めけめけ様の日々雑感

胴体力関係は、「N氏式胴体力」カテゴリ。

股関節の捉えとは

2005年07月24日 | 日記・雑感
股関節の捉えとはなんだろうか。
今の私の稚拙な感覚から言うと、
地面に足をついたときの反力が股関節付近に感じられる状態である。
反力ってなんじゃいという方は、手を壁について押して欲しい。
手首や肘に押し返されるような感覚が出るだろう。
それを反力と定義しておく。

さらに、言葉を変えると股関節の捉えは股関節に胴体の重さが乗った状態である。
こう考えると、股関節に重さがまったく乗らない人はあまりいないが、100%股関節に乗っている人もそういないことが理解されるだろう。
つまり、股関節の捉えとは「ある」「ない」というものではなく
「強い」「弱い」・「鋭い」「鈍い」・「深い」「浅い」
というくくりで理解すべきものだ。
(便宜的に捉えがある程度以上に「強い」人を「(捉えが)ある」、「弱い」人を「ない」と表現することはある)

そして、誰にでも出来る正しい立ち方によって、股関節の捉えはその人にとって最高に強くなると考えられる。

強い捉えをつくって意識的に行動することで、身体は解放され、動きがよくなるが、捉えをつくらないで弱くして動いてしまうと、身体に緊張が起こり、動きが悪くなる。その積み重ねが、今の体の動きとなるのだ。私の身体が数年前より胴体力的に衰えたのも、捉えを意識的につくらなくなってしまい、捉えが弱くなり、その生活を数年続けたからだろう。

だからこそ、前傾して拇指丘に体重を乗せ、おなかをへこませ、胸を引き上げる「誰にでも出来る正しい立ち方」によって捉えを強くして普段から歩くべきだと思う。

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