銀の人魚の海

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20世紀少年

2008-09-29 | 2008年鑑賞新作映画
これは見ようか迷った映画。
子供が高校生の頃、学年で大ブレイクし、
回し読みをしたコミックなので、まず子供が友人と
見ての感触を聞いてと~
どうかな~だったけど、まあ大ヒットコミックなので見、結果よしだった。

48歳、浦沢直樹原作。20代の作でないせいか
大人も楽しめるSF児童文学という風で
見てよかった。
少し前の月刊プレイボーイに彼のインタビューが載った。

予想外に楽しめたが、人物は多いのでパンフで確認。

12カ国で翻訳され2千万部売れた!
凄いコミックだ。

多分95年のオウム、その直前に起こった地震も
意識の中にあったのではないか?
連載中なので、初めからの構想ではなかったかもしれないが
宗教と滅亡がテーマの1つでもあるはずだ。

レトロな70年代が私にも懐かしい。

この映画化は企画、脚本担当の小学館、長崎氏の
力だと書かれている。
「彼のマンガはシュールだ」とも。

子供が持っているのを少し読んだが、
顔がコミックらしくなく人間ぽいところや、
映画では厭世感も感じるなど、幼児向きではない。

感染失血死もハリウッドのSF映画を想わせる。

カット割りなどもコミックと同じが多いらしく
キャストも唐沢以外は似ているらしい。

中村かつおは最後でやっとわかり、藤井ふみやも、あ、そうだ
という発見。
黒木瞳はオウムへ入信する女性みたいな去り方!(^^)!

ラストは万博の?岡本太郎のオブジェみたいなのが・・

原作では万博がもっと描かれているという。
そのあたりがポイントでもあるので、多少不満と子供は言うが
22巻くらいの原作を3部でだから仕方がない。

ハリポタのようにはいかない。

ロケ地には11の大学のキャンパスもあり、
学生という存在を意識したのか。

「ともだち」は誰?について、すでに知っている子供と話す。
映画中にヒントがあるようで、私なりに推理し、話しているうちに
わかった。
パンフのあるページを見ての「~だよ」という夫の一言もきいた。

そうか!それが意味ありだから、よく映ったのだと。
コミックで調べたらそれほどは描かれてないようだ。

2部は来年で3部は1年後くらいになるそう。
多分、最後までみると思う。

ファンは「モンスター」の映画化も期待しているらしい

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