goo blog サービス終了のお知らせ 

ケ時々ハレ・2

楽しむために、「晴れ」のために「褻」を生きてます。左脚も人工股関節にしました。右人工股関節はライト、左はエルといいます。

2月14日(金) 「リトルマーメイド」~セバスチャン

2014-02-15 20:29:53 | 劇団四季
ミュージカルワークショップで知り合ったお友達が、セバスチャンに入った。

(右脚を手術する前、光枝さんと真那さんの特別集中講座に参加した時に知り合った。光枝さん好き好き仲間)

その彼がセバスチャン。







どうしてもどうしても観たくて、急遽観に行くことに。

先週以上の大雪。
でも、気分はすごく高揚していた。

前から11列目、センターブロック、良い席です!

私、セバスチャンは主役だと思っています。

でも、こんなにセバスチャンに注目して観たのは初めて。

お姉さんたちが歌っている時に、セバスチャンはちゃんと指揮しているのね!
(気づいてなかった)

宮廷作曲家という肩書きだが、セバスチャンはアリエルの乳母みたいな存在に見える。

シンバとザズー以上に、情の交流がある。

愛情と権威で支配に走りがちなパパよりも、むしろ純粋な母性愛を感じた。
(父性ではなく)

どうしてやることもできなくて、

「神様・・・・・・小さな人魚姫に力を」

と祈るシーンは胸にグッと来る。

いやー、ここまでじっくり観たことなかったなぁ。

今さら改めて感動したことは、本当に舞台で生で歌っているんだよね、ということ。

これは、ふと考えてみると凄いことだよ。

もちろんプロの方々は、それだけの訓練を積んでいるのだけど。

観客目線で勝手なことばかり言ってる時には気づかないこともある。
観客なんだから、感想はそれでもいいとは思うけど。

「アンダー・ザ・シー」は最も弾ける曲だし、セバスチャンのワンマンショー。
初めて会った時にも歌はメチャクチャうまかったけれど、もう完全にプロフェッショナル。
いい声です。

セバスチャンの露出が多くて、本当に感動した。

それから初めて観るアリエル。
あまり泳ぎがうまくない。
(こういう所が観客の勝手な言いぐさ)

きれいなアリエルなんだけど、ちょっと大人っぽくて、「本当にどうしようもない末っ子」には見えなかった。

エリック、パパ、スカットル、シェフルイはとてもよかった。

シェフルイは、どんどんこなれて熟成して、発酵中。
職人芸と化している。

フランダーも初めて観るフランダー。
違和感なし。

全体的に、昨年クリスマスに観た時よりもおもしろかった。

アリエルが、もうちょっとふわふわ浮かれていると嬉しい。

観れば観るほど、興味深くなって行く。

大満足でした。

帰り道はこんな。













コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1月9日(木) 「ふたりのロッテ」

2014-01-09 22:56:32 | 劇団四季
先週はエーゲ海で、今週はウィーン、ミュンヘン、ザルツブルグ。
「ハレ」が充実してるわ~。

実は、いつも招待してくれる友達は小学校の同級生なのだが、私たちが初めて四季の舞台を観たのが43年前。

日生劇場での「ふたりのロッテ」だった。
学年全体で、バスで観に行ったわけ。

43年前、誰が出演していたんだろう?

たちまち心を打たれた私は、幕を開ける歌から、ルイーゼを呼ぶ歌から、その後も教室で歌いまくって、男の子たちからバカにされたものだった。

思い出のロッテを、その友達と一緒に観たわけ。

何年前だったかなぁ。
柳瀬さんがパパをやっていた時に、テレビ中継で見た覚えがある。

でも生のロッテは43年ぶり。








おもしろかったわ!

