Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

シャーマニズム VOL.1

2017年11月05日 08時22分54秒 | 日記


中高時代の同級生に誘われて
古代文字ワークショップに参加しました。
講師は古代文字アーティスト 天遊 さん。

いわゆる絵文字なのですが、意味がそれぞれちゃんとあって
その話しが面白かった。
当時、古代中国で絵文字は占いに使われていた。
占うのは王で、王というのはいわゆるシャーマンで神との交信ができる人。
この文字を亀の甲羅に書いて火にくべて
ヒビの入り方で占ったのだそうです。

だから文字も神への沢山の想いでできている。
神の言葉の受け皿だと感じました。

神というのは、実体があるわけではないのでしょうが
なんでしょう、言い換えるならこの世、大自然、宇宙の摂理のようなものかなぁと
想像しています。





文字の起こりは
古代中国、とある吃音のある王が
うまく意志を伝達できないでいたところ
奴隷だったか家臣だったかその内容を記述し残すことができるものがいて
その者と二人で3年かけて200文字を作った、ことから始まるらしい。
なにかが「できない」「欠けている」ことは新たな創造に繋がることがあると
常日頃思っているのだが、またその話しに出くわし納得。

ところで
ワークショップではミニ提灯を制作。
   
亀という字を横にたおして左右反転させ
真ん中で繋げました。
繋がるところに「和」という文字を置きました。
天遊さん、「これが日本画家さんの作品で~!!」
って皆に見せ…やめて!やめて~!!(;゜ロ゜)!!

日本画家にあるまじき雑。
実はわたくし、一般に皆が思う日本画家ではないんですね、はは

まぁいいかそんなこと。
めちゃくちゃ楽しかったです。



最新の画像もっと見る