千代HP:https://michika-6.wixsite.com/michiyokamei
インタビュー(youtube・音に注意):https://www.youtube.com/watch?v=852H0j6kJWo



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