熱にうなされるロッテの悪夢に出て来るイレーネのヒールっぷりが、ファミリーミュージカルとも思えない。

ソフィーの悪夢みたいでした。

ママは増本さん。
きれいでした。

ルイーゼとロッテは本物の双子じゃなかったけど、
(本物の双子がやった時もある)
その方が、観客には区別がついていいのかもしれないな。

終演後のお見送りもあった。
ルイーゼと握手して来ました。

ケストナーの名作だけど、なんの説明もなくいきなり結婚の話がパーになったイレーネ、気の毒。
カッコよかったけどね。

1971年日生劇場での「ふたりのロッテ」のキャストがわかる方、教えてください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014年1月1日(水) 「マンマ・ミーア!」

2014-01-02 01:03:05 | 劇団四季
今年の元日は娘が仕事のため、実家行きは2日になった。

さて、元日はどうしようかということになり、ギリシャかエメラルドシティか迷ったあげくギリシャに決定。




年末、味方さんがハリーだったので喜んでいたのだが、いつの間にか明戸さんになっていた。
味方ハリー、一度でいいから観てみたい。

青山ロージーもはずれていた。
佐和さんのロージー、似合ってたけどね。

樋口ドナは想像していた通り、濱田さんより違和感なかった。

濱田さんは、しっとり可愛い過ぎる。

ドナは、もっとガチャガチャしていてほしい。

樋口さんの方がじゃじゃ馬っぽいのが似合うのね。

保坂さんとは、また全然違うけど受け入れられる。

あちこち演出が変わっていた。
アリとリサの「てん!てん!てん!」が、「てんてんてん!」に変わった。
(要はテンポが速い)

「Our last summer」の「私の王子よ」が「私の王子様」に変わっていたし。味方さんはいなかったけど、ペッパーの一和くんを観られたので満足です。

ダディーズは、ビルが薄い。

まあ、結果的にはギリシャで正解だったと思う。

楽しい元日だった。

てん!てん!てん!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12月23日(月) 「リトルマーメイド」

2013-12-23 23:13:10 | 劇団四季
「リトルマーメイド」のチケットは、もう少し落ち着くまで全然手に入らないと思っていたのだが・・・・・・。

ひょんな所からチケットが巡って来て、夫がクリスマスプレゼントにと買ってくれました。
それも前から4列目。
マイクを通した声と、生の声が両方聞こえてくる席って好きだ。

今日は寒いというより空気が冷たかった。

そんな冷たさの中、夫と一緒に夏へ。





CDを聴き込んだ後の観劇なので「恋してる」のフランダーの脳内妄想の様子、非常に楽しめた。

フロットサムが有賀さん。
すっかり大人になって。

有賀ファンの娘の言う通り、確かに

「フロットサムじゃ有賀さんの美貌が生きない」

のだが(客観的に『美貌』と言うほどでもない気はしている)、美声は健在。
ローラースケートのテクニックも健在。

超悪人顔をしていました。
珍しい。

有賀さんがフランダーでもいいんじゃないかなぁ。

セバスチャンとスカットルが揃うと、なんだかシルバー人材センターみたいだったが、それでも一番見応えのあったのがこのお2人。

シェフ・ルイの場面は、みんなが見事にスクランブルしているので、どこを観たらいいのかわからない。

准一郎さん、とても可愛らしい。

アリエルはとてつもなく可愛いくて、どうしても真那さんと重なる。

「歩ける、走れる」という歌詞は、いつも胸に響きます。

私も早く散歩する足がほしい。

パパが。
パパが、超微妙だった。

もっと貫禄がほしい。

カニとかもめの半分ぐらいでもいいから。

アースラもなんだか悪として弱かった。

エリックも、あんまり好みじゃなかった。
動くと歌声が揺れる。
それはあたりまえのことなんだけど、あの人たちはあたりまえの人たちじゃないからね。

やっぱりメインはセバスチャンよね!

そして飯野さんは素晴らしいのだけれど、人情としておっくーのセバスチャンが観たいよね!

今日、よかったなぁと思ったのは、セバスチャン、スカットル、フロットサム、フランダー、シェフ・ルイ、お姉ちゃんたち、アンサンブル。
そして丁寧に歌っていらした志村要さん。

今日のところはそんなところで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12月12日(木) 「ジーザス・クライスト=スーパースター」ジャポネスクバージョン

2013-12-12 21:18:36 | 劇団四季
イナゴと一緒に「ジーザス・クライスト=スーパースター」ジャポネスクバージョンを観た。



メイクとか、装置とか、音楽とか、ジャポネスクはジャポネスクで楽しい。

下村さんがヘロデ!

