得能大輔の赤い薔薇の日々🌹 Hybrid Popstar "Daisuke Tokunoh" since2005

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浦島太郎と16番人気の駄馬

2008-01-25 | 流行歌謡
とくのうです。こんばんは

タイトルが訳わからない感じで申し訳ありません。

本当はこの記事、30分以上もかけて、
最近のヒット曲についての、僕の感想を書いたのですが、
パソコンがイレギュラーな動きをして、記事が消えてしまった・・・orz

ちょっともう書く気力がないので(笑)
さらっと書くかなあ。

ここ数年、自分の活動に追われて
テレビに感情移入することもなく、職場も音楽がかからなくて
(以前は有線放送やラジオがかかっていたところばかりだった・・・)
カラオケに行く習慣もなくて、
そのために、殆どここ2~3年のヒット曲は知らないんですね。
(アーティストの名前くらいは知っていますが・・・)

まさに浦島太郎状態! 

で、これではまずいと思って、自分で曲を作っているバンドや
シンガーソングライターの中で「これなら聴けそうだな」
って思うものを十数枚借りてきたんです、レンタル屋で。


それまでは、1年に2,3曲は胸がときめいたりしたんですがね。
少しだけ、音楽をやる側に近づいてくると
そっち側に立ってみると、複雑な心境になってくるんですね。


まあ、上手く説明できないのですが、
今の曲は展開が少なくて、印象的なサビを何度も繰り返して
ヴォーカルの能力が高いかなっていうイメージを受けました。
(全てがそうではないですが)

どれも全てクオリティーが高いけれど、
まあ逆に、冒険している物は殆どないかなあという印象。


もう、一度記事が消えてるので
あまり長く書く気力がないのですが(笑)

浦島太郎的な立場て思ったことは、
今は社会が厳しくて、世知辛くなっている感じがします。
(企業倫理とか、役人に対するそれとか、世の中の目が厳しくて)
ビジネスとしての音楽は失敗が許されないので、
外れのない安全でクオリティーが高い品質の物が
そろっているって感じでしょうか。

競馬で言えば、どれも馬連で3倍以内の馬券ばかりというか・・・

けれども、予想外の大穴と言うか
意外な発見とか、人の裏側を付く驚きとか勢いというのが
僕はもっと見てみたいなあ。
「何だかわからないけれど、これは凄い!」みたいな。

16番人気の駄馬がスタートから大逃げをきって、
ダントツの1着でゴールするレースは、今の世の中では難しいのかなあと。


良い意味でも、悪い意味でも、規格外のものがない感じで・・・

みんな優等生では社会は成り立たないなあと思ったり。
かっこ悪い人も沢山居て良いんじゃないかなあって。

そういうのを寄ってたかっていじめたり、
同じ価値観をいろんなメディアで押し付けたりして、

その結果、突っ込まれるのをみんな嫌うから、同じ様な人ばかりになってしまう。

それで、そこからはじき出された人は
駄目な奴ってことになってしまうような。

嫌う人も山ほど居るけれど、好きな人は本当にはまってしまうもの、
いびつだけど、泥臭いけど、誰にもまねできないもの、
常識を覆してしまうもの、

そういうものも、見てみたいな。
違う価値観を提供できる人になりたいな。

もちろん、前向きな感動を人に与える事も大切だけど。

ちょっと今日は過激な事を言い過ぎました。
また大人しく戻ります。
コメント (9)
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【流行歌謡】KEEP TRYIN'/宇多田ヒカル【やっぱりすげー】

2006-03-09 | 流行歌謡
こんにちはとくのうです。今日は有休。時間があるので
今日は久々に流行歌謡について書きます!

