勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

芥川賞作家『又吉直樹』、作品『火花』のこと。

2015年07月19日 | 時事
吉本のお笑いコンビ、ピースの又吉直樹さんの書いた作品は芥川賞を取った事は誰もが知るニュースとなりましたね。出版業界では“又吉旋風”が巻き起こり、いきなりミリオンセラーの快挙!最大手Amazonでもいきなり品切れで入荷待ちです。私は読むかどうか思案中ですが多分読まない気がします。誰かが貸してくれたら読むかなぁ・・・ 
もし読む気になったとしても「楽天電子版」ですね。紙は税込1296円だけど電子版は1000円で200円引きのクーポンを使って800円!かなり得でしょ~



又吉さん自身は、ここ大阪の出身でもありますので「よく頑張った!」と素直にエールを送りたいです。それと、一発屋で終わらない事を祈りたいと思いますね~。さて、気になる作品レビューですがAmazonサイトを見ていると正に賛否両論の真っ二つと言った感じです。でもどちらかと言うと酷評が多いかなぁ 取りあえず「こんな意見が多いかな」って感じで書き出してみました。

↓↓↓↓

<酷評>
・内容が薄っぺらい
・無理して難しい言葉を使っている
・過去にたくさん読んできた文体の焼き直しに見えて仕方ない
・たくさんの純文学を含む多くのジャンルを読んできましたが、これは文学ではありません
・日本語が美しくない

<高評価>
・芸人をやってるからこそ書ける小説
・劇場の空気を体感しているからこそ表現できる描写
・文章がとても上手
・過不足ない描写がしてあり、文章力という点では抜群にうまい

こんな感じの意見が多いのですが「日頃、純文学を読まない人が又吉氏のおかげで読むのだから、純文学好きには喜ばしいことだと思う」と角度を変えた見方をされている方もおられました。また、「吉本の力が働いた」とか「吉本の映画化に向けた戦略」だと言われていたりもしますが私もこれは否定しません。この作品を芥川賞受賞作品としてのハードルを付けて読むのか、純粋に何も考えずに読むのかによっても受け取り方が変わると思いますし、これに限らずですがいろんな意見があっていいと思います。ただ、私は読んでいないので自身の評価は書きません。映画でもそうですが読んでもいないのに評価点を付けるのはいただけませんものね。

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