減税するブログ

12歳9歳7歳の3児自然派の母。

笹本さんの自然に寄り添った農法パート6JAの役割と笹本さんの信念

2017-10-05 22:20:55 | 農業関係
第6部 農協の役割
2016年11月にたいようのカフェで行った笹本さんの自然に寄り添った農法講座の続きです。
大分間が空いてしまってすいません。
 
自然農法の野菜は慣行農法の野菜に比べて小さいです。
そりゃあ化学肥料という魔法を使えば大きくなります。でもそれはただおおきくしただけなんです。
ま,味もいいかもしれませんが

栄養面ではどうなんでしょうかね?

今回の妊娠で私は特に鉄剤のサプリを飲んでいません。
前回の2人の妊娠では貧血と言われて鉄剤を出されました。

今回は貧血といわれませんでした。

今回の妊娠では3人目で忙しいというかずぼらしてたというのもあり、正直栄養面で特段努力ができませんでした…(ひじきを食べるとかなるべく鉄分の多い食品を摂る…とか)。

変えたのは一つ

無農薬のお米に変えたことです。
ということは無農薬のお米を食べるだけで栄養面では完璧!という確固とした証拠じゃないでしょうか。
子どものためにサプリとか、カルシウムとか、いろんな補助栄養食品を買っているかたもいると思うのですが、それよりも無農薬のお米、バッサリ10キロ6000円(30キロだと15000円にまけてくれます。)のを買った方が地球にもいいし、子どもの栄養にもいいし、いいことづくしですよ。
話がそれました。

さて、JAの役割についてフォーカスします。
笹本さんの様な小さな農家では冬にトマトは作れない。夏にほうれん草作れない。
スーパーに常に野菜が並んでいるのはなぜか?

それはJAの流通のおかげ。
JAは農業を潰すための機関ではなく農業を救うための機関なんです。
しかし、そのJAが今の農家を生み出し、現状がなかなか変えられない土壌を作っているのも確かです。
でもJA自体も抜け出したくてもなかなか抜け出せないのが実態かもしれませんね。

古い土壌

変わらないトップ

日本は特にしきたりや風習を変えるということに過剰に反発する国民柄ですから~。

市民レベルで野菜に対する意識を草の根運動で変えていくしかないですね。

バッシングの多い笹本さん

お米の無農薬は不可能と言われている。自然栽培、有機栽培は不可能だと言われる。
JAがそばにあるのも影響しているが、収穫量が多ければ多いほど穂がつきすぎて味が落ちる。農家はたくさん収穫しなきゃいけないと思っているから肥料をたくさんまく。今年そのせいで穂が水についている田んぼが多かった。
根はりが強い。自然栽培だから。
肥料を入れすぎて大きくなりすぎた稲は倒れてしまって収穫できない。穂が水について水分保有量を25パーセント超えると機械に入れられない。

9月晴れた日が3日しかなかった。
わざと太らせたものは倒れる。
倒れなかった稲穂を見て周りの農家さんに今年は大変評価されたそうです。


いぐさ、ひえが生えるから雑草抜きは手作業。一丁2反

稲を植えるのはコンバインでやっているそうです。

去年から周りの農家さんに米を食べてもらっているそうです。

農家さん「どうやって作ってるんだ?」
笹本さん「何もやっていないです」
農家さん「肥料をやっているんだろう?」
笹本さん「いや、ほとんどやっていないです」
農家さん「そうだった、おまえは変人だってきいとったわ(爆笑!)。」


野菜も米もきれいじゃなくて味で勝負しないと意味がない。

ネギを飾るのか?色、形がそんなに重要なのか?
食べ物を提供するなら味で勝負しなきゃ。
見た目がきれいでそろっていても人の身体を作るものなら栄養が豊富でなければ意味がない。そんな気合いを込めて作っている笹本さん。

マルシェで出会った農家さんに今日も有機農法、自然農法へのアプローチをしているそうです。
「今年の肥料代いくらですか?」
「そんなに?それだったら無農薬の方が安いし手間もないですよ。」

と声をかけているそうです(尊敬。)

今はトマトのビニール栽培の事業に着手しました。
美濃市からのバックアップももらえるようになったそうです。


笹本さんを見ていたら自分が出来る環境に対するアクションについてまた考えることができました。
EMで八田川を浄化すること。
自分の周りの人たちにササベジ米を進めること。

無農薬のお米を買うだけで環境に対する負荷を軽減することができる。
日本人ならかならず買うお米、それを無農薬にするというだけで間違いなく世界が変わるんです(少しお高いですが。でもお金は天下の周り者。いいものを買うとお金の循環が良くなって入るお金も増えますよ。それは少しスピリチュアルなお話。)
なぜなら慣行農法はものすごい農薬を使うのです。
残留農薬のせいでヨーロッパでは流通できないほど。

東海3県にお住まいならぜひ♪

そんな笹本さんのお野菜はこちら!
ササベジアースター農園 笹本和樹
こちら! 限りなく自然に寄り添った農法で野菜やお米を作ってます。ササベジアースター農園の代表です。月曜は岐阜地区、木曜は名古屋地区へ配達へ行ってます。注文も友達リクエスト随意受け付けてます。

それから農業を始めたい方、笹本さんの弟子になりたい方、笹本さんの農法について講義を受けたい方も随時受け付けていくそうです。とにかく興味があり、美濃市で農業を始めたい方は当たってみてください!

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