2ヶ月くらい前かな、俺ずっと気になってたんです。
某携帯電話配信サービス(あのリスがヘッドフォンつけてるやつw)の
バックでかかってる曲があまりに印象が強くて。
歌詞で「ずーっと」って歌ってるところが超印象に残って・・・
(多分Cのコードなんだけどソ→ソ♯のポルタメントのところ。
Amのキーなのに。多分Caugのコードになるんだろうけど)

誰が歌ってるかわからないけど、凄いいい作曲家か新人が現れたかと思って。
で、時間が経つとこれが宇多田ヒカルさんの曲だってわかって、
「やっぱりすごいな」って思った。

僕は(自分の事は棚に上げておいて・・・笑)最近の若い人の楽曲で
感心するようなものは本当に少なくて、宇多田ヒカルさんとかaikoさんとかは
本当に僕の中で数少ない、今の言葉で言う「respect」できるアーディストと思っています。

僕の勝手な妄想なんですが、宇多田さんはR&Bっぽいアプローチはしてるけども
後聴きしたどソウルや黒人ブルースなどのルーツではなく、
70年代や80年代の王道のロックやポップスを
本当に身体の中で自分の物にしてると思うんですよね。しかもあの若さで!
デビュー曲の「AUTOMATIC」がなんとなくメリー・ホプキンの「悲しき天使」に似ていたり、
最初のツアーで僕の大好きなフレディー・マーキュリーのソロの「Living On My Own」
をカヴァーしてたり(クイーンの曲ではなくフレディーのソロをやるところがミソ!)
上手く言えないんだけど、奥が深い人なんですよね。
僕の中では宇多田さんは、R&Bの衣をつけたメロディーメーカーなんです。
(あくまでも僕の中の勝手な感想なんで、一般的な認識とは違うけど・・・)

だから今は他の、(あえて名前は言わないけど)
亜流の自分では曲の書けないただ歌が上手くて見てくれがいいだけの、
女性ヴォーカル達にセールス的には負けてるかもしれないけれど、
比較するまでも無く、宇多田さんとは格が全然違う感じがするんですよね。

 
そんななかでこの「Keep Tryin'」な訳なんです。
Dm Cm C Fみたいな循環コード(耳コピだから間違ってる可能性大・・・)
のこの曲ですが、メロディラインとアレンジがとてもしっかりしていて
全く、退屈しないんです。
途中少しずつアレンジが変わっていたり(大袈裟にいうと変奏曲形式)
それがセンスを感じるんですよね。

(現在のグルーヴ系音楽も殆どはそういう4小節のループを繰り返しているんですが、
みんなリスナーとしての引き出しは多いのですが、
楽器弾きとしての引き出しが少なかったり、その逆だったり。格好ばかりつけてて
実は保守的で、何か説得力が無い人が多くて、最近刺激が無かったんですね。)

だからこの曲を聴いて久々にわくわくした刺激をうけました。
これを自分の活動に反映させたいです。

ただ僕は個人的には、この曲歌詞があんまり好みではないんですよね。
生まれ育ちから大天才の人が、草の根の泥臭いマインドを歌おうとしても、
何か説得力が無い感じが・・・
(どこかの間抜けな放送局は「青春の応援歌」みたいなこと謳ってましたが・・・笑)
でも、「挑戦し続けよう」って気持ちはとても共感できるのでいいんですが。

 
今日は余計な事を書きすぎた。書きすぎたついでにもう一つ一言多いことを(笑)
この宇多田さんのCDを買う際にレコード屋の店員が書いたキャプション(楽曲の宣伝説明)
を見てみたんですけど、酷い物ばかりですね。
「仕事なんだから、知らない事を背伸びして書くなよー。
お前本当にそのアルバム聴いてるのか?見てて恥ずかしいぞ!」
って思います。
皆さんも、ああいう言葉足らずの文章に踊らされる事無く、自分で試聴して、
自分なりの価値観で良い悪いを判断して
気に入った物を買って欲しいです。
大手メーカーのやり口に乗らないで、自分なりの楽しみ方で・・・・

今日は毒舌とくのうでした。ではまた!
コメント (5)
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【流行歌謡】バレンタイン・キッス/国生さゆりwithおニャン子クラブ【番外編】

2006-02-14 | 流行歌謡
とくのうです。こんばんは!