2年半ぶりなんだけど、まあ、凄い。
期待を全然裏切らない。
頭の先から指の先まで、お尻から爪先まで、最高に嫌らしくて素晴らしいヘロデ。

この気持ち悪さ(褒めているのです)、誰にも真似できないでしょう。

上手に下村さん。
下手に高井さん。
中央に芝さん。
それから大判焼きの村さん。(覚えている人いますか?)

豪華です。
満足です。

2013年のミュージカル納めとして、ふさわしい舞台でした。

観劇納めは、まだ先。
なにしろ6-dim+ライブがあるのでね。

ああああ、本当におもしろかった。
歌いたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月27日(水) 「ジーザス・クライスト=スーパースター」エルサレムバージョン

2013-11-27 23:36:20 | 劇団四季
仕事が終わってから、浜松町へ直行。

都庁前から乗ったら、思いのほか早く着いて、待ち合わせ前に食事できた。

自由劇場でイナゴと待ち合わせ。
「ジーザス・クライスト=スーパースター」エルサレムバージョンを観た。





今日のジーザスは、前にぺテロで観たことがある。
ジーザスはきれいな人の方がいいね。
ちょっとまだ線が細いけれど。
本当は柳瀬さんが観たい。

芝さんはジーザスより、ユダの方が断然いい。
最近は金森さんの哀れっぽいユダを見慣れてしまったけれど、芝さんはいい。

高井さんのカヤパ様は、もしかしたら9年ぶりに観たかもしれない。
素敵なカヤパ様だ。

最近ふとしたことで見え隠れする高井さんのお人柄と、そこからは想像もつかない力強い歌声と貫禄のギャップにしびれた。

曲がどれもすごく好きだ。

あと、びっくりしたのが北澤さんのヘロデ王。

イナゴが「下村さん化して来た」と言っていたが本当だった。

前は、きれいでおもしろくなかったけれど、今日はキンキラキンにきれいな上に、これでもかという下村さん風のねっとりしたしつこさがあって、とてもよかった。
こうなると、キンキラキンの美しさが非常に効果的。

化けた感じ。
もう、そのままいっちゃっていいんじゃないかな。

二夜連続観劇。
楽しい夜だった。
てん! てん! てん!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月16日(土) 「ソング&ダンス60 ようこそ劇場へ」

2013-11-17 01:07:37 | 劇団四季
四季劇場秋へ「ソング&ダンス60 ようこそ劇場へ」を観に行った。






2階席の2列目センター。

「ソング&ダンス60」は今、東京の秋と、全国公演と2つのカンパニィが同時上演している。

そして、東京の方が手薄だとか、微妙だとか、そんな噂が耳に入って来ていたのだけれど・・・・・・。

始まってすぐに惹きつけられる人を見つけた。

聞き慣れない名前だが、フロットサムを演っていた人だ。

いい目をしている。
そして、とても整っている。
歌も好感が持てる。
メソの歌がとてもよかった。

これはプリンス系かも。
今後、注目していきます。
新規開拓して行かなければね。

それから斉藤兄弟のSさんの方。

京ちゃんのお友達だと聞いてから注目しているのだが、笑顔が可愛らしくてだんだん好きになって来た。

Yさんは同じ「ソング&ダンス60」の全国公演の方に出演していらっしゃいます。

同じパートで出ているのかしら。
と思ったら内容が違うらしい。

オフィスの風景になぞらえた「朝のご報告」はおもしろかった。

終演後のお見送りでは、フロットサムの彼に握手していただきました。

好きな人がたくさんいた方が人生楽しい!

