約10年ぶりに鳥取の三朝の三徳山へ行ってきました。
数年前から単独入山は認めてもらえなくなり(転落事故が絶えないので)、足が遠のいたのですが、同行のお声がかかったので、行ってきました。
階段上がって最初に参拝料400円を払う。400円は前にはなかったような気が?過疎化が進むと檀家さんも居なくなるからねえ。寺の方も厳しい判断だったと思います。
本堂の奥で200円の入山料を払い、靴裏のチェックを受ける。私は軽登山靴でOK。しかし相方はスニカーで靴底の凹凸が小さいので草鞋に変えさせられる。草鞋の貸し出しは無料。
かずら坂。なんだか10年前よりルートの荒れが進んでいるように思えます。
先ほど受付で草鞋に変えていたお嬢さんたちが、おそるおそる登っていきます。(このお嬢さんたちと後でお話する機会がありました。)
文殊堂までは急坂の連続。非常に滑りやすい岩と土質です。相方に草鞋の状態を聞くと結構フリクションが効いて登れるそうです。軽登山靴のこちらのほうが滑る・・・。
文殊堂前の鎖場。相方が登っていきます・・・。
文殊堂からの廻縁からの眺めは良いようです。高所恐怖症気味のオジサンはパス。でも文殊堂までくれば、投入堂までは近い。
やってきました。やっぱりすごいねえ。上がってくる皆さんも感嘆の声。道中が厳しさを体験するから余計にすごく感じるんだね。
10分程写真撮影して下山。行きも帰りも同じように時間がかかります。草鞋が痛いと相方が言い出しました。親指のあたりだそう。
登山下山でつかまれ、年季の入ったツヤのある木の根。
たぶん入山していた2時間だけで50人以上にすれ違ったはず。これはさらに道が荒れるなあ。10年後はどうなってんだろう?
別の場所に行く相方と別れ、車でお寺の前を通ると、私達の前後を歩いていたお嬢さん2人が「三朝温泉まで」の紙を出していたので、せっかくなので乗っていただきました。
京都と滋賀からきて昨日は鳥取砂丘だそうな。いいなあ。うらやますうぃ。
バスで来て投入堂に上がり降りたら、帰りのバスが1時間半まちだそうです。草鞋は下山の時は足が痛かったそうです。やっぱり。
倉吉まで戻った後、なんだかものたりないので打吹山にも登りましたが・・・。あまりにもさびれていて何か出てきそうでした・・・・・・。