24年、山中揺子監督、ホン。河合優実主演。佐藤浩一の息子。
1回みて、やめたが、昨年、日本映画では人気作のよう。
再見。20代監督、主演、話題性を呼ぼうもあるか。
芥川賞のように。低予算、150分と長すぎ。
館でみたら確実に眠くなる。
喫煙、飲酒、車。今の若者から逆行している映画。
世代、物語は違うが、濱口竜介監督と同じ。
日本映画の新感覚はある。
河合は、側転が道ででき、細く体が柔らかい。
男とケンカする時の動きの速さ、運動系?
この体が適役。美人ではない。賞を多数受賞したらしい。
ナミビア?見終わり、古い電子辞書ですぐ出た国名だった。
アフリカの南西部の共和国。
南アの隣。もとは南アの植民地か・・90年独立154万人。
かな(河合)は特に男には身勝手、怠惰、言葉も悪く嘘もつく。
暴力的なスタンス。
母が中国人らしいことが途中でわかる。父は?
チェーンスモーカーのようにすぐタバコを。これが安定剤なのだろう。
同棲相手(佐藤の息子、寛一郎)に
「彼女は?」というセリフがあり他にいるの?か・・
セリフはモソモソ聞き取りにくい。~私、耳はいい。
次の同棲相手は無職、クリエイター?かなは、何も言わず、
急に寛一郎をやめ、次の男と暮らす。
二人の男が20回は「ごめんなさい」をいう映画は初。
そこまで謝ることないのに。
以前、中絶させたという同棲男に、謝れと怒鳴る。
自分も中絶したと前の男に言ったような・・
聴き取りにくいが嘘かもしれない。
買い物するが、お金あるの?
かなは脱毛サロンのスタッフ。若く収入は多くない。
男は無職で東京、どこだろう。都下。冒頭シーンは町田あたりかと・・
1DK家賃、炊事はしない、外食か買う。
リアルさがありそうでないがこの映画の特徴か・・
かなは身勝手だが、仕事は普通に対応でき新人への
アドバイスもできる。二面性の女性だろう。
男と暮らす時はわがまま、自分をむき出し、さらす。
二人の男から好かれるているのにね・・。
これ、甘えられるからできる。20代で使い分けができる性格か・・。
ある意味理想的な生き方・・
ある日、なぜかYouTubeで精神科医らしきと話す。
おかしいと思い、価格の安いカウンセリングへ。
箱庭で砂、砂漠へつながる?
親のことを聞かれるが、うまく回答できない。
手書き文字で、前半、タイトルが縦に急に入る。
日本は、貧しく沈む、生存しかないのセリフ。
かなは、かなり図々しく好きに生きているのに。
マイク真木の歌がどこかで、入ったか。クレジットにあった。
砂漠のオアシス。水を求める3頭の空想の動物。
鹿、牛、パンダ?がウロウロ。
怠惰、けだるいが、自己顕示欲が強い映画だった。
次は短ければ見るかも。100分で。
濱口監督も「悪は存在しない」は短いので見たら
まあまあだった。