帰りに地震があったらしく、地下鉄が止まってしまったのには参った。

幸いあと一駅という所まで帰って来ていたので、あとは歩いた。
股関節痛いぞ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月24日(土) 5年ぶりの「夢から醒めた夢」

2013-08-24 21:15:28 | 劇団四季
娘と一緒に、5年と5日ぶりに「夢から醒めた夢」を観て来ました。



人工股関節手術後は初です。

走る新幹線よりうまく撮れないロビーパフォーマンス。
あの人たち、新幹線より速く動いてるんだわ。






































多くを期待してはいませんでした。

娘がただ、有賀さんが観たかっただけ。

5年前は吉沢ピコだったのよね。
夢のようだ。

その時のデビルは道口さんで、
「その手があったか!」
と思ったもんだ。
へたに光枝さんの路線をなぞるより、潔くていいと思った記憶がある。

今日のデビルは野中さん。

悪くはないし、野中さんなりに咀嚼済みであるように見受けられる。

それでも、どうしても後ろに光枝さんの影が見える。
切ない。

初期化しておかなければならないキャラクターが多くて困る。

有賀さんのエンジェルは、すごくいい。
大人で有能な役人だ。

「前から一度あんたに言ってやりたかったんだ」

という台詞がすごく立ったし、光った。

かといって、メソも有賀さんで観たい。

エンジェルだとソロがないんだもの。

メソは「うっそ!」のフランダーなので期待していたのだが、特に光るわけではなかった。

やっぱり有賀さんがいいなぁ。

ピコがちょっと・・・・・・観ていて厳しかった。

みんなで助けてあげたいほどのいい子に、ちっとも見えて来ない。

そろそろ封印した方がいいのかも。

以前はなかったロビーでのお見送り。
「CATS」初演の時にもあったなぁ。

有賀さん、野中さん、ヤクザとだけ握手して、早々に引き上げました。

櫻井さんが出ていらした頃がなつかしい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月23日(金) 4年5ヶ月ぶりの「Wicked」

2013-08-23 19:56:41 | 劇団四季
4年5ヶ月ぶりに観て来ました。
「Wicked」を。



久しぶりの汐留で、いろいろくつろぎましたよ。






「Wicked」は大好きなんだけど、すごく怖かったよ。

濱田さんいない。

沼尾さんいない。

李涛さん出ない。

さらに言っちゃ悪いけど、見たくない役者ワースト3のうちの2人が出ている。
(単に好みの問題なので、ご容赦ください)

まずエルファバに関しては、脳を初期化することにした。

濱田さんに執着していては純粋に舞台を楽しめない。

雅原慶さん。
正直言って悪くなかったです。
全然悪くない!

歌唱力は比較したらいけない。

前半の堅い感じはすごくよかった。

後半のエロさが足りないのだけど、あのフィエロじゃそんなにエロくはなれないでしょう。

フィエロはねー。

日本語はうまかったですよ、日本語は。

苫田グリンダは3度目。

過去の自分の感想を読んでみたら

「型紙通りのグリンダだが、カッティングのラインが直線的」

「もっと遊びの部分、曲線があってもいい」

「具体的に言うとおバカ度が低い」

などと書いてある。

数年後。
苫田グリンダ、素晴らしかった!

沼尾グリンダを凌ぐほどの、はじけたおバカっぷり。
たっぷり楽しませてもらった。
人間は毎日が成長なんだよねぇ。

エルフィーがちょっと弱かった分、グリンダにスポットが当たって2人のバランスがよかったです。

オズ陛下・・・・・・。
素晴らしい奥様をお持ちでうらやましいです。
って感じ。

やっぱり「Wicked」は好きだわ。

濱田さんはもうあきらめるから、李エロが観た~い!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月29日(土) 「ライオンキング」でバースデー

2013-08-16 20:33:03 | 劇団四季
午前中は仕事。
一旦帰宅して、夕方から夫と一緒に「ライオンキング」を観に行った。

5年半ぶりの「ライオンキング」。

最後に観ていた頃のシンバは(大好きな李涛ではなくて)、日本語があまりにもひどくて、もう観るのが嫌になっちゃっていたのだ。

記憶をたどる時に、東日本大震災を基準に「震災前」「震災後」という言い方をよくするが、私の場合もうひとつ基準がある。

「人工股関節手術以前」と「手術以後」という分け方である。

「ライオンキング」は手術後初なのだ。

6月生まれのバースデー・カーテンコールが目当てだったのだが、久しぶりに「ライオンキング」も観たかった。

それにチケットを取った時には、光枝さんの特別講義で一緒にやったことがあるOくんが出演していた。
(観たかったのに直前になって外れちゃった)

