小学館、23年。著者は知らなかった。何かで読もうと・・
兵庫生まれ、医師、監察医、法医学者。
他にも本は多数出していた。
年代はもう60前後か。80代祖母を連れ、最後のヨーロッパ旅へ。
親類が、あなたが連れて行くといいという。
若い頃英に留学し、英語も堪能。選ばれた役割だった。
ファーストクラス、5泊7日。ホテルも最上級。
一族は富裕層のよう。
祖母は夫をわりに早く亡くし、自由に生きていた。
お稽古、旅。おしゃれも、ブランド物でばっちり。
この旅がいつだったかは書いていないが、
祖母は当時、もう病気もあり薬を飲みつつ、時に車いすで移動。
その後、認知症になり介護を受け、亡くなった。
著者は未婚、40前後として、25年位前になるか・・
大人気、ホテルのアフタヌーンティー。
かなりの量と聞かされていたが
それを大幅に上回る多さ。(^_-)-☆スコーンは日本の2倍以上、
ケーキも同様。サンドイッチも。
残すことはしたくないので、懸命に食べる(^^♪
祖母はさすがに、途中から小さいケーキを出してもらう。
ホテルのバトラーが、専属のようになり、とても親切に対応してくれた。
ここへ行くといい、祖母には何が最高など、アドバイスもばっちり。
孫ということを最後まで言わなかったので、
秘書と思っていたかも(^^)/
祖母が薬でぐっすり6時間は寝るので、寝たら着替え、速攻
昔の友人たちと近くで飲む夜。
改行が多く、短文で読みやすい。関西弁もでる。
祖母はハロッズでは、何枚も試しカシミアの高級コートを買うが、
サイズが合わない。直し日本まで送ってくれた。
ベージュ、裏地が日本にはないえんじ色。
著者にも、何か買うといい、カメオのブローチ。
でもつけるシーンは浮かばない。
そういうファッションはしないな~内心思うが
祖母は良いものを持つことも大事と買う。
お土産もたくさん。二人のスーツケースにギリギリ入った。
最後はチェックアウトを14時まで延長。
バトラーに世話になったので、お寿司を3人で部屋で食べようと
お寿司を買いに近くへ。とても高い、仏料理コースの価格。
お寿司も大きかった。祖母は3つに切り食べた。
バトラーは、前は生ものはダメだったが、イタリアで食べ
今は平気。すべてたいらげた。
無事旅は終了。自宅で眠り続けた。最後の祖母のヨーロッパは
笑いある思い出。