勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

映画『ノア 約束の舟』

2014年11月21日 | 映画
主演は映画『レ・ミゼラブル』で嫌な役を演じきったラッセル・クロウです。さすが良い演技してます!ヒロインはアカデミー賞助演女優賞のジェニファー・コネリー。老練アンソニー・ホプキンスにハリーポッターのエマ・ワトソンと、わき役陣もしっかり固めて万全の態勢。

が、しかし・・・旧約聖書の中の「ノアの箱舟」の物語を実写化したという事でキリスト教色の弱い日本ではちょっとうけなかったようですが私的には気に入りました。本筋はウィキペディアで説明している「ノアの方舟」の『創世記』における記述の通りに進んでいきます。

『創世記』における記述(ウィキより)
神は地上に増えた人々が悪を行っているのを見て、これを洪水で滅ぼすと「神と共に歩んだ正しい人」であったノアに告げ、ノアに箱舟の建設を命じた。箱舟はゴフェルの木でつくられ、三階建てで内部に小部屋が多く設けられていた。箱舟の内と外は木のタールで塗られた。ノアは箱舟を完成させると、妻と、三人の息子とそれぞれの妻、そしてすべての動物のつがいを箱舟に乗せた。洪水は40日40夜続き、地上に生きていたものを滅ぼしつくした。水は150日の間、地上で勢いを失わなかった。その後、箱舟はアララト山の上にとまった。40日のあと、ノアは鴉を放ったが、とまるところがなく帰ってきた。さらに鳩を放したが、同じように戻ってきた。7日後、もう一度鳩を放すと、鳩はオリーブの葉をくわえて船に戻ってきた。さらに7日たって鳩を放すと、鳩はもう戻ってこなかった。ノアは水が引いたことを知り、家族と動物たちと共に箱舟を出た。そこに祭壇を築いて、焼き尽くす献げ物を神に捧げた。神はこれに対して、ノアとその息子たちを祝福し、ノアとその息子たちと後の子孫たち、そして地上の全ての肉なるものに対し、全ての生きとし生ける物を絶滅させてしまうような大洪水は、決して起こさない事を契約した。神はその契約の証として、空に虹をかけた。

『箱舟を出た後のノアによる感謝の祈り』

「ああ、そういうことね~」と単純に言われそうですがしかし、そこは映画ですからドキドキ感も有り、しっかり楽しめる展開を盛り込んでいます。宗教色の強い映画ですが、アメリカに寄付の文化が根付いている理由がこういった考え方から出てきている事も感じることができるという意味では価値あるい1本ではないでしょうか・・・

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