23年、仏。キャスト、スタッフも知らない。
これが実話(実名で)から、女性が告発としてかいたノンフィクションの映画化。
88歳で健在。作家だが、仏のジャニー喜多川。
14歳、中学生の設定だが、女優は20歳の方が演じた。
かなりきわどいシーンがある。相手は作家、下記。wikiもあった。
50歳の美形でもないおじさん。小児性愛専門。少年でもいい。
14歳バネッサは、作家ガブリエル・マツネフと知り合い、ひとめぼれなのか?
この心理は不明。母は父と別居、恋人がいて、いないこともある。
寂しさからか・・中学生。作家は言葉巧みに、
「愛」を装い、バネッサを誘惑する。
バネッサも彼と離れたくない思いが強烈。
彼は決して、無理にはしない。
だんだんと関係を持つ。うまい。口説くのが。
これまで何人もの少女と関係をもち、フィリピンでは少年に
お金でせまる。
典型的なロリコン、少女たちはお金を出さず、愛、を語る。
みんな、幼いから、だまされる。浮気もされ、
それを知ったバネッサは、パニックになる。精神をわずらってしまう。
同意、なので訴えはできないのだろう。パリ警察は捜査は行っている。
若い監督のよう。映画化よくできたと思う。
wikiにあるように、こんな作家でもTVに出演し、
小児性愛支持者がいて、パトロンもいたとのでは。
収入は多くはないので、生活はパトロンからか・・
本はそれほどは売れていない。翻訳もされていない。
映画化の原作は翻訳され、中央公論新社から発売。↓
〇物語は、V(ヴァネッサ・スプリンゴラ)14歳、G(ガブリエル・マツネフ)49歳から始まる。
彼女は、出版社で働いていた母の紹介でGと知り合い、以来Gは、中学校の校門で彼女の下校を待つようになる。
「声望のある大人の作家」という幻影は、彼女の判断力を奪い、彼女はGと関係を持つようになった。ただ、この時彼女は14歳であり、フランスの法律が認める性交渉の下限である15歳を下回っていた。
Gは確信犯だった。彼女はGのアパルトマンに入り浸り、学校を休みがちになる。Gは彼女を、
作家の集まり、映画、芝居に連れ出したが、「私たちの生活の中心はセックスだった」。
スプリンゴラはなぜいま、35年前の出来事を書くことになったのか。それは、Gへの復讐である。
Gは、これまでに何度も、彼女との経験を作品に利用しており、そしてそれらの作品は、フランスの文学界で高い評価を得てきた。
自分のことが描かれた作品を読むたび、彼女は傷ついてきたが、それを言い出すことができずにいた。自分は「同意」していたと、言い聞かせて。
しかし、Gが自分との経験を作品に利用することをやめず、彼の名声が高まる一方であることから、ついに沈黙を破ることにした。それが本作である。
本書の余波は広がり続けており、Gの版元の一つガリマールは、
警察の家宅捜査を受けた。また、未成年時に性的搾取にあったという女性たちが声を上げ始めている。
〇ガブリエル・マツネフ。
ロシア系の両親のもとにパリで生まれ、ソルボンヌ大学で学んだ。1965年に作家デビューし、
1970年代以降の既成の道徳・倫理に反逆する風潮の中で、
~~
一部の「審美眼」のある読者の支持をえた。ベルナール・ピヴォが司会を務める
人気のあるテレビ文芸番組「アポストロフ」が1975年に始まると6回ゲストとして招かれ、
小児性愛を礼讃するような持論を文学の香り高く説いて有名人になった。
作品には『日記』シリーズや『16歳以下』など50作もの日記、小説、エッセイ、
詩集を発表しているが、
発行部数は少なく、英訳・日本語訳もない。
彼は2013年にルノードー賞[1]、2015年にカゼス賞を受賞した[2]。
東南アジアで児童買春や複数の少女の「愛人」との性体験を著作に記していたため、
その是非について長らく議論があった。~~
しかし、文化人からは表現の自由を重んじる立場から擁護を受けていた。
〇2020年1月にヴァネッサ・スプリンゴラ(1972- )という女性が『同意』を刊行し、
スプリンゴラが14歳から一年半にわたり、当時50歳だった作家Gと性的関係にあったことを告白した。
これがマツネフであることは明らかで、同書はベストセラーになり、ガリマール社などがマツネフの書籍販売を中止し、
パリ検察庁が未成年者に対するレイプ罪の疑いでマツネフへの捜査を行った[4]。
『同意』は内山奈緒美訳で同年中に中央公論新社より刊行された。
同書は2023年にヴァネッサ・フィロ監督により『コンセント/同意』として映画化され、ジャン=ポール・ルーヴがマツネフを演じた。