Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

珍道中(@_@;)1 出会い

2015年09月07日 09時45分25秒 | 旅行

とある方に誘われて
名古屋・豊橋への小旅行に出かけた。

「来たものに乗る」のを信条として生きてきたつもり。
経験から「ゼッタイに乗ってはならない」ものもあると学習したが
今回のこれは、「乗る」というより「乗らなくてはならぬ」か。

現在、豊橋市美術博物館で
「太郎×正義 日本の美術界に挑む!」という展覧会が開催されている。
これは、岡本太郎と中村正義のこと。

ここで、現代美術資料センターの笹木繁男さんが
記念トークをされるので聞きに行こう!という旅。

内容は、40年ほど前に中村正義が発足した伝説的展覧会、
「第1回東京展」についての検証。
当時の事務局、出品作家も交えて語ろうというもの。

中村正義は私が属する人人会発足の作家でもあり、
この「東京展」と「人人展」は正義によって
同時期に、ほぼ同じコンセプト"反権力・多面性と反逆精神"で作られた2つの会だ。
ハンギャク… 

そっか、だから誘われたのか~
人人会としては、このトークは目撃しなくてはならぬものだったのだ。
モクゲキセヨ(`Д´)!!




…とまぁそれはいいとして

豊橋の前に、名古屋市美術館に寄り
企画展「画家たちと戦争:彼らはいかにして生きぬいたのか」を見るのだそうで
そのために朝8時半過ぎの新幹線に乗る。
しかし成り行きから、
全く面識のない方と二人で待ち合わせすることに(@_@;)
要するに、そのお方を無事に名古屋にお連れせよ、という指令です。

待ち合わせの車両の列に並んで待っていた。

相手には「私は紫色のスカーフを巻いています」という目印を告げてある。
告げていたにも関わらず、私自身が挙動不審になり
全然関係ない人に「○○さんですか?」とか聞いちゃったりして
ドンびきされ、
2,3人の人がその列を離れていってしまう…(^_^;

私はそんなに変ですかね

私より30歳は年上の、作家ではないが美術の世界にいるその人は、
学識も経験も豊かで、ゆったりとした深みがある。
特に歴史的な作家さんに出会った時の話はとても面白かった。
新幹線の中では、様々な奇妙な話をお聞かせいただき
1冊の本(物語)を読み終えたくらいの充実感。

名古屋市美術館着。
先に来ていたグループと無事合流。
美術史家、学芸員、中村正義美術館関係者、コレクターという
とんでもないメンバーでびっくりするが
豪雨でずぶ濡れなので、何かをあきらめました…(笑)

続く



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