Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

あけましておめでとう 2023年!

2023年01月04日 09時55分37秒 | 日記

あけましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願いいたします。

12月に入り大晦日まで怒濤の加速
毎年のことですが、12月が一番忙しくもうへとへとです。
ですが今回は良いことが多かった、というのもコロナの規制がゆるみ、
2年ぶりに中国から帰国した弟との再会、
他の国からも親しい作家さんが帰国し、
懐かしい人に会うことが多かった年末。
そしてまた良い展覧会が多かったので時間の限り回りました。

その中でも心に刺さったのは
清原啓子の銅版画展。
これはもう!!私にとってはおそらく一生忘れられない展覧会です。
自分が版画をやらないので、今まで版画というものの凄さが分からなかった。
これを言ったら版画家さんには失礼なのだと思いますが、心のどこかで
「描いた方が早いんじゃないだろうか…」

と思っていました。
というのも、版画の技法は複雑で時間もかかり
技法の説明を聞いてるだけで途中からついていけなくなることが多かったからです。

でも、清原啓子の作品を拝見し、
これはもう「描く」とは全く別ものなのだ、
ということが分かりました。
版でなくては到達できない世界がある。
素描のプランが、版にすることで別の生きものに生まれ変わる、といった感じです。

これが体験できて本当に良かった。
私は版画とは縁がありませんが収穫がありました。




ところで今年もサバイバルな一年になりそうです。
私は水彩画の教室をいくつか持っていますが
コロナ禍中なんとか持ちこたえました。
と言っても、規制の多い2年間でしたので少し力を入れていきたいと思っています。

教室のHPを作り始めました。
画像には生徒さん達の作品をアーカイブしていこうと思っています。
フェイスブックページを活用していますがどなたでもご覧になれますので
どうぞよろしくお願いいたします!
亀井三千代水彩画教室『波露(はろ)の会』




また、年始に2つ展覧会を控えています。
一つはあらかわ画廊さんの20周年記念展。
こちらには小品を2点出展いたします。

そして不忍画廊さんでは年末に引き続き
「シノバズクロニクル2023」に出展いたします。
これはまだ、前期か後期か未定です。
分かり次第お知らせ申し上げます。



今年も墨に力をいれたく、
また昨年より始めたコラージュにも可能性を感じています。
これは不忍画廊さんのお題でもありましたが
パリでありとあらゆるコラージュ作品を観て大いに刺激を受け、始めました。

本年も頑張りますので
何卒よろしくお願いいたします。
希望あふれる一年でありますように。

亀井三千代HP



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