得能大輔の赤い薔薇の日々🌹 Hybrid Popstar "Daisuke Tokunoh" since2005

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【マイ・フェイヴァリット】スザンヌ・ヴェガ/ルカ

2006-03-02 | one of my favorite
とくのうです。こんばんは。

最近独り言ばっかりなんですが、久々に曲の話をしますね。
僕はどうしても、感情が繊細だった思春期を80年代に過ごしたため、
その時代の曲に偏ってしまうのですが・・・

この曲を僕が聴いたのは、たぶん高校生の頃だったと思う。
凄く透明感があって、でもどこと無く暗くて、そして美しい
スザンヌ・ヴェガの歌に凄く惹かれたんですよね。
この「ルカ」という曲は、「孤独(ひとり)~solitude standing」
というアルバムのシングルカットで当時大ヒットした曲です。
(もしかしたら1曲目の「トムズ・ダイナー」の方が有名かもしれないけど・・)

曲自体は、AメロBメロだけで、比較的単調なコード進行ですが、
とても綺麗な曲で、凄く印象に残っていたんですよね。
僕は当時この曲の歌詞の意味とか知らなかったんですけど。

あまり上手くない訳なんですが・・・

ここで少しだけ試聴できます)

SUZANNE VEGA/LUKA(スザンヌ・ヴェガ/ルカ)

My name is Luka I live on the second floor
(僕の名前はルカ 2階に住んでるんだ)
I live upstairs from you Yes I think you've seen me before
(君の上の階にすんでるよ、そう、君は僕を見たことがあるかもしれないね)
If you hear something late at night Some kind of trouble,some kind of fight
(もし君が夜遅くに、何か揉めていたり、殴られてるような音を聞いても)

Just don't ask me what it was(3times)
(どうか僕に何が起こったか聞かないで)

I think it's because I'm clumsy I try not to talk too loud
(僕は不器用だから、 あまり大きな声で話さないようにしようと思うんだ)
May be it's because I'm crazy I try not to act too proud
(たぶん僕は頭がおかしいから あまり自信過剰に振舞わないようにしてるんだ)
They only hit until you cry and after that you don't ask why
(あの人たちは、僕を泣くまで殴って その訳を聞くなって言うんだ)

you just don't argue anymore(3times)
(それ以上言うなって)

Yes I think I'm okey I walked door again
(うん、僕は大丈夫だと思う。またうちに帰るよ)
Well,if you ask that's what I'll say and it's not your business anyway
(もし君が何が起こったのか尋ねたとしても、言っておくけど、それは君には関係ないことだから)
I guess I'd like to be alone with nothing broken,nothing thrown
(何も壊されなくて、何も投げつけられないところで、僕は一人で居たいんだ)
Just don't ask me how I am(3times)
(だから、僕がどうなったか聞かないで)

************************

少し後になって、CDを買ってこの歌詞をみて
「え、こんな事歌ってたんだ!」って思いました。

メッセージ性の強い曲って本当に難しいと思うんです。
特に、社会問題や平和のことについてとか。
それは押し付けがましくなるし、中途半端な表現力では説得力がないから。
自分の能力以上に背伸びしたことを書くと、たちまち情けないもになる感じがします。
(アマチュアの曲とかで、そういった曲は本当に枚挙に暇が無いと思う。
こういう曲をやっていい人といけない人がいるような気が本当にします。
多分僕は後者だと思う・・・)

でもこの曲は、「・・・であるべきだ」みたいな作者の主観が
詞の中に入ってなくて、あからさまに暗い感じの曲でも無い。
どちらかというと、爽やかに聞こえる曲。
それを綺麗なんだけど少し暗い影があるようなスザンヌ・ヴェガさんの声
で歌われると、凄く悲しい感じがします。
(彼女の住んでるニューヨークという土地柄もあるのかもしれないけど)

それにしても、これは20年も前の曲なんです!
当時はきっと遠い外国での社会問題と思われていた
ドメスティック・バイオレンスが、今は普通に起こり得ると考えると、
なんとも言えない気持ちになります。

僕は社会問題については無知なので、あまり言うべきでは無いと思いますが、
貧困で生きることに精一杯の時代にはこんな事起こらなかったと思うんですよね。

なんか少しでも未来が明るくなるような曲が書けるようになりたいなあ・・・

とりとめの無い話すみません。ではまた。
コメント (2)
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