箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

なりきること

2018年04月19日 14時19分19秒 | 教育・子育てあれこれ


本日は、昼休みに吹奏楽部の中庭コンサートがありました。

給食を終えた全校生徒がギャラリーになり、演奏に聴きいりました。

昼休みのひと時でしたが、盛り上がり、拍手が響く中、有意義な時間となりました。






さて、今年度の三中教職員の志は、「教職にいそしむ」です。

生徒とのかかわりで、

:一生懸命になり

:そばに寄り添い

:信頼関係を深め

:無限の可能性を開く


働くときは、勤労者になりきる。

遊びのことは仕事中には考えない。

親御さんにも、
子育てをするときは、いい親になりきる。仕事のことは考えない。

このように。「なりきる」ことで、集中力が増し、揺るぎない態度がうまれます。

子どももいっしょだと、私は考えています。

学習に励むときは、学習者になりきる。遊びのことは考えない。

部活のときは、部活生徒なりきる。学習や遊びのことは考えない。

遊ぶときは、思いっきり遊ぶ。学習や部活のことを考えない。遊ぶ子になりきる。

楠木正成は、戦のときは「一つの剣になりきる」をモットーにしていました。

武士である以上、その使命になりきり、雑多な考えに惑わされなかったのです。

「なりきる」ことは、その活動に全力を注ぐ態度と覚悟と集中力を生み出します。


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