211 常にコップから「溢れ出る」

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５８秒！小林正観さん的生き方のエキス

　　　　　　　　　　　　　名言・迷言・冗句
　　　　　
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿211回目の号

これまでのお話から
夢と希望　志のこと。

三昧堂なりに整理してみます。
細かい微妙なところは難しい。

今回は　整理をかねて
三昧堂の独り言。感想的に。
「悪魔と天使」賢島から

CDプレゼント募集中です。

■正観さん　2011年7月1日　賢島講演
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常にコップから「溢れ出る」

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講演の半分近くは　
ノストラダムスの大予言について
西暦スタート　キリスト生誕の年の間違い
を指摘しながら　絶対に当たらないと指摘。
あとは　ほぼ悪魔の話　最後は女性が語る。

三昧堂はこれらの中で
ほんの短いフレーズに　感動したんです。

それは　志のこと。
前半終了時の　休憩の間の話題だった。
夢と希望は渇望感とした　正観さんと

主催者の女性二人と語ったことが「志」。
「志」とは　自分のためではなくて　
自分がこうなるというものでもない。

しかし　夢と希望と「志」の相違点
解釈的には簡単にいかない　と思う。

オリンピックで金メダル。
職場で高い役職を目指す。
お金を貯め資産家になる。
良い持ち物ブランド品を。

グルメ三昧をする。
セレブになりたい。
有名人になりたい。

なりたい。欲しい。貯めたい。
キレイ。安心。いっぱい。もっと。

それぞれ
夢や希望なのでしょうか。
「志」　なのでしょうか。

正観さん　自分の事　いつも言う。
世のため　人のためは　絶対ない。
絶対に夢や希望は　持たない主義。

そこ正観さんの　鋭い視点があるのでは。
世のため　人のためには　運動論があると。
こうすべきだ　ああすべきだの　べき論が。
そこに　微妙な心の　在りようを見ている。

講演でも語っている。
世のためと　人のために
いい事している。正しいことしている。
運動論者は言う。あなたもするべきだ。
私は苦労してやっている。評価すべき。

そこで正観さんは　その人の
「幸せの度合い」という基準で判断する。
幸せではない人が　あまりにも多い　と。

それは　心に足りないものがあって
満たされない心を埋めるための運動。
それを悪魔が扇動するのではないか。

夢と希望。それは
世のため　人のためと思う心と同じ。
根底的に「満たされない心」がある。

幸せ満タン笑顔満面の状態ではない。
そこを見抜いた正観さんの凄さ満開。

でも　他人の心は分からないけれど
正観さん。個人的な心の問題に拘らず
多くの検証を重ねて　ご自身の生き方とされた。

「志」のこと
毎日が　幸せで　楽しくて。
正観さんの表現を借りれば
コップから溢れ出るほどに　幸せで楽しくて。
それは　光となって周りの人々を照らし出す。

輝く光の中で　笑顔感染し　喜びが伝播する。
それは　魂の感動により　心から横溢する愛。
「志」コップに溢れ出た。この言葉に感動を。

三昧堂の整理と解釈

志であっても
幸せ満タンの隙を突いてくる　悪魔。

世のため　人のため　という
耳障りのよい言葉を投げかけてくる。

良い事だから。あなたにその価値が。
みんなの味方。あなたにその器量が。

人間の心は　微妙です。
ちょっと褒められると　舞い上がる。

感情に囚われて　競争心を煽られる。
ほんの些細な出来事で　悪い自我が。

だから「志」の維持のために
一瞬　一瞬　幸せ満タンにしていく

自分のためとなっていないか
その見直しの作業も必要です。

だからこそ　常に
コップから「溢れ出る」ことが
凄く大事だなと　思うんですね。

その溢れ出す勢いが
あればある程　余分なものは入らない。

メダルだって　高い役職だって
資産家になるも　ブランド品も
グルメ三昧　セレブ　有名人も

心を埋めるものなら渇望。
自分のためではない　「志」ならば
横溢する幸せ満タンならばいいかも。

でも　そこには必ず悪魔が背後に
そっと来て　隙をうかがっている。

結局は
好きでたまらないこと
関心があって疲れない

そんな事の　結果として
何かになる　何かを得る
という生き方が一番かもしれません。

今回もありがとうございました。
すべての魂が　幸せでありますように。

CDは「悪魔の授業。悪魔と神さま　そして天使さん」
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