このblog一応音楽が主題なのですが、暫く音楽ネタがなくて。
久々に音楽っぽい話題です。こんなので申し訳ないけど・・・(笑)

特に他意はないのですが、2/14はバレンタインデーで
どういうわけかこの曲が頭の中をずーっとループしているので、
なんとなく取り上げてみました。
もう古い曲で若い人は知らないと思います・・・


バレンタイン・キッス
国生さゆりwithおニャン子クラブ (作詞 秋元康 作曲 瀬井広明)

明日は特別 スペシャル・デイ 一年一度のチャンス
OH ダーリン OHダーリン I LOVE YOU 
誰もが浮かれてカーニバル 彼氏のハートを射止めて
OH BABY  OH BABY  LOVE ME DO!

甘い甘い 恋のチョコレート
あなたにあげてみても 目立ちはしないから
私ちょっと 最後の手段で 決めちゃう

バレンタインデイ・キッス(×3)リボンをかけて

ワイン色したサンセットパーク 素敵なロマンスしたい
OH ダーリン OHダーリン I LOVE YOU
貴方を呼び出す テレフォンコール 気持ちをわかって欲しい
OH BABY  OH BABY  LOVE ME DO!

とっておきのシャレたチョコレート 
それは私の唇 あなたの腕の中
わざとらしく 瞳をつむって あげちゃう
 
バレンタインデイ・キッス(×3)大人の味ね

あの日からよ 恋のチョコレート
銀紙そっと開いて 気持ちを確かめて
誰もみんな 素敵なロマンス しちゃうの

バレンタインデイ・キッス(×3) 恋の記念日


**********************

時期にちなんだ曲って結構あって、クリスマスだと山下達郎の「クリスマス・イブ」
とか、その時期になると必ず有線で毎年かかるような曲ってあると思う。
バレンタインデーの事を歌った曲で僕の中で一番インパクトが強いのが
この曲かなあ。

この曲、わざわざblogに書くためにレンタル屋で借りてきて聴いたのですが(笑)
歌詞も、曲も、イメージにあってて良くできてるなあって感心します。
もう20年も前の曲なんですよね。

昔のアメリカンポップスっぽい曲調で、爽やかな感じなんですけど
なかなか大胆な歌詞で、当時子供だった僕にはとても刺激的でした(笑)

今あらためて見てみると、確かに昔の歌詞なので表現は古いけれども、
この歌詞は健気な女の子の歌詞に見えて、実は男の子の側から
「こうだったらいいなあ」っていう理想というか空想のような感じがします。
男の子の気持ちを上手くひきつける楽曲だなあって思います。
(まあ女性アイドルだから当然なんですけど・・・)
売れるためのプロの楽曲だと思います。

僕は全く興味が無くて、それ程詳しくないのですが、
当時夕方に「夕焼けニャンニャン」って言う番組がやってて、
その中でオーディションで「おニャン子クラブ」というグループができて、
その中で国生さゆりがソロで歌っていたものだったと思います。
おニャン子クラブはそれまでのアイドルとは違って、素人っぽさを売り物に
していた感じがするんですよね。だから、当時は新鮮だったなあと思います。
この流れは、「モーニング娘。」とかに受け継がれてると思うんですよね。


バレンタインデーについては、いろいろなネタの書きようがあると思うのですが、
あえて、楽曲的なアプローチでこのblogのバレンタインデーを飾ってみました。
(あんまり音楽的じゃないかあ・・・笑)


今日は暖かかったですね。もうすぐ春も近いです。
別に何も無いんですが、なんか浮かれてしまいます! ではまた!
コメント (2)
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新コーナー【流行歌謡】ファンタスティポ/トラジ・ハイジ【Bメロの大切さ】