今は、青の子にいたことのある男の子が2人出ていた。
(私が知っているのは1人だけ)

「ライオンキング」、久しぶりに観るとやっぱりおもしろい。

過敏になってるのかなぁ。
「サークル・オブ・ライフ」では、三千香先生が息子さんを抱き上げて歌った姿を思い出して泣けてしまった。

プンバァが出て来たら、今度はアトムさんを思い出して泣けちゃうし。
私が最初に観たプンバァはアトムさんだったんだよ。

シンバは、あさこの「最近では一番お薦め」のシンバ。

日本人だというだけで私はすごく嬉しかった。
(李涛さんは例外でOK)

きれいな日本語をしゃべってくれると、それだけで「いいシンバ」に見える。

一番多く観ているのは李涛シンバなので、頭の中では
「カノチョハマチカッテイル」
などと聞こえてきたりする。

ザズの頭ゴッチンは、何度見ても声が出てしまう。
あまりにも本気でゴッチンしているんだもの。
痛くないのか、あれは。

雲田さんのザズは好き。

ティモンは澤村さんが好き。

ナラは、
「ナラ、すっかり大人になって」
と言うスカーに
「本当にそぉか?」
と突っ込みたくなるほど小柄で童顔だった。

バンザイ&エドは、池田英治さん&小原哲夫さんで観たかった。

バースデー・カーテンコールは楽しかった。

スカーが「6月生まれのお客様、ご起立願えますか」と言って、出演者全員がHappy Birthdayを歌ってくれた。

ディズニーシーで遊んで、ライオンキングで祝ってもらった今年の誕生日。

まずまず満足です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月30日(木) 「リトルマーメイド」

2013-08-16 19:25:32 | 劇団四季
凄まじい湿度。
気温はそれほど高くないのに、息ができないほど暑くて汗がだくだく。

でも午後にお楽しみがあるので我慢できた。

夫と大井町で待ち合わせて、四季劇場・夏で「リトルマーメイド」を観てきた。

久しぶりの新作♪

海の中の様子、エイの動きが素敵だった。

小魚の群れとか、鮫とか、あのへんはライオンキングっぽい。

アリエルは谷原志音さん。
笑顔がとても可愛かった。
泳ぎもとてもうまい。
でも海の底へ潜って行く時は、頭を下にして潜って行くんじゃないかしらね。

あと、慣れない脚でうまく立てない芝居はなんだか共感できる。

トリトンは芝さんだった♪

海の中で会話する時に終始ゆらゆら下半身を揺らしている芝さんやアリエルやお姉ちゃんたち。
わかるけど、ちょっと妙でした。

心の底からざわざわっと来る場面はあまりなかったのだけど、アリエルがエリックを助けるシーンはちょっとじわんと来た。

飯野セバスチャンの「Under The Sea」で初めて心の底からざわざわ拍手したい衝動に駆られた。
飯野さん、カッコよすぎる。

フランダーはボックそっくりだった。

アースラのタコの足の動きも素敵だったが、もっと凄い悪になってほしい。

スカットルのタップもよかったな。

アリエル、エリック、トリトン、セバスチャンが「One Day More」もどきの歌を歌ったのでワクワクしちゃった。

ずーっと真那さんのアリエルが観たいと思いながら観ていた。

アースラは三千香先生で。

「夏」の演目はちょっとディズニーの中でも子供向けだけど、楽しめました。

飯野さんと芝さんのおかげで満足感もあったし。

1月に職場で自宅の鍵を紛失した時に、同時にエルフィーの帽子のキーホルダーもなくしたので・・・
マーメイドキーホルダー購入しました。

コンパクトミラーは、私がトイレに行っている間に夫が買ってくれました。

初めてりんかい線に乗った!
りんかい線なら乗り換えなしで新宿まで出られることを覚えておこう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1月31日(木) 「この生命誰のもの」

2013-08-13 18:55:21 | 劇団四季
ある方からチケットをいただいたので、自由劇場で「この生命誰のもの」を観て来た。

仕事のあとダッシュで浜松町へ駆けつけ、夫と合流。

大好きな味方さんの、素晴らしい芝居が堪能できる作品だ。

最後に観たのは2007年9月28日。
(このブログに感想があった)

生まれて初めての長い入院や手術を経験するより前の観劇だ。

しかし、入院手術を経験し、さらに病院に勤めるようになった今観ると、またずいぶん印象が違う。

2012年の9月5日に受けた院内研修で、病院側の医療弁護士さんの話が印象深かったことを思い出した。

以下、一部引用。

《医療弁護士(病院側)の宮澤潤さんのお話が、とても興味深かった。

特に終末期医療の話。

「人工呼吸器をはずしてください」
という家族からの要望があった場合、それは日本の現時点での法律では「殺人」になるのだそうだ。

IVHなども経済的負担が大きいので、点滴だけにしてほしいと要求されても、それを実行したら「殺人」だって。

要するに生かしておく手段があるのに、それをあえて選択しないで寿命を縮めるのは「殺人」なのだそうです。》

早田健(味方さん)は、

「僕は死にたいわけではない。生きていたいわけでもない。尊厳を保ちたいのだ」

と言う。

医療弁護士の説によれば、この舞台は成立しなくなってしまうが、まあ、原作者が日本人ではないからね。(ブライアン・クラーク作)

まさしく

「この生命誰のもの」

なわけだが、本当は早田健本人の所有物でもない。
宇宙の一部なんだよね。

ああ、話が逸れた。

以前は都筑香弥子さんがやっていた北原先生を、今日は野村玲子さんがやっていた。

得した。
やっぱり芝居はうまいし、ダントツにきれいだ。

早田は、もう味方さん以外の人では観たくないぐらいいい。

夫は今日は前回よりひどく泣いていた。

早田に感情移入したのだそうだ。

私は、なんと知的で魅力的な患者だろうと思って観ていた。

坂本里咲さんが来ていたよ。

あと、びっくりしたのがトイレで、某科の秘書さんとバッタリ遭遇したこと。

休憩時間に話をしたが、私と同じぐらいかなり昔から四季のファンだそうで、どんな話でも通じる。

「病院では隠している私の裏の顔です」だって。

ダンサーさんのファンだと言うので、
「松島勇気さん?」と聞くと、
「どうしてわかったの!?」
だって。

話をしていたらわかりました。

意外な共通点があった秘書さん、ご縁がある人なのかもしれない。

楽しませていただきました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2012年2月9日(木) 石丸さんじゃない「壁抜け男」

2013-08-10 21:38:05 | 劇団四季
仕事の後、大急ぎで四季劇場秋へ。
夕飯は駅のホームで。
開演が6時30分で、6時20分に着いた。

ギリギリ過ぎるよ~!

