銀の砂時計

Elegant~美しい旋律に調和する良質な風景・生活空間を求めて

「かんかん」?「かん」?って、「缶」なのですが

2009-07-21 00:16:38 | こ・と・ば
ここ数日、このブログではラジオの話題が続いていますので、ついでにもう一つ。

先週だったと思うのですが、文化放送「たまなび」の中で玉ちゃんが
「お菓子が入った<かんかん>があって・・・」
みたいな話をしていました。どうやらスタジオにお菓子の入れ物があるようなのですが、「かんかん」という言葉に関して、すぐに「かん」という言葉に直していました。漢字で書くと、「缶」ですね。玉ちゃんの話では「かんかん」というのは関西弁らしいのです。

???

実は、わたしはこの瞬間まで「かんかん」と言うのが普通だと思っていました。子供の頃からずっと「かんかん」と言ってきましたから。お菓子が入った缶や特にお煎餅が入っているような缶は、「かんかん」と呼ばないと気持ちが落ち着きません。それがどうやら「標準」ではないらしい・・・

翌日、「かんかん」を持って、試しに周囲の人たちに聞いてみました。
「これって、何て言う?」

皆さんの答えは
「<かん>でしょ?当たり前じゃん」
とのこと。

ありゃりゃ~?
そうなの??
(T.T)

わたしの認識は見事に打ち砕かれました。少なくともわたしの周囲では「かんかん」とは表現しないみたいですね。

そういえば・・・
以前、「かんかん、取って」と言ったとき、笑われた記憶が何度かありますねえ。その時は理由が理解できませんでしたが、おそらく「缶」を「かんかん」と表現しないからなのでしょう。今になって、納得ですよ。


***
土曜日の夜、大阪の友人から電話が来ました。丁度良いので、それとなく話を振ると・・・
「かんかん」
と返事が返ってきました。
(^^)

うむむ~
単なる「缶」だけど、言葉は奥が深いです。