2006-01-19 | 流行歌謡
とくのうです。 また続くかどうかわからないですが、新しい連載記事を
はじめたいと思います。タイトルは「流行歌謡」です。
最近忙しくて、音楽を聴く時間があまりなく無く、テレビも映画も
観なくなってしまい、すっかりヒット曲に疎くなってしまいました。
聴きもせず「最近は良い曲がない」とか言っていたのですが、
勉強不足を少し反省して、これを機会に少し勉強しなおそうと思いました。

ここ1~2年のヒット曲で「ここはいいな」って思ったところなど、
なるべく音楽的に客観的に書きたいなって思ったコーナーです。
(多分、面倒で続かなくなる可能性大・・・笑)

このblogには他に「マイ・フェイヴァリット」というコーナーもありますが、
それは尊敬するアーティストを僕が自己満足で賞賛するコーナーですが、
この「流行歌謡」は最近の曲を僕が好きかどうかは別にして、
作曲面などで感心したことなどを書きたいなあって思っています。


去年は企画ものの当たり年だったように思います。
「GLAMOROUS SKY/NANA starring MIKA NAKASHIMA」とか「青春アミーゴ/修二と彰」
とか、別人格として役を演じている曲が結構あったと思います。
(実はどっちも観てないので、詳しい事は言えないのですが・・・
「野ブタ。をプロデュース」は路上と時間がかぶってて一度も見た事が無いんです・・笑)

この曲もまた然り。「ファンタスティポ」という映画の中の
トラジとハイジという役柄そのままに国分太一と堂本剛が歌ってるデュオ曲らしいのです。
(実はこの映画も観てないのです、それなのに偉そうに書いて、本当に申し訳ない・・・笑)

僕はこの曲をはじめて聴いたのは友達がカラオケで歌っていたからでした。
最初「古臭い曲だなあ」って思ってたんですが、数ヶ月経って聴いてみたら
目茶目茶耳に残る曲で。


最近の曲の傾向として思うのは、(あくまでも僕の主観だけど)
コードの変更が激しくなく、曲展開も目まぐるしくなくて
比較的単調な構成の楽曲が多いような感じがします。
そして、その単調さをループやリズム、コーラスなどアレンジを変化させていく事
によって曲を作り上げている傾向が強い感じがします。
おいしいサビにあとはおまけみたいな曲が多い感じで。


ところがこの「ファンタスティポ」はサビも印象的なんですが、
Bメロの大切さを感じさせてくれる曲です。(くどくなるから一箇所だけ)
この曲はたぶんF♯m(もしかしたらA?)なんですが、F#のメジャーになって
4度上下しながら1音ずつ降りていくフレーズなんですが、
(F♯/A♯ Bm  E7/G A ・・・)

いろいろな曲で使われてる進行なんですけど、
これはとても劇的なんですよね。(僕はコード理論がそんなに強くないので
このコード進行のの名前を知らないのですが)

イントロはディスコ調バリバリのストリングスがはいってて
でAメロはやや地味な感じなんですが、
いきなりこのBメロでチェンバロの音でバロックっぽくなるんですよね。
で、わかりやすいこの曲のメインとなる、ディスコティックなサビで爆発という感じで。

僕は曲の中でBメロがとても重要だと思ってます。そして一番難しい。
野球で言ったら2番バッター、サッカーで言えばボランチみたいな役割でしょうか。
とにかくメインに繋ぐ、曲の中で一番頭を使う部分だと思うのです。

この要素が最近のヒット曲にはとても少なくなってる感じがして・・・

そんな中やっぱりジャニーズの人に提供される曲は古き良き歌謡曲の形を
残しており、この「ファンタスティポ」もその例にもれず秀逸な曲だなって思ったりします。 
賛否両論あるかもしれませんが、やっぱりアイドルに提供される曲はプロの曲で
いろいろな意味でジャニーズって凄いなって思ったりするわけです。

(このコーナー長くなるし手間がかかるから、あんまり続かないかも・・・笑)
コメント (4)
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