私はマイミク・ポポロンの招待で。
娘は自腹を切って少し離れた席で、
初めて石丸さん以外の「壁抜け男」を観た。

娘と共通した感想。

デュティユルの情けなさが出ていない。

なんだかガタイがよすぎる。

やっぱり歌は歌えても芝居がちゃんとできる人って、ごく限られるのね。

部長ももちろん、光枝さんを越えるわけはない。

佐和さんの娼婦は
「援助交際30年」になってた。

そりゃ、丹さんじゃないんだから「援助交際40年」じゃ違和感あるわよね。

佐和さん自体はよかったけれど、30年と40年じゃ、やっぱり年季の入り方がだいぶ違う。
ちょいと半端。

あれは娼婦歴40年だからこそいいんじゃないかな。

有賀さんはさすが。
有賀さんはすばらしい。
歌にも芝居にもますます磨きがかかった。

すごい逸材だと思うよ。

残り少ない芝居のできる役者を大事にしなきゃね。

歌詞がところどころ変わっていた。
ここでも違和感を感じる。
樋口さんのイザベルは思ったほどキツくなかったです。

どうしてもマイ・ベストキャストが頭に浮かんではくるのですが、全体的なバランスは悪くなく、楽しかった。

いいカンパニーだなーと思った。

しかし、なんとしても石丸さん、光枝さん、明先生がいないのは寂しい。

あのデュティユルのなさけなさ。

芝居ができるというのは凄いことだ。

芝居をちゃんとしてもらえないんじゃ、劇団じゃなくて歌手だもんね。

歌は皆さんすばらしいよねー。

丹さん娼婦観たかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2012年1月31日(火) 「エビータ」

2013-08-10 21:26:36 | 劇団四季
仕事の後、駅のホームで電車を待ちながらパンをかじり、大急ぎで浜松町へ。

5時10分に上がって、着替えて、6時30分開演ですもの。

もうギリギリです。

働くというのはこういうことなのね。

自由劇場で「エビータ」を観る。

友人のポポロンも同じ日に近い席を取った。

エビータは奥方様。

一昨年よりも、さらに一段と歌は酷くなっている。
しかし、そのあまりの酷さゆえに彼女が長いこと歩んで来た舞台人生が感じられて、むしろ感動すらする。

なにしろカサ・ロサーダや「空を行く」では、完璧にきれいなエビータだし、もったいぶりかたが最高。

病んでからは、逆にこれ以上のエビータはなかろうというぐらい。

芝居はきちんとしてくれている。

初めて観た佐野ペロンは、わりと好きだな。
人の良さや気の弱さがにじみ出ている。

もちろんチェは芝さん。
カッコいいの一言に尽きる。

何度も書いたが、エビータが死にゆく場面は胸がぞわぞわする。

きっと人は本当にこうやって死んで行くのだと思う。

死の場面が観たくてチケット買ったと言っても過言ではない。

しかしなんだね。
たまには井上智恵さんのエビータも観たいね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2011年10月19日(水) 劇団四季「ソング&ダンス The Spirit」

2013-08-05 20:02:20 | 劇団四季
マイミク・ポポロンの旦那様のご招待で、劇団四季「ソング&ダンス The Spirit」を観に。

90%、目的は李涛。

男性シンガーが、李涛、阿久津さん、種井さん、飯田達郎さん。(←知らない人)

女性シンガーが、弥生さん、智恵さん、真優香さん。(←知らない人)

ガラリと様変わりしたソング&ダンス。

李涛の学校蹴っ飛ばせが聴けた。
(本当はそんなタイトルじゃなくて『人生を踊り明かせ』)

弥生さんの「夜桜お七」とか、
阿久津さんの「津軽海峡冬景色」とか、
李涛の三味線とか、
普通のミュージカルじゃありえないものが観られた。

男性の双子が1組、女性の双子が1組いて、4人で鏡の動きで芝居したり踊っているところがおもしろかった。
最後、上下(カミシモ)にカップルに別れてはける時、
男性同士は最後までお互いの存在をないものとして動いているんだけど、
女性同士が振り返って、アイコンタクトを取り、にっこり笑いあうところがよかった。

その時、歌っていたのは李涛だった。
双子を2組見ていたものだから、
「李涛はなぜ1人しかいないんだろう」
「李涛も双子だったらかわいいのに」
と思った。

智恵さんの「お洒落は私の切り札」はマジックで一瞬の衣裳替えが3回。
客席から何人かあげてファッションショーまでするサービス。
最後には智恵さんは小林幸子みたいになってしまった。
いやー、徹底して楽しませてくれるわ。

弥生モンゼ観られた。
阿久津さんのペドロ親分、意外にも悪くなかった。
ああいうのも、ありかもしれない。

種井さんは、北川先生と滝口順平を足して2で割ったような歌声だった。

行けば楽しい。
確かに楽しい。

しかし四季を観に行く理由が、どんどん減って行くなぁ。
特に光枝さん以降。

最後に、李涛がすぐそばまで来た。
ちょっと嬉しかったな~ 。

6-dim+もLEEさん以外にも全員双子だったらいいな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする