今日も地球を歩いてます

前と後ろにバックパック担いでました。そんな頃も今は昔。今は日本で定住!専業主婦!笑

出産後だって痛いんだ

2016年02月24日 | 1人目妊娠・出産の話 ~15年12月

やっと
生まれました
やっと
産みました

あぁ、なんてタイヘンなんだ
出産って

分娩台で
娘と初対面して
産院のスタッフが
カメラで親子3人の
初写真を撮ってくれる

生まれたての我が姫を胸に抱いて
いろいろ「観察」

手足がひょろ長い!
とか
開いた目がでかい!
とか
頭が細長い!
とか
泣き声が高い!
とか

その間
助産士さんが
おもむろに
ワタシのおなかを押す

いったーい!!!

そのおかけで
胎盤とかが出たけど
世に言う「後産」ってやつだけど
新米の助産士さんのようで
どうやら
押す位置が悪かったみたい

おもいっきり血が飛び散ってった
ワタシの血により
殺人事件の現場のようになった分娩室

「何やってんだ」と先生の小言
「すみません」と助産士さんの声

ワタシは
まだ分娩台であお向けの状態だったので
床までは見えなかったけど
それでも
助産士さんの服が
(ワタシの)鮮血に染まっているのは見えました

そのあと
先生による縫合

麻酔が効いているけども
微妙に効いてないようなところが
あったような・・・
といっても
そんなに「痛い!」って思わなかったのは
先生の腕がよかったのか
出産で大きな痛みを体感した直後だったからなのか

その後
赤ちゃんは身長と体重チェックへ

「パパさんもおばあちゃんもどうぞ」

立会いしていたアイボーとワタシの母は
姫を抱えたスタッフとともに
別室へ

あれ
ワタシ、置き去りやん

この間
以前希望していた
自分の胎盤を見せてもらう

見るまで
「気持ち悪くならんかな?」
って不安やったけど
大丈夫だった

「これが赤ちゃんが入っていた袋です」
とか
「このへその緒から
 赤ちゃんはつながってたんですよ」
とか
「この胎盤がこうやって体内にあったんですよ」
とか
具体的なわかりやすい説明と
はじめて見る自分の内部器官に
興味深深で聞いてた
こんなところで
リアルな生物の授業!笑


ほどなくして
姫とアイボー、母が戻ってきて
そのままワタシが入院する病室へ

荷物は全部分娩室に持ってきていたので
アイボーと母が先に運んでくれ
ワタシは車椅子でスタッフさんと
後から移動することに

さあまずは
分娩台から降りて車椅子へ

が、
予想以上に体がぐったり
腰が重い

体を起こすのがタイヘン
横の手すりに必死につかまるも
なかなか起こせない

あれ、
こんなにワタシって疲れてたのね

やっとのことで
車椅子に移動して
そのままスタッフさんに押されて
病室まで移動

今度は
車椅子からベッドに動くのが
タイヘン!

その頃には
縫合した傷が痛いし

「右を縫ったので
 左のお尻に重心をかけるようにしてね」
ってアドバイス

それでも痛い

それでも夜ごはんが来た

ベッドのリクライニングを利用しようと
試してみるも
なんかしっくりこず
結局ドーナツクッションで
やっと座る

ああ、でも
ごはんだ
うれしい

昼ごはんは陣痛の痛みで逃したけど
一食抜いたけど
空腹がどうこうなんて余裕じゃなかった
それが出産なんだなあ

食前に
スタッフさんが赤ちゃんを連れてきてくれ
母子同室で数時間

初の授乳もしてみる

そんなすぐに母乳は出ないので
「母乳が出るようになるためにも
 赤ちゃんにくわえさせることが大切」と
寝転がって授乳させる方法を教わる

これが「添い乳」ってやつね
赤ちゃんの頭の位置が難しい
ワタシの腕の位置がよくわからんぞ

しかも
めっちゃ吸う力が強くて
痛いくらい

この初授乳の際に
下のチェックもあり
触診

そして
「ちょっと痛いですよー」
の言葉のすぐに
おもいっきり
おなかを押される

「いっったーぃ!!」
って
声も出たし
片足も上がっちゃうし

「痛いねー
 ごめんねー
 でも
 ここで子宮内に残ってるものを
 できるだけ出しとかないと、なんですよ」


うん、
わかるよ
でも
痛いよー

胸のチェックもある

妊娠中に
「授乳のために
 バストトップのマッサージを
 しっかりしておいてね」
って言われていたけど
自分なりに
ちょちょちょってやっていたけど
これが全然不十分だったと知る

全然揉みほぐせてなかった
だからこそ
実際の授乳の際に
痛む

痛いことだらけなのね
出産のときも
その前(=陣痛)も
その後(=後産とか授乳とか)も

ここ、
希望すれば母子同室もいつでも可能なところだけど
その夜は新生児室で預かってもらう

だって
まずはワタシ自身が
しっかり休んで体力回復しないと

ということで
11時くらいにスタッフさんに来てもらって
そのまま赤ちゃんを連れて行ってもらう

あと
「尿意がなくても
 出産後6時間以内には一度トイレに行きましょう
 その際は呼んでくださいね」
と言われていて 
6時間のリミット直前に
行きたくなったから呼ぶ


「おしっこの後にふくときは
 縫合したばかりなので
 押さえるだけにしてくださいね」
と言われる

はい
もちろんそうします
だって
言ったら
「ケガして外科手術直後」と一緒だもんね
変なことはしません
怖くてできません

そうしてやっと
この出産の長い一日が終了

明日から入院生活が始まります 

ところで
自分が体験するまで思っていたけど
「出産したら脳内にアドレナリンが流れ
 出産時の痛みはすぐ忘れる」 
って話

出産してその場で、っていうくらい
すぐに忘れるんだと思ってました

アドレナリンは出た、というか
出産当日の夜は
気分が高ぶっていたけど
痛いのは痛い
翌日も
痛みは覚えていました

「思っていたのと違う!」
って感じていたけど
でも不思議
退院までの5日間の間には
痛みの記憶もうすらいていました

だからこそ
子供をまた産めるもんなんですねー 
ニンゲンの体って
よくできてる! 


.........................................................................................................

                  クリック、よろしくおねがいします:)
                    
                       にほんブログ村

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「産みの痛みを体験」物語3 | トップ | 産後の入院生活5日間(前編) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

1人目妊娠・出産の話 ~15年12月」カテゴリの最新記事