勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

インセプション

2010年07月19日 | 映画
映画『インセプション』観てきました。
一言で言うと「面白い!」
私的には4つ星★★★★☆です。
ストーリーは結構難解です。映画慣れしている方、SFの好きな方には
このストーリーは意外と簡単に飲み込めると思いますがお子様やお年
寄りの方にはちょっと無理があると言っておきます。映画慣れしていな
い方は以下の“あらすじ”を読んでから観る事をお勧めします。

<あらすじ>
予告編を見る程度では全然ダメと思われるので少しネタバレ気味になり
ますが、このあらすじを読んで理解して下さいね。
そして「ストーリーを深く知りたくない」って方はこれを読まずに劇場へ
行って下さいね。

まず、これを読んでるあなたに質問します。

夢を見たことはありますか?

「当たり前じゃ!あるに決まっとるやろう!」…ですよねぇ^^;

では、見ている夢の中にいるあなた自身が「これは夢だ」と自覚できた
としたら、この夢のストーリーが思うがままに作れたらワクワクします
よねぇ。

この映画の基本はここにあります。

主人公のコブ(ディカプリオ)は人の夢の中に潜入してアイデアを盗む特
殊な企業スパイの仕事をしています。
そんなコブの元へ斉藤(渡辺謙)が現れます。斉藤は大企業のトップで犯
罪履歴をも操作出来る権力者です。斉藤はコブに犯罪履歴を抹消してや
る代わりにある仕事を依頼します。
その仕事とは斉藤のライバル社の次期社長のロバートの夢の中に潜入
して情報を盗むのではなく植えつける(インセプション)事だった。
だが、この植え付けと言う行為は非常に難しく簡単な夢操作では成功し
ない。あくまで自然で、かつインパクトを必要とするのである。

※目覚めた時に夢を覚えている。もしくは潜在意識にしっかりと
刻み込まなければ植えつけた意味がない。

そして、コブ率いる夢犯罪チームは入念に夢のストーリーを設計します。

しかしコブには妻との間に隠された過去があった。
そのコブが指名手配犯になってしまった妻との過去とは。
(ここは重要なので劇場で…)

そしてその過去を抱えながら本番(ロバートとリンクして夢に潜入)の時を
むかえます。
夢の潜入に成功したチーム6人は現実とは違う設計された世界の中。
そしてそこで(夢の中で夢を見る)第二の夢の層に更に潜入して行きま
す。第二の夢世界でコブはロバートに今ここは夢の中であることをばらし
ます。そして一緒に次の夢世界に誘う事に成功。チームは第三の層に入
っていきます。ここ(第三の層)では全く違う世界が待っていました。
そしてそこで繰り広げられる戦闘でなんとロバートが殺されてしまいま
す。

※夢の中で死んでも現実には死なない。でも帰ってこれなくなる場合が
あるのです。(なぜかは映画の中で簡単に判ります)

ロバートを引き戻す為にコブは仲間の一人(アリアドネ)と一緒に更に次
の層へと潜入していきます。
第一の層、第二の層、第三の層、では異なる時間軸があります。
第一の10秒=第二の1分=第三の60分なのです。

この時間軸を使ったどきどきはらはら感は手に汗握る展開。

チームがロバートに仕掛けたインセプションとは…

そしてチームは無事現実に戻ってこれるのか…

最後の最後(ラストシーン)では「え~!そうなの?」と思わせるとこ
ろがまたにくい!
いろんな意味で楽しめる作品になっています。
そして我らが渡辺謙の見事な演技!もう完全にハリウッド俳優の一人に
なってしまった感じがしました。

ぜひぜひ観てみて下さい。



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景気の悪さは如実。

2010年07月19日 | 時事
国内新規上場が低調…景気悪化・高コストなどで(読売新聞) - goo ニュース
2010年上半期に国内株式市場へ新規上場した企業はわずか12社に
だったらしい。市場環境の悪化と上場時の割高なコストなどが要因で、上
場を目指す新興企業などにとっては厳しい状況。
(2006年の新規上場数は188社だった)

私の知り合いにも上場を目指していた社長がいましたが近年すっと見送っ
ています。「今はその時期ではない」との事。
上場は現業の事業拡大や新規事業を加速するために必要な“確かな信用
力”と“豊富な資金”を得るためにするものです。しかしながらこれだけ日本
市場が低迷し景気が悪化してくれば考えている事業の攻撃が無駄打ちに
終わる可能性も高くリスクは大きいので経営者としては間合いを見ざるを
えないのが本音といったところでしょうか…。

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