勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

映画『ハンガー・ゲーム』

2013年02月22日 | 映画
この映画がヒットすれば若手の期待女優『ジェニファー・ローレンス』が大人気女優になれるかも・・・
ベストセラー小説を原作にして作り込まれた本作はジェニファー・ローレンスを超メジャーにはさせてくれないかもしれないね。題材自身は面白いのに作り方がイマイチで、スポットの当て方が中途半端だった事に尽きるのではないか。とは言えまったく見れない映画でもないと思う。

あらすじは:
富裕層によって支配され、パネムという名の独裁国家と化したアメリカの近未来。そこで民衆の絶大な支持と人気を集めているのが「ハンガー・ゲーム」と呼ばれるサバイバルゲームだ。このゲームは各地区から選出された12歳から18歳までの男女が森の中で殺し合い、生き残った者に巨額の賞金が渡されるという殺人サバイバルで、もちろん誰も行きたくはない。なにせ24人中23人が死ぬのだから生きて帰れる確率は5%未満 いくらでかい賞金がもらえるにしても死んだら元も子もないしね。
さて、第74回のハンガー・ゲームに選ばれるのは誰か!主人公がいる12地区で最初に選ばれたのは、なんと主人公“カットニス(ジェニファー・ローレンス)”の妹だった。カットニスは妹の身代わりにゲームに出場することを決意。家族を養うための狩猟で鍛えた弓矢の腕と持って生まれた鋭い勘を生かし、強豪プレイヤーと戦っていく・・・

とにかく、この手のストーリーなら殺人ゲームの中身に重点を置くかナンセンスなゲームを行う国家に敵対する方向にもっていくかだが、本作では主人公が若き女性ということもあって独裁国家にまで切り込むという事はせずにハンガー・ゲーム自体の行方(主人公はどうなるのか)に重点を置いて描いている。それだけに殺人ゲームの緊迫感やらサバイバルの面白さをもっと出して欲しかったなぁ。原作読んだ人によると続き物らしいので続編以降に期待しるしかないね。
本作は結末が命なので結末は言えないが、「最後にカットニスはどうなるのかが全て」と言っても過言ではないだろう・・・

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする