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【流行歌謡】KEEP TRYIN'/宇多田ヒカル【やっぱりすげー】

2006-03-09 | 流行歌謡
こんにちはとくのうです。今日は有休。時間があるので
今日は久々に流行歌謡について書きます!

2ヶ月くらい前かな、俺ずっと気になってたんです。
某携帯電話配信サービス(あのリスがヘッドフォンつけてるやつw)の
バックでかかってる曲があまりに印象が強くて。
歌詞で「ずーっと」って歌ってるところが超印象に残って・・・
(多分Cのコードなんだけどソ→ソ♯のポルタメントのところ。
Amのキーなのに。多分Caugのコードになるんだろうけど)

誰が歌ってるかわからないけど、凄いいい作曲家か新人が現れたかと思って。
で、時間が経つとこれが宇多田ヒカルさんの曲だってわかって、
「やっぱりすごいな」って思った。

僕は(自分の事は棚に上げておいて・・・笑)最近の若い人の楽曲で
感心するようなものは本当に少なくて、宇多田ヒカルさんとかaikoさんとかは
本当に僕の中で数少ない、今の言葉で言う「respect」できるアーディストと思っています。

僕の勝手な妄想なんですが、宇多田さんはR&Bっぽいアプローチはしてるけども
後聴きしたどソウルや黒人ブルースなどのルーツではなく、
70年代や80年代の王道のロックやポップスを
本当に身体の中で自分の物にしてると思うんですよね。しかもあの若さで!
デビュー曲の「AUTOMATIC」がなんとなくメリー・ホプキンの「悲しき天使」に似ていたり、
最初のツアーで僕の大好きなフレディー・マーキュリーのソロの「Living On My Own」
をカヴァーしてたり(クイーンの曲ではなくフレディーのソロをやるところがミソ!)
上手く言えないんだけど、奥が深い人なんですよね。
僕の中では宇多田さんは、R&Bの衣をつけたメロディーメーカーなんです。
(あくまでも僕の中の勝手な感想なんで、一般的な認識とは違うけど・・・)

だから今は他の、(あえて名前は言わないけど)
亜流の自分では曲の書けないただ歌が上手くて見てくれがいいだけの、
女性ヴォーカル達にセールス的には負けてるかもしれないけれど、
比較するまでも無く、宇多田さんとは格が全然違う感じがするんですよね。

 
そんななかでこの「Keep Tryin'」な訳なんです。
Dm Cm C Fみたいな循環コード(耳コピだから間違ってる可能性大・・・)
のこの曲ですが、メロディラインとアレンジがとてもしっかりしていて
全く、退屈しないんです。
途中少しずつアレンジが変わっていたり(大袈裟にいうと変奏曲形式)
それがセンスを感じるんですよね。

(現在のグルーヴ系音楽も殆どはそういう4小節のループを繰り返しているんですが、
みんなリスナーとしての引き出しは多いのですが、
楽器弾きとしての引き出しが少なかったり、その逆だったり。格好ばかりつけてて
実は保守的で、何か説得力が無い人が多くて、最近刺激が無かったんですね。)

だからこの曲を聴いて久々にわくわくした刺激をうけました。
これを自分の活動に反映させたいです。

ただ僕は個人的には、この曲歌詞があんまり好みではないんですよね。
生まれ育ちから大天才の人が、草の根の泥臭いマインドを歌おうとしても、
何か説得力が無い感じが・・・
(どこかの間抜けな放送局は「青春の応援歌」みたいなこと謳ってましたが・・・笑)
でも、「挑戦し続けよう」って気持ちはとても共感できるのでいいんですが。

 
今日は余計な事を書きすぎた。書きすぎたついでにもう一つ一言多いことを(笑)
この宇多田さんのCDを買う際にレコード屋の店員が書いたキャプション(楽曲の宣伝説明)
を見てみたんですけど、酷い物ばかりですね。
「仕事なんだから、知らない事を背伸びして書くなよー。
お前本当にそのアルバム聴いてるのか?見てて恥ずかしいぞ!」
って思います。
皆さんも、ああいう言葉足らずの文章に踊らされる事無く、自分で試聴して、
自分なりの価値観で良い悪いを判断して
気に入った物を買って欲しいです。
大手メーカーのやり口に乗らないで、自分なりの楽しみ方で・・・・

今日は毒舌とくのうでした。ではまた!
コメント (5)
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