Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

チェコ料理と未来の話し 2

2015年04月01日 07時57分15秒 | 日記

→前回の続き

書家の小川移山先生のご自宅に伺う。

ご自宅にはチェコ人の夫婦がいらしていて
チェコ料理を振るまってくれた。
10人ほどで料理をいただき、飲み、話しもはずむ。



 
写真が悪いけれども

これ蒸しパンだそうで
それが肉と野菜と一緒にホワイトソースで煮込んである。
蒸しパンを例えるなら水団みたいな噛みごたえ。
だけどスポンジ状なのでスープが中まで染みこんで美味しい!
初めての食感に感激しました。

それと、大好きなヤギのチーズと
酸味のある素朴な黒パン。





NASA* で働いていたというご主人は
アメリカで地質学の研究をしたあと、
火星の地質の研究に加わった。
人類、地球生物の祖先は火星からきたのではないかと
本気で仮説をたてているのだそうだ。

また、そのご主人は

死んだら自分の脳を凍結させて
何百年後かの研究に役立てたいのだという。

そのころには、
凍結された脳から
人が創れるはずだから
その研究のためなら、自分の身体をどう使われてもかまわないのだそうだ。

現在はチェコに戻り、
老いを病と考えて、
死なない身体を研究するような学会(?)にも属しているそうで
あり得ない話しなのだが
夢は(あり得ないようなことでも)持ち続ける方が良いのだと
そしてまた、何をやるにも遅くはないと
静かに語ってくれました。

それはとても励ましになるけれども
話しが未来すぎる!!

内容がぶっとんでいて「SFかい」
と内心つっこみを入れていたが

彼にとったら私は無知で時代遅れも甚だしいのかもしれません!

何百年も先を普通に生きている
スケールのデカい夜でした。


志木の菜の花畑

*NASA http://www.nasa.gov/

See Explanation.  Clicking on the picture will download   the highest resolution version available.
 http://apod.nasa.gov/apod/astropix.html



最新の画像もっと見る